楽天は30日、公式サイトで「楽天イーグルスからファンの皆さまへ」と題した声明を発表。安楽智大投手(27)の若手選手へのパワーハラスメント(パワハラ)問題について謝罪し、今後相談窓口の設置など再発防止策を実施していくと発表した。 【写真】安楽のパワハラ報道に対する調査結果一覧 この日、森井誠之球団社長が会見を行い、報道されている疑惑について「ほぼ事実」とし、安楽をあす12月1日に公示される契約保留者名簿から外し自由契約とすると発表した。 公式サイトに発表した声明では「この度はファンの皆さま、そして関係するすべての皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけする事態となり、心より深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪。 「これまで球団として、選手が相談できる環境を十分につくれなかったことに関し、深く反省しております」とし、「今後、ハラスメントやそれに類する行為が起きないよう、相談窓口の設置をし、継続的
プロ野球楽天が安楽智大投手(27)のパワハラ疑惑で激震に見舞われている。年下の選手への平手打ちや暴言、果ては逆立ちさせて下半身を露出させるなど事実なら今の時代では明らかに「アウト」と言える行為が次々と明るみに出た。 【写真】安楽のインスタには、先輩“マー君”との笑顔の2ショット写真も そして一連の報道の中では、チームの顔である田中将大投手(35)の名前が出てきた。夕刊紙では安楽のパワハラを容認、助長させたように書かれ、スキャンダルにほぼ無縁だった「マー君」には不自然なほどに逆風が吹いている。 楽天球団は「安楽問題」が発覚した直後の11月25日の球団公式HPで、異例の声明を出した。冒頭で騒動を謝罪し、全容解明に努めるとした上で、最後に「一部選手の掲載もあり誤解を生むような報道もなされておりますが、SNS等での臆測による誹謗中傷はお控えいただくようお願い申し上げます」と結んだ。 大手紙の番記者
プロ野球楽天の安楽智大投手(27)によるハラスメント問題を巡り、楽天は30日、安楽を保留者名簿から外し、自由契約とすることを決めた。済美高(愛媛)時代には当事者ではなかったものの、所属する硬式野球部でのいじめ問題が発覚して1年間の対外試合禁止処分を経験したこともある。球界では過去にもパワハラや暴力行為で処分を受けたケースが繰り返されており、ハラスメントに対する意識の欠如が改めて浮き彫りになった。 【写真】メジャーから復帰した田中将大とよくつるんでいた安楽智大 安楽は済美高時代、2013年に行われた選抜大会で、2年生ながらエースとして準優勝を経験した。だが、14年9月、野球部内でいじめなどがあったとして、日本学生野球協会から1年間の対外試合禁止処分を受けた。当時の発表によると、2年生部員が1年生部員に対して「カメムシを食べるか、灯油を飲むか選べ」と強要。死んだカメムシを口の中に入れたという。
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