新型コロナウイルスに感染後、疲労や「ブレイン・フォグ」(脳の霧、頭に霧がかかったようにぼんやりとしてしまう症状)などの症状が長引く、いわゆる「Long Covid(長期のコロナ罹患後症状、後遺症)」に罹患している人々の血液中で炎症反応が続いていることが、イギリスで最大規模の研究によって明らかになった。
事業再構築補助金の事務局が入るビル。補助金を支給するために必要な業務を約3400人体制で実施している=東京都千代田区で2023年12月30日、遠藤修平撮影 新型コロナウイルス禍で打撃を受けた企業の業態転換を促す事業再構築補助金を申請した企業の中に、政治家と関係する「議員案件」が存在することが分かった。補助金事務局で審査を担当した元従業員が毎日新聞の取材に証言した。新型コロナ対策では政府系金融機関の融資で国会議員が口利きした議員案件の存在が発覚して問題となったが、血税を原資にした補助金事業にも政治家が群がる構図が浮かび上がった。 【図解】事業再構築補助金って? 事業再構築補助金は2021年3月に創設され、1社あたり最大5億円を支給する仕組み。政府はこれまでに約2兆4400億円を予算化しており、事務局業務は人材派遣大手パソナに委託している。 元従業員の証言によると、「議員案件」と記したエクセル
自民党女性局の一行がフランス研修中の写真をSNSに投稿して批判を浴びた問題をめぐり、立憲民主党の泉健太代表は2023年8月4日の定例会見で「コロナは確かに明けました。だけれども...」などと述べた上で、一人一人の議員が「ちゃんと身を律すること」が必要だと話した。 現地で撮影した写真をアップロードすることの是非に議論が集中する中、国外への「研修旅行」に出かけること自体にも、ある程度抑制的な姿勢を示したとも言えそうだ。 プライベートの旅行なら「別に何がどうこうっていう話ではないわけですから」 泉氏は、事案について問われて 「それは国民の皆さんが、ちゃんと判断されていることではないかなと思いますね。おかしければ、やっぱりおかしいという声が上がると思います」 と応じた。会見終盤で改めて見解を問われると、新型コロナウイルスの5類移行後も課題が山積していることを念頭に、次のように話した。 「コロナは確
Published 2023/07/25 17:11 (JST) Updated 2023/07/25 17:29 (JST) 全国の新型コロナウイルス感染者12万人超の電子カルテを基に後遺症について調べた結果、発症初期に頭痛や倦怠感、味覚障害があった人の約1割が後遺症となり、2週間以降も症状が継続したと、医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪)などのチームが25日、記者会見で発表した。うつ症状は約2割、心肺や消化機能低下などの「廃用症候群」は約5割が後遺症となっていた。 10万人規模のコロナ後遺症の調査は、国内初という。 2020年1月~22年6月、徳洲会グループ(東京)が運営する病院で診察を受けた0~85歳の患者のカルテに記載された病名などを調べた。
「ホリエモン」こと実業家の堀江貴文さんが2023年7月17日、YouTubeに動画を公開し、暑さの中で「意味もなくマスクをつけている人々」に苦言を呈した。 「息苦しくないんですかね?」 堀江さんは「意味もなくマスクをつけるのはやめませんか?」と題した動画を投稿。「最近はやっとお祭りとかも、祇園祭とか阿波踊りとか全国のお祭りが4年ぶりに復活して誰もみんな何の制限もなく見られるというのにですね、いまだにマスクを着けている人たちが山のようにいて、何なんだこれはと。もう熱中症になるっていうか、息苦しくないんですかね?」と疑問視した。「別にその人たちにやめろって言ってるわけではなく」とした上で、「何でやってるのかがわからない」として、ツイッターでフォロワーに理由を聞いたところ、「お前は干渉するな」などと叩かれているという。 堀江さん自身、コロナ期間中にマスクをしなかったことで「マスクしろ派の奴らから
石垣市は発熱など新型コロナの症状を訴えて病院を訪れる人が急増して通常の診療や手術に支障が出始めているとして、28日から電話相談の窓口を再開して病院に行く前に相談するように呼びかけています。 石垣市では発熱など新型コロナの症状を訴えて市内に3つある病院を訪れる人が急増していて、民間の「かりゆし病院」には、27日、およそ60人が訪れ、検査の結果、およそ9割が陽性だったということです。 各病院では増え続ける患者の対応で、通常の診療や手術に支障が出始めているとして、市はことし3月まで設けていた電話相談の窓口を28日から再開し、病院に行く前に相談して、症状が重くない場合は自宅での療養を勧めています。 「かりゆし病院」では市の電話相談で受け付けをした人を対象にドライブスルー方式での抗原検査も28日から再開し、検査の結果を受けて解熱剤などを処方しているということです。 市の医療アドバイザーでもあるかりゆ
沖縄県内では、今月25日までの1週間で病院に搬送された新型コロナの患者は157人と前の週のおよそ1.3倍に増え、感染が急拡大しています。 沖縄県内の新型コロナ専用の病床はほぼ満床となっていて、多くの病院の救急部門で新たな患者の受け入れが難しくなっています。 このうち、沖縄本島南部の豊見城市にある友愛医療センターでは、27日の朝に開かれた院内の会議でコロナ専用の病棟が満床だと報告されました。 また、救急外来では隣接する那覇市消防局の救急隊員から「高齢者施設でコロナに感染した患者の容体が悪化したものの、かかりつけの病院を含め5か所に受け入れを断られたので受け入れてほしい」という連絡が寄せられていました。 担当の医師が入院が必要だと判断し、容体が改善した別の患者を自宅に帰して病床を空けるなどのやりくりをして、なんとか受け入れることができました。 友愛医療センター救急科の山内素直部長は、「去年の地
新型コロナが「5類感染症」に移行してから、「やれやれこれでコロナ禍も終わった」と思っている人が多いかもしれません。私も、どこかそういう期待を持ちながら、コロナ禍前の診療モードに移行しようとしていたのですが、無視できないほど感染者が増えてきました。 第9波の実態が把握できないマスメディアでは「緩やかな感染拡大」と報道されていますが、全数把握ではなく定点把握に移行しているので、実際はすでに「急速な感染拡大」が起こっている懸念があります。 また、「5類感染症」に移行したことで、検査を受けていない感染者が水面下に相当数存在すると考えられています。 これに加えて、非常に地域差が大きく、現在の波の実態を掴みにくくしています。 沖縄県の医療逼迫このウイルスがいやらしいのは、その高い感染性です。重症度はそこまで高くありませんが、ワクチン接種終了から時間が経過した高齢者で、再び肺炎を目にするようになりました
新型コロナウイルス、体内から追い出せず後遺症? 感染後に潜伏するヘルペスと類似 大阪大教授が指摘(2023年6月20日掲載) 免疫学の第一人者で、大阪大免疫学フロンティア研究センター招へい教授、宮坂昌之さん(75)=上田市出身=が、感染後に体内に残存し続ける「ヘルペスウイルス」と新型コロナウイルスの類似性を指摘している。新型コロナに感染してから長期間経過しても抗原やRNAが検出される事例が海外で報告されているとし、回復後も体調不良が続く新型コロナの後遺症とみられる症状にはこうした「持続感染」が影響している可能性があるとみている。 宮坂さんによると、シンガポールでは2022年、新型コロナの後遺症を訴える患者を別の病気の治療で手術した際…
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