広島は5日、国内FA権を行使してオリックスへ移籍した西川龍馬外野手(29)の人的補償として、日高暖己投手(19)を獲得したと発表した。 【写真】希望に満ち溢れたオリックス新入団会見 日高の目もキラキラ輝いてる 仕事はじめとなった前日、鈴木清明球団本部長が報道陣に対応。金銭補償の選択肢も含めて「できれば5日には、はっきりさせたい」と話していた。 日高は富島高から22年ドラフト5位でオリックス入り。183センチから繰り出す直球が魅力で、今季はファームで12試合に登板して防御率3・15だった。オリックスには在籍1年で、新天地へ移籍することになった。 日高のコメントは以下。「今回の話を聞いて、今はただびっくりしているというのが、率直な気持ちです。オリックス球団には、まだ何も貢献できていなかったのですが、いろいろな方々に優しくしていただいて感謝しかありません。チームは変わることになりましたが、やるこ
広島は5日、国内FA権を行使してオリックスに移籍した西川龍馬外野手の人的補償として19歳右腕の日高暖己投手を獲得したと発表した。宮崎・富島高から22年ドラフト5位で入団し、今季が2年目。オリックスでは、同じ宮崎の都城高から16年ドラフト4位の山本由伸(ドジャース)の系譜を継ぐ存在として期待されていた。 本格的に投手へ転向したのが高校2年秋で、高い潜在能力と伸びしろにも期待できる存在。183センチから直球を投げ下ろし、山本を参考にしているというテイクバックも特徴的。ルーキーイヤーの昨季は1軍登板なし。ウエスタンでは12登板で1勝1敗、防御率3・15という成績を残した。 西川の補償について、球団は金銭を含めて検討を進めてきた。鈴木球団本部長は、人的を選択する場合には「将来を見て考えるか、即戦力で考えるか、今のスタッフ(戦力)で考えるか。(新井監督を含めて)現場と意見交換しながら総合的に判断する
広島鈴木清明球団本部長(69)が11日、西川龍馬外野手がFAで移籍したオリックスから人的補償に関するプロテクト名簿が届いたことを明らかにした。 【表】広島の過去のFA人的補償選手一覧 「検討中。(人的補償を選択するのか、金銭補償を選択するのかは)まだ決めていない。個々を見て、将来を見て考えるか、今のスタッフで考えるのか。そういう考え方しかないかなと思う」。期限は40日以内とされているが、現場の意向も聞きながら検討を重ねていく。
広島からオリックスへの移籍が決まった西川龍馬外野手(28)が23日、マツダスタジアムで開催された「カープファン感謝デー2023」に参加。広島では最後のユニホーム姿を披露し、新井貴浩監督(46)の計らいで異例のスピーチを行った。 【写真】「カープに来て良かった」新井監督の計らいでスピーチをする広島・西川 「来シーズンはパ・リーグで優勝し、セ・リーグはカープが優勝し、日本シリーズで戦いたいと思います。それを目標にして頑張りたい。8年間本当にお世話になりました。カープに来てよかったです」 熱い言葉で締めくくると、スタンドから大きな拍手を浴びた。新井監督からは「寂しいけど頑張ってこいよ」とFA移籍する選手に対しては異例のエールを受けるなど温かく送り出してもらった。感謝の一日。午前中の選手のカラオケ大会では後輩の宇草が移籍先のオリックスの応援歌「SKY」を選曲して歌い、会場を盛り上げた。西川は広島で
去る22日、広島から国内FA権を行使した西川龍馬(28)の獲得を発表したのがオリックスだ。 トライアウトで改めてわかった育成選手の厳しさ…ドラフト出身の“平均寿命”は2.8年 福良GMは補強の理由について、「外野のポジションが決まらなかったことと、得点力を上げたかったことが大きい」という。なるほど先日の日本シリーズでは捕手の森が右翼を守ったし、2位のロッテに15.5ゲーム差をつけながら今季のチーム総得点508はリーグ3位だった。 オリックスはドラフトと育成を重視したチームづくりをしている。今年のドラフトが象徴的だったように、他球団が大学生や社会人に目を向けがちな中、素質ある高校生を指名して育成。その成果がリーグ3連覇につながった。 ■若手に絶対、無理をさせない そもそも育成上手な球団が、狙った選手をピンポイントで補強する。吉田正尚が抜けた昨オフは森友哉を4年18億円、今年は5年15億円超で
オリックスは22日、広島から国内FA権を行使していた西川龍馬外野手(28)を獲得すると発表した。契約金は最長で5年総額で15億円以上とみられる(金額は推定)。 【イラスト】西川龍馬の年俸は…FA宣言選手の補償ランク一覧 オリックスは西川がFA行使を宣言してから、最大限の誠意でアタックを続けてきた。西川が打者としての成長を求めてパ・リーグ移籍を模索していたこともあり、両者の思いが合致。熱意が実った形となった。 昨季FA権を取得した西川は、今季行使することを悩み抜いて決断した。「パ・リーグでやってみたい。野球人として幅を広げたい。もっと良くなるかもしれないし、悪くなっても、自分の実力不足。やらない後悔よりも、やってから後悔した方がいい」。愛着のある広島から好条件で引き留められたが、新たなリーグへ挑戦し自分の可能性を広げたいという思いが強かった。 今季、右脇腹痛による離脱はあったものの、2年ぶり
