看護師による入院患者への暴行事件が起きた東京 八王子市の精神科病院「滝山病院」について、第三者委員会が調査報告書を公表し、虐待が早期に発覚せず、改善されなかった原因として、事前通知をしたうえで行う行政の検査の不備を指摘しました。 東京 八王子市の精神科病院「滝山病院」ではことし2月、入院患者への暴行事件が発覚し、これまでに看護師ら5人が略式起訴されていて、都はことし4月、病院に改善命令を出しました。 これを受け、弁護士でつくる第三者委員会が職員や患者、それに患者の家族などを対象に調査を行い、18日結果を公表しました。 それによりますと、略式起訴された5人のほかに看護師2人が、患者の首を絞めたり、頭をたたいたりするなどの暴行を行っていたことが認められたということです。 また、 ▽医師の指示のない違法な身体拘束が日常的に行われていたほか、 ▽入浴前の患者を裸に近い状態で廊下を歩かせるなどの不適
宝塚歌劇団の宙組に所属していた25歳の劇団員は、入団7年目のことし9月、兵庫県宝塚市で死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。 これを受けて、宝塚歌劇団は10月、外部の弁護士による調査チームを設置し、宙組に所属する劇団員ら60人以上から聞き取りを行うなどして調査を進め、14日、宝塚市内のホテルで記者会見を開いて報告書の内容を公表しました。 木場健之 理事長は会見の冒頭で「ご遺族に謹んで哀悼の意を表するとともに、大切なご家族を守れなかったことを深くおわびします。ご遺族には誠心誠意対応していきます」と述べました。 報告書では、調査の結果、亡くなった劇団員に対するいじめやハラスメントは確認できなかったとしています。 一方、稽古や新人公演のまとめ役としての役割を担う中で長時間にわたる活動があった上、上級生からの指導もあり、強い心理的負荷がかかっていた可能性は否定できないとしています。 その
山梨・昭和町周辺で、足のない猫が相次いで発見されている。いずれも、狩猟用のわな「トラバサミ」を使った卑劣な犯行の可能性があるとみられている。 【画像】足を負傷した猫…「トラバサミ」のような危険なわなで負傷か 「トラバサミ」で負傷か片足のない猫は10月中旬に住宅地周辺で発見され、保護されたという。発見された猫を保護している団体のもとには、足をなくした猫が2匹いた。 NPO(民間非営利団体)法人 ねことも・やまなしの益田陽子代表理事は、「猫たちを無差別に痛めつける行為、本当に悔しいですね。猫は本当によく頑張ったと思います。ダメですね、怒りが出てくる」と話す。 昭和町周辺ではこの1年半の間に、7匹の猫が足をなくすなどの被害に遭っているという。いずれも「トラバサミ」のような危険なわなで負傷した可能性があるという。 トラバサミは、わなの中央部に重さがかかると、ばねにより鋭い刃が閉じ、足を挟み込む仕組
逮捕されたきょうだい4人の説明は「東西南北、それぞれ違う方向を向いている」──捜査関係者はそう語っているという。6月22日、兵庫県警は母親の穂坂由美子さん(57才)に対する監禁・傷害容疑で、長女の沙喜容疑者(34才)、次男の大地容疑者(32才)、双子で次女の朝美容疑者(30才)と三女の朝華容疑者(30才)を逮捕した。 【写真】事件当日、スーツケースを運ぶきょうだい4人。なぜか厚着をしている 「由美子さんは今年3月頃から、自宅の押し入れに外から鍵をかけられて断続的に監禁され、鉄パイプで殴打もされたそうです。足が悪く、車椅子だったにもかかわらず、4人の外出中に自宅から抜け出し、6月20日に自宅から10kmほど離れたところで警察に保護され、事件が発覚しました」(社会部記者) 由美子さんに事情を聞く過程で、穂坂家で暮らしていたもう1人の存在が明らかになった。沙喜容疑者の一人息子・修くん(享年6)だ
「滝山病院事件は、単なる精神科病院の患者虐待事件ではなく、医療・福祉行政が絡んだ構造的な問題がある」と指摘し、「私自身も、同病院がなくなっては困る医療・福祉システムの片棒を担いでいる」と吐露する斎藤正彦さん=沢田石洋史撮影 精神科病院のスキャンダル 日本放送協会(NHK)の「NHKニュース7」は2月15日、東京都八王子市にある精神科病院「滝山病院」で、患者への暴力の疑いにより複数の看護師が警視庁の捜索を受け、そのうち1人が逮捕されたと報じました。 続いて同月25日にNHK教育テレビジョン(Eテレ)で放送されたのが、ETV特集「ルポ 死亡退院~精神医療・闇の実態」です。このドキュメンタリーには、滝山病院の看護師が患者さんを罵倒したり威嚇したりする様子や、患者さんの人権をないがしろにした院長や看護部長の会話を記録した動画が含まれていました。 映像を見る限り、逮捕された一看護師の非行とは思えず、
