菅義偉官房長官 9日の翁長雄志前知事の県民葬に出席した菅義偉官房長官は、安倍晋三首相の弔辞を代読した。菅義偉官房長官は、沖縄の過重な基地負担を全国に訴えてきた翁長氏の政治姿勢に触れ、「沖縄県に大きな負担を担ってもらっている現状はとうてい是認できるものではない。政府としてもできることは全て行う、目に見える形で実現するという方針の下、基地負担の軽減へ向けて一つ一つ確実に結果を出していく」と述べた。 一方で、普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設阻止を掲げた翁長県政と激しく対立してきた菅氏の言葉に対し、一般参列者の席から「帰れ」など激しい怒声が飛び交え、騒然となった。 首相の弔辞では「沖縄が日本を牽引し、21世紀の万国津梁として世界の架け橋になる日が現実になっている。政府としても翁長知事の沖縄にかける思いをしっかりと受け止め、沖縄の振興をさらに前に進めることを誓う」と沖縄振興の取り組みなどにも
本日、菅義偉内閣官房長官をはじめ、御来賓の方々のご臨席を賜り、御遺族ならびに県民多数のご列席を得て、ここに故翁長雄志元沖縄県知事の県民葬を執り行うに当たり、145万県民に代わり謹んで哀悼の意を表します。 生ある者は必ず滅するとは申しましても、このたびの突然の卦報に、私たち県民一同、いまだに信じられない気持ちであります。まだ67歳とお若く、県知事としてさらなる御活躍が期待されていた翁長雄志さんを、今ここに御霊としてお迎えしなければならなくなったことは、誠に残念でなりません。 『芯や天冠(てぃんか)みてい、枝や國廣(くにふぃる)ぎ、根(ふぃじ)や地(じ)の底(すく)に、果てぃん無(ねぇ)らむ(幹は天にも達し、枝は国中に広がり、根は地の底に果てしなく張り巡らされている)』 生前、翁長雄志さんは、毎朝、知事公舎にあるガジュマルの木の前で、根元に置かれた石板に刻まれたこの琉歌を口ずさみながら、深呼吸
辺野古新基地建設阻止の志半ばで倒れた翁長雄志前知事の県民葬が9日に開かれる。翁長県政と対立を深めた政府からは、安倍晋三首相の代理として菅義偉官房長官が出席し、弔辞を述べる。沖縄基地負担軽減担当相としても沖縄の基地問題に深く関与してきた菅氏だが、辺野古移設を「粛々と進める」と繰り返す姿勢に対して、生前の翁長氏は米国統治時代のキャラウェイ高等弁務官の“圧政”と重ねて厳しく批判した。 県民葬は6月23日の沖縄全戦没者慰霊式典と同じ一般参加の式典となるだけに、辺野古問題を巡って翁長氏を厳しい状況へと追い込んだ菅氏の出席に抗議の声が上がることも予想される。実行委関係者は「昨年の大田元知事の県民葬にも首相が参列した。翁長氏と対立した政府要人を招くことへの県民の気持ちは分かるが、礼を失するわけにいかない」と複雑な思いだ。 翁長県政の継承を掲げて当選した玉城デニー新知事が県民葬の実行委員長として式辞を述べ
翁長知事の突然の死去に伴って行われた沖縄県知事選挙。“後継色”を前面に出した野党系の玉城デニー氏が、与党系の佐喜真淳氏におよそ8万票の差をつけて、初当選を果たした。 今回の選挙戦を語る上で欠かせないのは、期日前投票者の多さだ。実に、投票した人全体の、半数を超える人が利用した。知事選としては全国過去最高の“利用率”だ。NHKはこの期日前投票で連日、出口調査を実施。およそ2万人から回答を得た。 なぜ、玉城氏は勝利したのか。激しい選挙戦の実態を克明なデータとともに報告する。 (報道局選挙プロジェクト 久保隆 鵜澤正貴/沖縄局 瀧川学 堀之内公彦) 告示日翌日 9月14日(金)~17日(月・祝) 知事選の告示日翌日。私たちは期日前投票者の出口調査をスタートした。 今回の選挙は、いわゆる与野党激突型。基地問題が最大の争点となる注目選挙だ。 このような激突型選挙の場合、自民党や公明党が支援する候補が組
「安室奈美恵は、あんなコメントを発表してけしからん」。すごいね。自民党。官邸が安室奈美恵さんの発言に激怒とのこと。<翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております>と言った安室奈美… https://t.co/XODpYpeefb
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