広島から国内FA権を行使した西川龍馬外野手がオリックス入りを決断、4年総額12億円以上の大型契約を結んだと伝えられている。 今季リーグ2位の打率を残し、走攻守に優れた好打者が常勝軍団に加わることが明らかになった。チームにとっても主砲・吉田正尚(現レッドソックス)が抜けた後、今季は頓宮裕真が首位打者に輝くなど新たな力が育っているものの、天才的なバットコントロールを持つとされる西川が加わることでまた一段と打線に厚みが増しそうだ。 また西川が新天地を求めた背景には、パ・リーグの野球に自分が通用するか試したかったと語っており、すでにセ・リーグではリーグ屈指の好打者として存在感を示していたが、プレーヤーとしてさらなる高みを目指す気持ちが大きな決断につながったようだ。 また、西川にとってチームには縁のある選手も多く在籍していることも大きい。名門・敦賀気比(福井)出身、投手陣では勝利の方程式の一員の山崎
広島から国内FA権を行使した西川龍馬外野手(28)がオリックス入りを決断したことが21日、分かった。16日に初交渉を行い、出来高も含めて、最大で5年総額15億円以上の大型契約を提示されたとみられる。オリックスから近日中に発表される。 【写真】金髪に変身!イケメンぶり際立つ西川 自由だった天才 リーグ3連覇を果たしたオリックスに大きな戦力が加わる。西川は天才的な打撃センスを誇り、プロ8年間で通算打率・299。オリックスは昨オフから熱心に調査を続けており、ついに念願がかなった。 西川はFA権行使を表明した会見で「パはメジャーっぽいというかパワー野球。真っすぐでどんどん勝負してくるイメージなので、僕の野球が通用するのか興味があった」と話していた。広島への愛着から熟考していたが、12月で29歳。野球人生の分岐点で大きな決断を下した。 小、中学時代は大阪市港区で過ごしており、地元球団のユニホームへ袖
広島から国内FA宣言した西川龍馬外野手(28)がオリックスに入団することが21日、分かった。4年総額12億円以上の条件で、この日までに契約合意。近日中に入団が発表される見通しだ。 【スタメン予想】オリックス来季の予想オーダー 天才打者が地元・大阪で新たなスタートを切ることが決まった。広島への愛着があったが「パ・リーグの野球に僕が通用するのか興味があった」とFA宣言。交渉が解禁された16日、オリックスが速攻アタックした。今季年俸1億2000万円からの大幅増と長期契約を提示。背番号も、西川にとって敦賀気比高(福井)の1年先輩にあたる吉田正尚(Rソックス)から受け継ぐ「7」を託していた。ソフトバンクも西川を調査していたが、野手のFA補強は西武・山川に一本化。オリックスと西川は相思相愛となっていた。 オリックスはリーグ3連覇を果たしたが、外野手で規定打席をクリアしたのは、中川圭1人。西川はレフトの
広島は14日、西川龍馬外野手(28)が国内FA権を行使することを発表した。 西川は今季、右脇腹負傷による離脱もあったが109試合に出場してリーグ2位の打率.305、9本塁打、56打点。国内FA権は昨季中に取得していたが、年俸1億2000万円(推定)で単年契約を結んでいた。 【関連】今季の主なFA権保有選手と宣言状況 SNS上では「パ・リーグでやってみたいという選手が現れる時代。問題は何処にいくのか?」「みんなホークスとかオリックスって言ってるけど、結局なんか巨人とか阪神とか行っちゃいそう」「ホークス来た方がいいよ」「オリックスが待ってるぞ」「打撃フォームが好きなのでロッテきてください」「寂しくなるけど新天地でも頑張れ!」などのコメントが寄せられた。
国内FA権を保有して去就が注目されていた広島の西川龍馬外野手が14日、権利を行使すると表明した。マツダスタジアムで取材に応じ、「挑戦したい思いを伝えさせてもらった」と心境を明かした。 【データ】西川龍馬の年俸、通算成績 トレーニングウェアで会見場に姿を見せた西川。事前に秋季キャンプが行われている宮崎・日南に足を運び、新井監督にも直接報告を済ませたという。 「『もちろん一緒にこの先もやりたい』と言われましたけど、そこもしっかり僕の気持ちも伝えて、しっかりお互い納得した形で話は終わりました」 決断にあたってチームメートには一切、相談することはしなかったという。 「基本的に、選手はなしにした。選手に相談したら、やっぱりいろいろ揺れるものがある。そこはなしにして、監督と常務(鈴木球団本部長)と面と向かって話をした。その他は家族ぐらい」 15日にFA宣言選手として公示され、16日から他球団との交渉が
