岸田文雄首相は26日、事務所費問題などが指摘される秋葉賢也復興相(60)=自民党茂木派=を交代させる方針を固め、党幹部に伝えた。27日にも正式決定する。 【写真】麻生氏も…政治家の失言・問題発言を振り返る 秋葉氏が交代すれば、岸田政権で不祥事による閣僚辞任は4人目となる。 秋葉氏は8月の内閣改造で初入閣した。先の臨時国会では、関連する政治団体が事務所の賃料として母親や妻に約1500万円を支払った件や、選挙運動の報酬を秘書に支払った問題、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点などが相次ぎ明らかになり、野党が激しく追及していた。 来年1月下旬からの通常国会でも、野党から秋葉氏の更迭要求が強まることは必至で、与党内から審議への影響を懸念する声が出ていた。 岸田政権では、旧統一教会との接点が次々と判明した山際大志郎経済再生担当相(当時)=麻生派=が10月に、死刑制度を巡る失言をした葉梨康弘法相
政府・与党内で22日、公職選挙法違反疑惑などが指摘されている秋葉復興相の交代論が浮上した。岸田首相は早ければ年内に人事を行うことも視野に入れ、与党との調整を進める構えだ。 【写真】秋葉賢也・復興相のプロフィル 秋葉氏は自民党茂木派所属の当選7回で、今年8月の内閣改造で初入閣した。先の臨時国会では、昨年の衆院選で秘書2人に違法な報酬を支払ったとされる疑惑や、自身が代表を務める政党支部が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体に会費を支出したことなどを巡り、野党から激しい追及を受けた。 公選法違反疑惑を巡り、秋葉氏は違法性を否定し、自らの進退に関しては「引き続き、丁寧に説明責任を果たしていきたい」と続投する考えを表明した。首相も「復興相としての職務とあわせ、国会への説明責任を果たすことは大事な職責だ」と述べていた。
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