「選抜高校野球・1回戦、山梨学院3-1東北」(18日、甲子園球場) 12年ぶり出場の東北は最後の粘りが通じず初戦敗退した。 【写真】戻ってきたマスクなしの応援 チアもチームメートもアルプスで熱烈応援 佐藤響主将(3年)は「あっという間に時間は過ぎた。自分たちの力が出せなかったが、試合を楽しむことはできた」と振り返った。 初回に相手の失策で一塁に走者が出た際、チームで“ペッパーミル・パフォーマンス”をしようとしたが、塁審に制止されたためにやめた。佐藤響は「試合前、楽しい雰囲気でできるように『やろうか』と話していたが、塁審の方に止められて。野球にはフェアプレー精神があるので。でも僕たちは相手を侮辱しているわけでなくて楽しんでいる姿というのはやりたかった」と振り返った。 それでも「ルールがある以上、自分たちもそれに沿ってやる。もっと違う形で楽しむことはできるのかなと。注意を受けてベンチもちょっと
<センバツ高校野球:山梨学院3-1東北>◇18日◇1回戦 東北の佐藤洋監督(60)が、試合後、高野連のあり方について、問題提起した。山梨学院との初回、金子和志内野手(3年)が遊失で出塁。一塁ベース上で、ペッパーミル・パフォーマンスを行ったところ、このイニングが終わると一塁塁審がベンチに駆け寄り「パフォーマンスはダメです」と注意されたという。 【写真】1回表、ペッパーミル・パフォーマンスで盛り上がるベンチの東北ナイン 佐藤監督は「なぜ、子どもたちが楽しんでいる野球を、大人が止めるのか。日本中が今盛り上がっているのに。もう少し、子どもたちが野球を楽しむ方にいかなければ。高校野球を考えていって欲しい」と話した。選手たちはベンチで「やっぱり言われました~」と笑い飛ばしていたという。 佐藤玲磨外野手(3年)は「ああいうパフォーマンスで盛り上がって楽しもう、と言っていた。自分も打ったらやろうと思ってい
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