広島・小園海斗内野手が14日、インスタグラムのストーリーズを更新。先輩の西川龍馬外野手が国内FA権を行使することが明らかになったことを受け、驚きの反応を示した。 【写真】国内FA権を行使してパ・リーグへの旅立ちを宣言した師匠・西川 小園にとって西川は師匠と言える存在で、2ショット写真を投稿。その打撃技術を吸収するためオフには自主トレも行った間柄だったが、「うん!聞いてない!」と、涙の顔文字を付けて心境を記した。 西川はこの日、会見も行い、広島の同僚には相談せず決断したことを明かしており、「挑戦したいという思いがあって(鈴木)常務と(新井)監督に伝えました。本格的に考え出したのはCSぐらいです。セ・リーグに行くことはない。セとパで野球が違うので興味があった」と語っている。
広島の西川龍馬外野手(28)が昨季取得したFA権を行使する意向を球団に伝えたことが13日、分かった。14日締め切りのFA申請期限を最大限に使って悩み抜いて決断。14日に発表される。広島との2日の残留交渉では、複数年契約などの条件が提示された。入団時から愛着がある球団からの好条件に、誠意を感じた。悩みはより深まったが、異なるリーグへの挑戦心が権利行使へと傾かせた。 【一覧】セ58選手 FA有資格選手動向 「パ・リーグでやってみたい。野球人として幅を広げたい。もっと良くなるかもしれないし、悪くなっても、自分の実力不足。やらない後悔よりも、やってから後悔した方がいい」 社会人の王子から15年ドラフト5位でプロの道に導いてくれた広島には感謝の思いが強い。3連覇を味わい、苦しいシーズンも過ごしたチームメートの絆も深い。だからこそ、相談すると心が揺れるため、チームメートには相談しなかった。交渉相手の鈴
広島・西川龍馬外野手(28)が、保有する国内フリーエージェント(FA)権の行使を決断したことが13日、分かった。球団には既に意思を伝えており、申請期間最終日となる14日に正式表明する。宣言後の残留可否については話し合われておらず、退団となる見込み。左の巧打者を巡ってはオリックス、ソフトバンクなどが興味を示しており、争奪戦になるのは確実だ。 【写真】15年12月、ドラフト5位で広島に入団した西川は63番を背にポーズ 西川はこの日午後、マツダスタジアムを訪れ、約2時間にわたって自主トレに汗を流した。帰途に就く際には「悩みました。今日は何も言えないです。明日話をするので、待っていてください」と話すにとどめたが、球団には既に権利行使の意思を伝えている。 敦賀気比から社会人野球の王子に進み、15年ドラフト5位で入団。巧打の内野手として1年目から開幕1軍を射止め、16~18年のリーグ3連覇に貢献した。
広島・西川龍馬外野手は13日、マツダスタジアムで自主トレを行い、取得している国内FA権の行使について「きょう話すことはありません。あすまで待ってください」とFA宣言期間の最終日に当たる14日に態度を表明する考えを明かした。 【写真】秋季練習では1人、外野のスタンドに座って練習を見つめていた西川 いつになく思いつめた表情 西川は昨年、国内FA権を取得したが、行使せずに残留していた。 今オフはソフトバンクやオリックスが獲得に向けた調査に乗り出すなど注目となっている。 西川は2015年ドラフト5位で広島に入団。通算821試合で通算打率・299、64本塁打、341打点。 今季は109試合に出場し、打率・305、9本塁打、56打点だった。
オリックスが国内FA権を持つ広島・西川龍馬外野手(28)の本格調査に乗り出すことが5日、分かった。今季、チームはリーグトップの打率2割5分、109本塁打だったが、外野のレギュラーで規定打席に到達したのは中川圭1人だけ。昨オフの森に続き、攻撃力強化へ左の好打者に狙いを定めた。 【データ】西川の成績、データ… 西川は昨年8月に権利を取得し、宣言せずに残留。今季は109試合でリーグ2位の打率3割5厘を記録した。昨季までオリックスの看板打者だった吉田正(Rソックス)の敦賀気比の1年後輩で、地元・大阪出身。ソフトバンクも熱心に獲得調査を進めている。 外国人ではソフトバンクとの1年契約が切れるロベルト・オスナ投手(28)の動向も注視している。現有の助っ人では育成出身で今季9本塁打のセデーニョが残留。コットン、ニックス、シュウィンデルは退団する見通しで、日本Sにも出場したワゲスパック、ゴンザレスの去就は
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