配備計画が停止された「イージス・アショア」を巡り、東京地検特捜部が導入経緯に関心を寄せているとの情報が永田町で流れている。防衛商社の幹部らによると、特捜部が関心を持っているのは、本誌が報じてきたイー ・・・
イージス・アショア レーダー選定に関する防衛省提出資料 イージス・アショア(陸上配備型イージス・システム)の核となるレーダーについて、ロッキード・マーティン社のLMSSRが7月30日に選定されました。レイセオン社のSPY-6との比較をおこない、LMSSRの方が、基本性能、後方支援の高い評価をえ、経費も安価だということが、選定理由として書かれています。 昨年来の報道では、日本側は最新鋭のSPY-6を希望していたと流れていました。実際、今年1月、小野寺防衛大臣は、米軍が開発中のSPY-6の試験施設も視察しています。ところが、防衛省発表の「陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)の 構成品選定結果について」では、ロッキード・マーティンのLMSSRに性能も含めて軍配をあげています。 報道をふりかえると、昨年8月30日のロイターには、情報筋の話として、SPY-6について、「『日本がそれを手
★配備計画が6月に突如停止になったイージス・アショアを巡り新たな動きが活発になってきている。イージス・アショアにはレーダーが搭載されるが防衛省が既に18年、開発中のロッキードマーチン製のLMSSRを選んだ。一方、米海軍はレイセオン製のSPY6を運用していて米国の50艦に配備計画がある。防衛省は互換性からレイセオンが選ばれると思っていてロッキード製に決まったことは想定外だった。 ★ところがイージス・アショア停止によってレーダーの再売り込みが両社で始まった。当然ロッキード社はLMSSRの転用配備を軸に売り込みをはじめ、レイセオン社も海上自衛隊のイージス艦「あたご」を改修し、SPY6を搭載することを提案。現実的にはレーダー配備のためにイージス艦の2隻以上の建造計画も必要になろう。日米首脳会談で決まった導入も防衛相・河野太郎の一声で停止となったが別の見方もあるようだ。 ★1カ月ほど前から東京地検特
自民党本部で開かれた国防部会で発言する河野防衛相(左)。「イージス・アショア」配備計画撤回を明らかにした=25日午前、東京・永田町 河野太郎防衛相は25日の自民党国防部会などの合同会議で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の秋田、山口両県への配備計画について、24日の国家安全保障会議(NSC)で断念を決定したと明らかにした。代替の配備候補先を見つけるのも困難であると説明した。「イージス・アショア」の国内への導入自体が見送られる。 河野氏は合同会議で、中長期的なミサイル防衛政策について「党と政府でしっかり意見交換しながら前に進めていきたい」と述べた。また、昨年7月の参院選秋田選挙区で配備反対派の野党候補に敗れた自民党の中泉松司前参院議員に言及。「本当に取り返しがつかない。申し訳ない」と涙ぐむ様子で謝罪した。 党安保調査会長の小野寺五典元防衛相は、ミサイル防衛のあり方を見直す党のプロ
文春。安倍「亡国のイージス」 当初から迎撃不能 防衛省秘密文書を入手 https://t.co/1N9roNithV
中谷元・元防衛相 中谷元・元防衛相は15日、BS―TBSの番組に出演し、防衛省が地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画をやめたことに関連し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設についても見直しが必要だとの認識を示した。「十数年、1兆円かかる。完成までに国際情勢は変わっている」と述べ、辺野古移設の不合理性を説明した。 ただ、辺野古新基地建設を中止すべきとは明言していない。計画見直しの例には「軍民共用」を挙げた。また、在沖米軍の役割を日本の自衛隊が担うことも代替案として示した。 中谷氏は「日米間でよく議論し、今の時代にしっかりと対応できるような南西の防衛体制が必要だ。もっと自衛隊が(米軍の役割を)肩代わりし、わが国独自の安全保障を日米で検討する時間ができた」と強調した。 一緒に出演した玉木雄一郎国民民主党代表は「私も辺野古の基地を必要だとする立場だったが、軟弱地盤が発見され工期が
