カンボジアの下院(定数125、任期5年)総選挙が7月23日、実施された。最有力野党が事前に排除され、フン・セン首相(70)率いる与党・人民党が圧勝する情勢だ。やはり最大野党を解党させて全議席を獲得した5年前の前回総選挙に続き、下院を独占する可能性がある。 【写真】政府から事業資格を停止された独立系メディアのディレクター。首相の長男の疑惑を報じた後だったという ロイター通信によると、フン・セン氏は23日夕、「地滑り的勝利を収めた」と人民党の勝利を宣言。投票率は前回の83%を上回る84%に達したと主張した。 フン・セン氏は首相職の長男への世襲を目指しており、今回の選挙には、権力継承の「信任投票」の意味合いもある。全議席獲得となれば、「一党独裁」体制が長期化することになる。 首都プノンペンや近郊の投票所には、朝早くから長い列ができた。フン・セン氏と長男で陸軍司令官だったフン・マネット氏(45)が
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