回転寿司店で、他の客が頼んだ寿司の皿に“勝手にわさびを載せる”などの迷惑行為を撮影した「不適切動画」がネット上に拡散し、批判が殺到しています。回転寿司チェーン「はま寿司」は、許されざる行為として、警察に被害届を出すことを明かしました。「犯罪」にもなり得る悪質行為について、元大阪地検検事の亀井正貴弁護士が解説します。 1月上旬、「はま寿司」の社員が「不適切動画」の拡散を確認しました。そのうちの一つは、他人が注文した寿司に“勝手にわさびを載せる”動画で、スプーンのようなものを握った人物が、流れてくる寿司にわさびを載せる様子が映されていました。この動画に関わった人物から謝罪の申し出がありましたが、「はま寿司」は受け入れず、警察に被害届を出す方針です。 もう一つの動画は、“流れてくる寿司を1貫だけ食べる”もので、「おいしそうだったのでたべちゃいました」「人の注文」などの文字が載っていました。この動