またも東電の隠蔽工作が明らかになりました。再稼働の審査が進む柏崎刈羽原発の免震重要棟の耐震性に問題があることを知りながら、3年もの間隠し続けてきたというのです。これを受け、メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは東電について「不都合な真実を隠蔽する官僚体質が抜けないまま」と厳しく批判、再稼働についてもますます視界不良になったと断言しています。 柏崎刈羽原発をめぐりまたも東電が隠ぺい工作 原子力規制委員会は、東電柏崎刈羽原発の再稼働についての審査を今年度中にも終える段取りで、東電からの聞き取りを進めていた。 ところが、詰めの段階のこの時期になって、どんでん返しが起きた。2月14日の規制委会合。大量の提出資料をもとに説明をしていた東電の担当者が、会合開始から1時間半を経たあたりで、危うく聞き流しそうになるほど淡々と重大な説明をはじめたのだ。 柏崎刈羽6号、7号炉の緊急時対策所