前編(【侵攻2年】兵士に給料が全額支給されなくなっている…5年ぶりに来日した、ボグダンさんが語るウクライナの現状)からの続き。 【写真を見る】「うまい棒」や「貼るカイロ」 見慣れた日本製品が支援物資として戦場で活躍している ウクライナでボランティア活動を続けるボグダン・パルホメンコ 氏が5年ぶりに来日し、夢を語った。とはいえ、ロシアの侵攻が続くウクライナには問題も山積しているという。【前後編の後編】 *** ――日本の民間からの支援物資は、いまも届いているのだろうか。 ボグダン:毎週、届いています。いまはポーランドとの国境が封鎖されているので、なかなか郵便が届きにくくはなっていますが。 ――以前のインタビューでは、日本から届いたインスタント食品や使い捨てカイロが助かるとおっしゃっていた。 ボグダン:この間も日清のカップラーメンが1箱届きましたし、みんな大好きですよ。最初に日本の使い捨てカイ