“里親ビジネス”の被害者なのか、元々心に深い闇を抱えていたのか――。離島留学制度の先進的な取り組みをしてきた長崎県の壱岐島で、茨城県出身の「留学生」が失踪の末に遺体で見つかった。発見時の状況などから事件性はないとみられるが、里親の「虐待疑惑」を巡ってメディア同士が報道で応酬を繰り広げるなど、周囲は騒然としている。渦中の里親は集英社オンラインの電話取材に応じ、150分にわたって激白した。留学制度の功罪を含めて、検証の扉を開く。 【画像】ラケットを持つ椎名隼都さん 里親について各メディアが報道で応酬壱岐島の南西約4キロに位置する「原島(はるしま)」の海岸で3月20日、壱岐高校2年の椎名隼都さん(17)が遺体で見つかった。 椎名さんは長崎県の離島留学制度を使って里親の元で生活していたが、同月1日に行方がわからなくなり、17日から公開捜査をしていた。死後2週間以上とみられ、県警で死因を調査している
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2021年9月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2021年9月) 出典検索?: "朝倉病院事件" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 朝倉病院事件(あさくらびょういんじけん)は、かつて埼玉県庄和町(現在の春日部市)に存在した病院で行われていた医療事件。入院患者への身体拘束や非人道的な行為などが長年行われていた。2001年に元職員の告発により明らかになった。 病院について[編集] 開院当初の名は「朝倉記念埼玉病院」(その後、「朝倉病院」→「南埼病院」(なんさいびょういん)→「朝倉病院」に名称変更)。精工舎南桜井工場(後にリ
入院患者への暴行の疑いで看護師が逮捕された東京・八王子市の精神科の病院について、患者を支援している弁護士が17日記者会見を開き、「院内での映像や音声から少なくとも10人以上の職員が暴行や暴言などの虐待行為を行っていた可能性がある」として、実態の解明を訴えました。 東京・八王子市にある精神科の病院「滝山病院」は、入院患者を殴ったとして看護師が暴行の疑いで逮捕され、この看護師を含む4人がそれぞれ別の患者の頭を殴るなどの暴行を加えた疑いがあるとして15日、警視庁の捜索を受けています。 17日は患者を支援している相原啓介弁護士が東京都庁で記者会見を開き、「院内で記録された映像や音声などを分析したところ少なくとも10人以上の職員が暴行や暴言などの虐待行為を行った可能性がある」と指摘しました。 みずからも10人の患者から相談を受け、被害にあった患者は20人前後にのぼる可能性があるとして「数人の職員が偶
静岡県裾野市の私立「さくら保育園」で園児を虐待したとして、暴行容疑で保育士3人=退職=が逮捕された事件で、同市の村田悠市長は5日、問題を把握しながら市長への報告を怠ったとして、健康福祉部長と子育て支援監、こども未来課長の幹部3人を懲戒処分にする方針を示した。部長は更迭する。 さくら保育園の保護者 6月ごろから娘が「保育園に行きたくない」と駄々、「今思えば、虐待を目の当たりにしたのかもしれない」 事件を巡っては、園から報告を受けながら3カ月以上にわたり問題の公表を見送り続けた市の対応に批判が集まっていた。監督責任を問い、市長給与を2カ月間、副市長給与を1カ月間それぞれ全額カットする。 市は8月に事態を把握したが11月30日まで問題を公表せず、村田市長への報告は同28日だった。
静岡県裾野市の私立「さくら保育園」で園児の足をつかんで宙づりにしたなどとして、暴行容疑で保育士3人=退職=が逮捕された事件で、3人による虐待行為が園内でたびたび目撃されていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。園内に虐待行為を捉えた防犯カメラはなく、県警は同僚保育士らの目撃証言に基づき逮捕容疑や被害園児を特定。保護者に説明した上で被害を申告させた。県警は5日、3人を送検した。 一方、同市は5日、犯人隠避容疑で桜井利彦園長を刑事告発した。村田悠(はるかぜ)市長が明らかにした。3人による虐待行為を口外しないよう約束させる誓約書を全ての保育士に書かせたり、保護者への公表を故意に遅らせたりした疑いがあるとしている。
