東浩紀(あずま・ひろき)/1971年、東京都生まれ。批評家・作家。株式会社ゲンロン代表。東京大学大学院博士課程修了。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。93年に批評家としてデ… 続きを読む
A:もちろんアナ自身である。アナのエルサへの真実の愛から出た行動が、アナのハートに刺さったエルサの呪いを解いたのだ。 酔っ払いオヤジが3人でクダを巻いて居酒屋談義をしてるよな記事を見た。私が見たのとはまったく違う「アナと雪の女王」が存在したんだろうかという感想をボクも持った。ツッコミたい部分は山のようにあるが、東浩紀氏の次の発言は目が点になった: 東:つまり、エルサの呪いでアナが凍って、エルサの愛でアナが溶けたんでしょ? 完全に自己完結だよね。 「アナと雪の女王」のクリストフはなぜ業者扱いなのか? 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀の3氏が男性視点で新解釈 | ハフポスト素直にそう見たんなら東氏の理解力に疑問符が付くし、話を盛り上げるための発言だとしたら(作者に対して)悪意ある「新解釈」としか思えない。記事そのものが釣りだし、デリダ、浅田の昔から思想家評論家は世間とずれたヘンテコなことをいうのが商売
東浩紀「ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2」は、とても親切な本であり、まずはそれに感心した。 前作となる「動物化するポストモダン」に限らず、これまで東浩紀の著作のやり方は、主張を固めるための検証作業がともすれば大雑把であるし、また、さほどに関連性が深いとは言えない事例を強引に繋ぎ合わせて一つの流れを意識させようとするものがあった。僕はこのやり方を批判するものではない。むしろ、あざやかに全体の論旨を生み出していくダイナミックさに感銘を受ける。 しかしもちろん、このような書き方は批評の言語としては今の日本で例の少ないものだから、読者は彼のやり方に違和感を感じるかもしれない。だが彼がなぜこれを選んでいるかということは、現在に至るまでの東浩紀の批評活動のルーツがすべて収められた「郵便的不安たち#」を読めば明確に分かるはずだ。ここでは簡単に触れるまでにしたいが、要するに彼の動機にはポ
2008年4月、思想誌『思想地図』がNHKブックスから創刊された。批評家の東浩紀と社会学者の北田暁大が編集を務める同誌は、3月刊行の5号をもって一度幕を閉じる。来年秋には東浩紀、宇野常寛、濱野智史ら5名の批評家陣による合同会社コンテクチュアズを版元に第2期の刊行を始める予定だ。彼らはゼロ年代をどう捉え、来たる10年代に備えているのか? ゼロ年代が終わりを告げようとしている2009年12月26日、11月に刊行された第4号「特集・想像力」をめぐり、東浩紀と宇野常寛によるトークショーが青山ブックセンター本店にて行われた。その模様をレポートする。 自分たちの好きなものに、普遍的なテーマを見出した(宇野) 東:突然だけど、どうだった? 『思想地図』4号を編集してみて。 宇野:大変だったけど、非常にいい本になってよかったです。東さんから「4号の編集を手伝ってくれない?」と言われたとき、まず「3号に負け
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma その大半は不毛なのだが、ひとつ「論争が始まるとブロックとか批評家として最低だろw」的なものがあったので、反論というか基本をひとつ。ぼくはここで無償でつぶやいています。ぼくと「論争」し、ぼくの時間を奪いたいのなら、ぼくにお金を払ってください。それならいくらでも仕事として相手しますw 2009-12-03 10:12:38 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma というか、そういうひとは基本が分かっていないのだけど、誌上の論争には出版者が原稿料を払っているし、シンポジウムには主催者が出演料を払っている。政治家はそもそも論争のために国に税金で雇われてるようなもの。みんな暇じゃないんだから、無料で「論争」などするわけがないのだ。 2009-12-03 10:14:50 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma フリー経済はけっこう
友人に教えてもらって下記のインタビューを見ました。なるほど、例の「プチ思想」記事はこの延長線上だったのですね。 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200909170300.html 別にここでぼくや『思想地図』が批判されているわけでもないので、反応するのもなんかブログ読者を喜ばすだけのような気がします。しかし、ここで言われていることと、最近ストレスを溜めていたあるできごとがあまりにフィットしたので、これを機会にひとつ一般的な反論を。 ■ 最近『思想地図』やぼくの仕事に対していろいろ風当たりが強いのですが、そのひとつのテンプレとして、「あの連中は社会学的な状況分析ばかりで、強度をもった作品論、作家論がない」というのがあります。 そしてこの批判に対するぼくの答えはきわめてシンプル。 ならばあなたがやればいい。 ■ たとえば佐々木さんは上記
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く