およそ1年半ぶりに党首討論が行われ、立憲民主党の枝野代表は、森友学園への国有地売却をめぐり、安倍総理大臣夫人の昭恵氏が夫人付きの職員を通じて働きかけを行っていたと追及しました。これに対し、安倍総理大臣は、国有地の貸し付けや売却への昭恵氏の関与を重ねて否定し、問題の本質は昭恵氏の関与ではないと強調しました。 このうち、立憲民主党の枝野代表は、森友学園への国有地売却をめぐり、財務省の交渉記録に、安倍総理大臣夫人の昭恵氏付きだった職員が財務省に問い合わせたことが記載されていたことに触れ、「金品の流れがあったかどうかが本質なのか。森友学園から『優遇を受けられないか』という打診を受けた昭恵夫人が、夫人付きの谷査恵子氏を通じて関与している。これは働きかけにほかならない」と追及しました。 これに対し、安倍総理大臣は「森友問題の本質はそういうことなのか。なぜあの値段で引き渡されたのかなどが本質だ。谷氏から