渋谷区幡ヶ谷にて診療中。六号通り診療所所長の石原が、医療問題から趣味のあれこれまで、やや赤裸々に綴ります。 こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日も診療所は通常通りの診療です。 昨日専門家(笑)の会議があって、 一時接種中止となっていたヒブワクチンと、 小児肺炎球菌ワクチンが、 早ければ4月1日より接種再開の運びになりました。 多くの「お医者様」は大喜びなのだと思いますので、 それは結構なことだと思います。 僕は現時点ではお母さんと相談の上、 2種以上の単価のワクチンを、 同時接種するかについては、 ケースバイケースで判断しようと考えています。 ヒブとプレベナーとの同時接種はしない方針ですが、 それが正しいと主張するつもりはありません。 接種後死亡事例の僕なりの分析については、 記事は書きかけてあるのですが、 今は何となくそんな話をする気分になれま
こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は水曜日で診療所は午前中で終わり、 午後は産業医の面談に廻る予定です。 朝から健診結果の整理などして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 先日ある方から次のようなご質問を受けました。 あるブログに次のような記載があったのだそうです。 チェルノブイリの原発事故の後に、 小児の甲状腺癌が著増した、 という話を反原発論者の人は盛んに言うけれど、 実は甲状腺癌と言うのは、 あっても特に健康には問題のない、 「癌もどき」のようなものが殆どで、 それを事故後検診で見付けるようになったので、 見掛け上増えただけで、 実際には別に増えてはいないのではないか、 と言うのです。 この指摘は本当でしょうか? この問題は結構単純に見えて奥が深いのです。 今日はその点について、 僕なりに考えてみたいと思います。 甲状腺には微小癌というものがあり
東京電力は30日、東電福島第一原子力発電所で作業していた男性社員2人が数百ミリシーベルトの放射線を浴びていた恐れがあると発表した。今回の作業で認められている被曝(ひばく)線量の上限250ミリシーベルトを超えた例はこれまでなかったが、この値を超えれば今後の作業はできなくなる。ただ急性症状が出る1千ミリシーベルトの被曝までには至らなそうだという。 東電によると、この2人は30代と40代の男性社員。今は原発を離れて作業に当たっていない。3月11日の地震発生時から5月下旬まで、3、4号機の中央制御室などでデータの確認作業などをしていた。地震直後には、マスクを付けていなかった。放射性ヨウ素が甲状腺に取り込まれるのを防ぐ安定ヨウ素剤を飲んだのは3月13日だった。 4月から5月にかけて、2人の全身を検査したところ、内部被曝の量が多い可能性が高いことが分かった。今月23日に体内の放射性物質の量を詳しく
東京電力福島第1原発の事故後、福島県外で働く同県出身の原発作業員から、通常ならめったにない内部被ばくが見つかるケースが相次いでいる。大半は事故後に福島県に立ち寄っており、水素爆発で飛散した放射性物質を吸い込むなどしたとみられる。周辺住民も同様に内部被ばくした可能性もあり、福島県内の一部自治体は独自に検査を検討している。【日下部聡、石川淳一、町田徳丈、袴田貴行、池田知広】 【懸命の作業続く】写真で見る 作業員が撮影した福島第1原発 ◇事故後立ち寄り…内部被ばく4766件 経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が16日の衆院予算委員会で明らかにしたデータによると、3月11日以降、福島第1原発を除いた全国の原子力施設で、作業員から内部被ばくが見つかったケースが4956件あり、うち4766件はその作業員が事故発生後に福島県内に立ち寄っていた。柿沢未途議員(みんなの党)の質問に答えた。
こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 昨日のジブリの特集はチラ見したのですが、 「ポニョ」は殆ど出しませんでした。 その辺は配慮を感じましたね。 ジブリの作品は基本的に男尊女卑ですよね。 表面的にそうでなさそうに見せたりもするけれど、 本質的に古い規範への郷愁みたいなものが、 あるのだと思います。 だから、概ね女性は嫌いな人が多くて、 それは当然のことなのだと思います。 それでは今日の話題です。 数学と化学は苦手だったので、 誤りがあればご指摘下さい。 僕の理解している範囲で、 ベクレルとシーベルトを、 放射性ヨード131に関して換算します。 原発から離れた場所の水道水から、 1000ベクレル程度の放射性ヨード131が、 検出された、との報道がありました。 この前まで放射線の量は、 シーベルトと言う単位
福島第一原子力発電所から大気中への 放射性核種(ヨウ素 131、セシウム 137)の放出総量の推定的試算値について 平成 23 年 4 月 12 日 原子力安全委員会 1.趣旨 (1)今回の福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質の量 を正確に推定することは、現段階ではまだ困難です。 (2)このような状況ではありますが、原子力安全委員会は、事故の全容を 把握する一環として、日本原子力研究開発機構の協力を得て、福島第一 原子力発電所から大気中に放出された特定の放射性核種の放出総量の推 定的試算を進めてきましたので、現段階でのその結果を公表します。 2.結果 (1)推定は、現在まで得られている環境モニタリング等のデータと大気拡 散計算から特定の核種について大気中への放出量を逆推定する手法で行 いました。 (2)その結果、ヨウ素 131 とセシウム 137 について、3
各専門家のコメントは、その時点の情報に基づいています。 SMCで扱うトピックには、科学的な論争が継続中の問題も含まれます。 新規データの発表や議論の推移によって、専門家の意見が変化することもありえます。 記事の引用は自由ですが、末尾の注意書きもご覧下さい。 Ver.1.3 (110321-13:22, Updated:110401-18:45) この記事はジャーナリスト向けのフリーソースです。東北関東大震災に際し、一般にも公開しています。 記事の引用・転載(二次使用)は自由ですが、末尾の注意書きもご覧下さい。 ※あくまでコメント時の状況に基づいています。ご注意下さい。 津田敏秀(つだ・としひで)教授 岡山大学大学院 環境学研究科(疫学、環境疫学、臨床疫学等) Q. 「内部被ばく」とは何ですか? 被爆には外部被曝と内部被曝の2種類があります。外部被曝は放射線源(放射性物質)が体の外にある時で
この表は都道府県等が発表した結果をまとめたものです。都道府県等の報道内容については、以下のHPをご覧下さい。 千葉県:http://www.pref.chiba.lg.jp/kensei/kouhou/houdou/ichiran/index.html#a01 神奈川県:http://www.pref.kanagawa.jp/prs/ 福島県:http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=D115C6FD3BFBF5C77C9D02C16B9BFAFDDISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23692 厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000y9sd.html 1
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