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河野太郎防衛相が15日、突然表明した地対空迎撃システム「イージス・アショア」導入の「停止」。重要なのは、配備を一時的に停止するだけなのか、配備そのものを断念するのかにある。 河野氏は「防衛省としては配備のプロセスを停止し、国家安全保障会議(NSC)に報告する。議論をいただいたうえで、その後の対応について考えていきたい」と述べるにとどめた。 NSCの常任メンバーは首相、外相、防衛相、官房長官の4人。河野氏は「安倍首相には説明し、了承をいただいた」と述べており、配備そのものが白紙撤回される公算が大きい。 導入は、まともな判断ではなかった イージス・アショアの導入は2017年12月に閣議決定された。安倍首相がトランプ米大統領に「バイ・アメリカン(米国製を買え)」と迫られて導入を決めた兵器のひとつだ。米政府に支払う費用は1兆円近い。 イージス・アショアの仕組みは、強力なレーダー波(電磁波)を出すた
今年初めに「想定外」把握か 陸上イージスの導入停止 2020年06月17日07時13分 衆院安全保障委員会に出席した河野太郎防衛相=16日午前、国会内 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入計画をめぐり、日本側が想定するソフトウエアの改修だけでは周辺住民の安全を確保できない恐れがあると、防衛省が今年初めの段階で把握していたことが分かった。複数の政府関係者が16日、明らかにした。陸上イージスの安全性に生じた懸念を配備候補地などに数カ月間隠していたことになり、反発が出そうだ。 安倍首相、ミサイル防衛体制「しっかり議論」 陸上イージス計画停止 政府は2017年12月、陸上イージス導入を閣議決定。自衛隊の新屋演習場(秋田市)とむつみ演習場(山口県萩市など)を配備候補地に選定した。その際、問題として浮上したのが、内陸にあるむつみ演習場からミサイルを発射した場合、切り離された重さ2
陸上配備迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備をめぐり、河野防衛大臣が技術的な問題を理由に計画の停止を表明したことを受けて、衆院安全保障委員会で16日、かねてからこの問題を追及してきた本多平直議員が質問に立ちました。 河野防衛大臣は15日、「イージス・アショア」の配備プロセスの停止にあたって、ミサイルを発射する際に使う「ブースター」と呼ばれる推進補助装置を安全に落下させるためにはミサイルそのものの改修が必要で、費用や期間などを踏まえたものだと説明しました。 本多議員は質疑の冒頭、この配備プロセスの停止方針を12日に安倍総理に伝え、了承を得ていることを河野大臣から確認し、今後国家安全保障会議(NSC)でこの方針が変わることはないと理解していいかと質問。河野大臣は「今後NSCで議論をし、必要であれば閣議で再決定することになる」と答弁、茂木外務大臣は「今回の決定が米国とのさまざまな協力
本シリーズ連載中の去る12/11に、秋田市新屋演習場へのイージス・アショア配備を政府が断念する見通しと報じられました*。この報道を政府は否定していますが、今が大きな転機であることは明らかです。これは、この一年あまりの間続けられた秋田市民の努力の賜(たまもの)と言えるでしょう。 〈*イージスの新屋配備計画、政府が見直しへ 地元理解が困難, 2019/12/11,秋田魁新報〉 伝えられる報道では、新たな配備先としては山形県鶴岡市を南限に、山形県北部、秋田県全域、青森県西部が挙げられており、中でも陸上自衛隊弘前演習場が名を挙げられています*。 〈*地上イージス、新たな候補地は… 住宅地からの距離焦点, 2019/12/11, 秋田魁新報〉 これら報じられた候補地の特徴は、本連載で常に指摘してきたように本土防空、とくに首都圏防空にきわめて不適な立地であり、合衆国のハワイ防空に最適な立地であることで
“イージス・アショア 山口で住民説明会” 秋田、新屋演習場は一旦白紙となったが、山口、むつみ演習場 (阿武町)には推し進める模様!! 地元住民は… 「秋田は再検討なのに、むつみ演習地では以前と同じことを押しつける、どう考えても… https://t.co/U8tlaWFZHS
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