「彼は、銃で撃たれても、カメラを離さなかったんです」 そう話すミャンマー人の男性は、14年前、ミャンマーで命を落とした1人の日本人の姿を鮮明に覚えていました。あの時、故郷の現実を伝えようとしてくれたことに、心が震えたと言います。その日本人が、なぜ命がけでカメラを握り続けたのか、ずっと考えてきました。 (国際部 記者 栄久庵耕児)
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2010年07月05日00:00 カテゴリ社会・世界情勢メディア 犯罪報道はテレビニュースのふくらし粉 おととい(こちら)の補足です。犯罪一般も少年犯罪も、国際的に低いうえに減っているのに、なぜ私たちは治安が悪いと思い込んでいるのか、今、著作にテレビに大忙しの池上彰さんのご意見を、『日本がもし100人の村だったら』(こちら)のあとがき対談から引用します。 ************************** 池上彰「今の日本の姿で、ひとつ特徴的なのは犯罪が少ない、治安がいいということです」 池田香代子「ところが『体感治安』は悪くなって。『最近、なんだか物騒ね』なんて会話が出ます。こうした漠然とした不安が私たちにあるのはなぜなのだろうと思うのです」 池上「メディアの責任が大きいと思います。テレビでは、昔に比べてニュースの時間が増えています。するとニュースをたくさん集めなければいけない。しかし
こと博士の素顔があまりにも面白いので、弁護人である私の目から、事件を振り返ってつれづれなるままに書きつづってみる、壇弁護士の事務室のスピンアウトブログです。 公判準備を進めていく中で問題になったのは、弁護側の情報をいかに正しく伝えて行くかである。 マスコミの報道は、警察のリークを嬉々として掲載しているものや、なんちゃってIT評論家の知ったような話しばかりである。 消費者事件などではホームページを作成したりすることもある。今回はネットを通じての支援が大きかったのであるから、支援者のためにHPを作るべきなのだろう。 しかし、私はとても面倒くさがりである。 どうしたらいいのやらと思って町村先生のブログを眺めていた。 町村先生は捜査時に弁護側の情報の広報でブログを使わせてもらっていた。 それを見ながらつぶやいた。 「仕方ない。自分でブログをつくるか…」 「壇弁護士の事務室」なんて名前はその場の思い
NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」(4月5日放送)の番組内容に偏向・歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題で、番組制作の中心となった番組プロデューサーらが、出演した台湾人らを現地に訪ね、抗議を取り下げるよう持ちかけたり、不問に付す文書にサインするよう求めていたことが5日、分かった。NHKはこの時点で、ホームページ(HP)上などで、番組制作や内容には問題はなく、「台湾人出演者からの抗議などはない」と視聴者向けに説明しており、こうした姿勢が台湾人らの不信感に拍車を掛けている面もあるようだ。 何を取り上げ、何を報じなかったのか? 番組を検証 訪台したのは番組のチーフプロデューサーとディレクター。 関係者によれば、プロデューサーらは、東京地裁に国内の視聴者が集団訴訟を提起する直前の6月22日ごろ、番組に出演した台北一中の卒業生らに接触した。自宅な
未曾有の広告不況に襲われ、マスコミ業界を取り巻く経営環境が厳しさを増している。この不景気で企業が広告費を絞り込む「循環要因」。さらに、広告主が限られた予算を自社ホームページやウェブ広告に重点配分する「構造要因」が加わり、テレビを筆頭に新聞、雑誌の受ける経営ダメージは大きい。 大手マスコミでは企業経営の素人が重役陣を占め、台所事情はかつてないほど苦しい。とはいえ、「第4の権力」として免許制度や再販制度で保護されている業種である。この小さな国で数多くのネットワーク局や全国紙が共存し、依然として過当競争を演じている。 この構図は、大手銀行がひしめき合っていた昔日の金融界の姿と重なる。また、「現場」の思考回路も共通するように思う。つまり「顧客第一」とは決して考えず、本来の企業目的を忘れ、ただひたすら目先の収益拡大に邁進する。しかしその戦略の内実は、同業他社との「横並び」でしかない。 その結果、どん
首都圏救急医療崩壊 脳内出血で心肺停止ならほぼ絶望なのに「搬送受け入れ拒否」と昨年8月の事例を書き立てる朝日新聞 とうとう「東京大空襲」開始かマスコミ各社 まず、亡くなった方に合掌。 え〜 脳内出血 のおさらいをします。 1. 脳の内部で出血が起きて、その時点で出血した部位・その先の血液が供給されなくなった脳細胞はダメになり、出血が作った血腫によって押しつぶされた脳(脳ヘルニア)もダメになり、ダメになった部分は不可逆的で、元に戻ることはない 2. 脳内出血では、脳の深い部分(基底核・視床)に起きるのが8割、したがって生命維持に関わる部分がダメになることが大半 というのが、わたしの理解ですが、専門家の先生方、間違ってないでしょうか。 さて、この理解の元に、次の記事を読むと 脳内出血で心肺停止なら、生命維持を司る部分が出血でダメになった、ということだから、倒れてすぐ蘇生術を施していたとしても、
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