参院徳島・高知選挙区補欠選挙は22日投開票され、無所属元職で元立憲民主党衆院議員の広田一さん(55)が、自民党新人で元高知県議の西内健さん(56)=公明推薦=に圧勝し、自民が独占してきた合区の議席を奪取した。物価高や防衛力強化、少子化対策など国政課題が山積する中、両県民は「政治の信頼を取り戻す」とした広田さんを選んだ。4度目の合区選挙で両県の投票率は、ともに過去最低となった。(参院補選取材班) …
参議院徳島高知選挙区の補欠選挙は、開票が終了しました。 ▽広田一 無所属・元 当選 23万3250票 ▽西内健 自民・新 14万2036票 無所属の元参議院議員で立憲民主党と共産党、それに国民民主党や社民党の地方組織が支援した広田氏が、自民党の新人で公明党が推薦した西内氏を抑え3回目の当選を果たしました。 広田氏は高知県土佐清水市出身の55歳。これまで参議院議員を2期、衆議院議員を1期務めました。選挙戦で広田氏は、元議員としての実績や経験をアピールするとともに ▽ガソリン税の減税といった物価高騰対策や ▽児童手当の拡充など子育て支援の充実を訴えました。 その結果、支援を受けた各党の支持層を固めるとともに、いわゆる無党派層からも幅広く支持を集めました。
第2次岸田再改造内閣の発足後初めての国政選挙となった衆院長崎4区と参院徳島・高知選挙区の補欠選挙が22日、投開票された。 いずれも与野党一騎打ちの構図で、長崎4区は自民党が制し、徳島・高知選挙区は野党系無所属候補が勝利した。自民は選挙前の2議席を守れず1勝1敗。岸田文雄首相(党総裁)には痛手だ。 首相は23日から臨時国会での与野党論戦に臨み、経済対策などを訴える。ただ、目標としていた補選全勝を逃したことで、与党内で取り沙汰されている年内の衆院解散は困難との見方が広がりそうだ。 自民の茂木敏充幹事長は党本部で記者団に「厳しい選挙戦だったのは間違いない。結果を謙虚に受け止め、国会の本格的な論戦に緊張感を持って臨みたい」と表明。立憲民主党の大串博志選対委員長は「岸田政権の政権運営にノーという厳しい声を突き付けることができた」と語った。 2補選では物価高騰への対応に加え、3年目に入った首相の政権運
3月23日に火蓋が切って落とされた徳島県知事選(4月9日投開票)。早くも後藤田正純・前衆院議員の「優勢」が伝えられ、地元はちょっとした騒ぎになっているという。日に日に当選が色濃くなる“後藤田フィーバー”の裏側にある、意外な理由とは。 【写真】「2人ともまだ初々しかった」 妻・水野真紀と並ぶハチマキ姿の後藤田氏 *** 徳島知事選には4人が立候補するが、自民党系が「3分裂」する異例の展開となっている。自民県連から推薦を得て6選を目指す現職の飯泉嘉門氏(62)、自民党前参院議員の三木亨氏(55)。そして無所属新人で立候補した自民前衆院議員の後藤田正純氏(53)による“保守・三つ巴”の構図だ。 自民党関係者が話す。 「3月中旬に行われた党内調査で、後藤田32ポイント、飯泉26.7ポイント、三木22.4ポイントと、後藤田が頭一つ抜けた結果になった。選挙戦が始まってからも勢いは衰えず、“後藤田当選”
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