北日本から西日本にかけて広い範囲で黄砂が観測されています。毎年やってくる黄砂のニュースにため息をつく人も多いはず。でも、黄砂ってそもそも何なのでしょうか?実は、黄砂自体はそんなに悪い砂ではないといいます。知っているようで知らない黄砂について、TBSウェザーセンター片山由紀子 気象予報士 に聞きました。 ■もともとは“ただの砂” 舞い上がって汚染物質が付着 ーーずばり、黄砂って何なのでしょうか? もともとは、中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などの“細かい砂”です。これが偏西風にのって飛んできたものを「黄砂」といいます。 ーー遠くからはるばるやってくる、招かざる客なわけですね。 実は黄砂は、はじめは「ただの砂」なんです。それだけで害があるわけではないのです。ただ、舞い上がって飛来する過程で、汚染物質などが付着していくため、健康被害などの面で近年話題になっているんです。 ーー
11日の東京は、暖かいというより暑い一日となりました。東京・銀座を歩いている人も半袖姿の人がいました。東京の最高気温は25℃。今年2度目の夏日となりました。 11日は日本海側を中心に気温が上がり、全国で一番気温が高かったのは、富山県魚津で28.1℃。全国の102の地点で25℃以上の夏日となりました。 【全国の天気】 12日の日本列島は雨と黄砂に見舞われそうです。雨雲の予想を見ると、寒冷前線の雲が日本列島を通過していくでしょう。日本海側も太平洋側も一時雨が降り、雷を伴って雨脚の強まるところもありそうです。 また、雨だけではなく、風も強まります。予想される最大瞬間風速は、北海道の日本海側で30から35メートルです。暴風に警戒し、高波にご注意ください。 そして、この雨雲が抜けた後、今度は黄砂がやってきます。12日の昼頃には日本海側に黄砂が飛来して、夜には日本列島のほぼ全域が黄砂に覆われそうです。
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