ジャーナリストの伊藤詩織さんが、SNSでの自身への中傷に「いいね」を繰り返したとして、自民党の杉田水脈衆院議員を訴えた裁判で、2月8日、杉田水脈議員の敗訴が確定した。 【画像】杉田水脈議員、着物登院で大はしゃぎ 「伊藤さんは、自身を中傷するツイート(現ポスト)に、杉田議員が“いいね“を繰り返したことで『精神的苦痛を受けた』として、杉田議員に220万円の損害賠償を求めて提訴。しかし、1審(東京地裁)では、“いいね”を押す行為は『悪くない』などの感情まで幅広く考えられるとして、訴えを棄却されていました。 ところが、2022年10月におこなわれた東京高裁での2審では、杉田議員が過去に伊藤さんを揶揄する発言をしていたことなどを踏まえ、『加害の意図をもって“いいね”を押した』と認め、逆転勝訴判決。杉田議員には55万円の賠償を命じる判決が命じられました。 杉田議員側は上告しましたが、2月8日付けで上告