自民党の細野豪志衆院議員(51)は29日、自身のツイッターを更新し、この日行われた自民党静岡県連大会後の総務会で、静岡5区の支部長として県連が党本部に上申する方針が決まったことを報告した。「最終決定は党本部の判断を待たなければなりませんが、大きな山を越えたと感じています」とつづった。支部長は次期衆院選の公認候補となる。 【写真】小池都知事に激励される細野豪志氏 静岡5区をめぐっては、2021年10月の衆院選で、自民系無所属の細野氏と自民党公認の吉川赳氏が対決する「自民分裂」選挙となり、細野氏が圧勝。吉川氏は比例復活した。細野氏は衆院選後に自民党に入党が認められ、静岡5区を地盤とする自民党の国会議員が2人いる事態になり、「どちらが本流か」をめぐる争いが始まった。 しかし昨年6月、吉川氏が週刊誌の「パパ活疑惑」報道を受けて自民党を離党したため、支部長は空席となっていた。 細野氏は旧民主党政権の