福岡県中間市で3歳の息子に虐待を繰り返し死亡させたとして傷害致死の罪などに問われている元夫婦の初公判で、元妻は起訴内容の一部を否認しました。 起訴状などによりますと、末益愛翔ちゃん(当時3)は2020年8月、中間市の自宅で両親の末益涼雅被告(24)と歩被告(23)から虐待を受けて死亡したとされ、2人は傷害致死などの罪に問われています。 10月14日に福岡地裁小倉支部で開かれた初公判で、涼雅被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、歩被告は「共謀していない」と一部否認しました。 検察側は法廷で、当時、2人がやりとりしていた「LINEの内容」を明らかにしました。 ◆歩被告 「ももちゃん(ペットのフェレット)の砂食わせてみた」 「おいしくないってさ」 ◆歩被告 「うごききらんのか いたいみたい」 ◆涼雅被告 「でしょーね」 「思いしれてね」 ◆歩被告 「アバラのとこ蹴ったら吹っ飛んだ笑」 さら
3日午後、高松市の路上に止めた車の後部座席で6歳と3歳の姉妹が熱中症の疑いで死亡しました。 警察は、26歳の母親が2人を前日の夜から車内に放置して死なせたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで4日午前、逮捕しました。母親は黙秘しています。 逮捕されたのは、高松市川島東町の無職、竹内麻理亜容疑者(26)です。 警察によりますと、竹内容疑者は2日午後9時ごろから3日午後0時40分ごろの少なくとも数時間、高松市の駐車場に止めた車の後部座席に長女の真友理ちゃん(6)と次女の友理恵ちゃん(3)を置き去りにし、熱中症の疑いで死なせた疑いです。 竹内容疑者は「車内で2人がぐったりしている」と3日午後0時40分ごろ、119番通報しました。警察の調べに対し、黙秘しているということです。 警察は、防犯カメラの映像や聞き込みなどから竹内容疑者が2日夜から3日未明にかけて、市内の飲食店数軒にいたことを特定し、4日午前
東京・大田区のマンションで3歳の長女・稀華(のあ)ちゃんを放置し死亡させたとして、母親である元居酒屋店店員・梯沙希(かけはしさき・24)容疑者が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された事件。梯容疑者自身も幼少期に両親から虐待を受けていたことが、「文春オンライン」の取材でわかった。 「室内はごみ屋敷のようだった」 梯容疑者は2016年に稀華ちゃんを出産後、当時交際していた自動車関係で働く男性と入籍するもすぐに離婚。それ以降は居酒屋で働きながらシングルマザーとして稀華ちゃんを育てていたが、梯に子供がいることはごく限られた人間しか知らなかったようだ。稀華ちゃんが亡くなったとき、梯容疑者は知人男性と会うために6月5日から13日にかけ、鹿児島に滞在していたという。 「身体的虐待があったかはいまだ不明だが、放置は常態化していた。梯容疑者は事件以前にも稀華ちゃんを置き去りにして家を留守にすることが多く、事件
ガートルード・バニシェフスキー (アメリカ) 【1929~1990】 ガートルード・バニシェフスキーは、アメリカ・インディアナ州にヒューとモリー夫妻の6人兄弟の3番目として生まれた。 1940年、ガートルードの父親が心筋梗塞で急死する。 5年後の1945年、ガートルードは16歳で学校を中退し、18歳の保安官助手であったジョン・バニシェフスキーと結婚し、4人の子供をもうけた。 しかし、夫は癇癪持ちであった為、10年も経たずに離婚する。 その後、ガートルードはすぐにエドワード・ガスリーと再婚し、さらに2人の子供をもうけたが1963年に再び離婚した。 更に、ガートルード34歳の時、23歳のデニス・リー・ライトと同棲するが、ライトはDVに走ったうえ、息子が生まれた後、ライトはガートルードを捨てて失踪してしまった。 インディアナ州の新聞であるインディアナポリス・スター誌の報道によれば、事件当時のガー
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