パワーポイントの図形は種類が豊富で、上手に使いこなすと多彩な表現ができます。一方、下手に用いると野暮ったい資料になりがちで注意が必要です。本シリーズでは5回にわたり、図形活用のテクニックを解説します。 今回は、パワーポイント資料で図形を活用する際のルールを解説していきます。 資料を読み進めていく過程で、読み手はその資料での図形の使われ方を認識していきます。 そのため、図形の使われ方が不統一なパワーポイント資料は、一つ一つの図形の意味を解釈しにくく、読み手に混乱を与えやすい資料になってしまいます。 こうした事態を避けるために、図形の活用においても統一的なルールを定めておく必要があります。そして、そのルールは読み手が元々抱いているイメージに合わせて設定することが大切です。 図形の活用ルールを明確に定めておくと、作成時の手間を軽減することにも繋がりますので、ぜひこの機会にルールを整備してください