自見英子万博担当相は8日の衆院内閣委員会で、2025年大阪・関西万博で350億円かけて建設される木造建築物「大屋根(リング)」について、「夏の暑い時期に開催される。日よけの熱中症対策として大きな役割を果たす」と述べ、必要性を強調した。 リングは1周約2キロで、23年6月に建設が始まった。完成すれば世界最大級の木造建築物となるが、巨額の費用を要することに批判も出ている。 自見氏はリングについて「万博の理念を示す大きなシンボルだ」と説明した上で、リングの下は来場者の日よけ、雨よけのスペースになると指摘。「万博を担当する大臣として1日20万人をお迎えする責任がある。当然必要だし、国民にとって必要だ」と答弁した。 立憲民主党の中谷一馬氏は「国民は円安・物価高に苦しんでいる。その中で350億円のリングは、みんな納得できない」と批判した。【池田直】
大阪・IRのPR動画で、美術家の奈良美智さんや村上隆さんらの作品を無断で使用していたということです。 (IR推進局 那須雅之副理事)「事態を重く受け止め深くおわび申し上げます」 大阪のIRをめぐっては事業者側が公表していたPR動画などについて、今年4月に美術家の奈良美智さんや村上隆さんの作品に似たデザインが許可なく使用されていた疑いが浮上。府などによりますと、事業者が調査した結果、奈良さんと村上さんに無断でデザインを使用していたほか、これ以外の作品1点についても無断使用があったということです。 奈良さんの作品については3年前に使用許諾を依頼したものの断られていて、村上さんに対しては依頼もしていなかったということです。また、これ以外に動画やポスターなど20点で著作権の権利処理が適切に行われていなかったとしています。 IR推進局と事業者は再発防止に努めるとしています。
大阪府の吉村洋文知事は18日、大阪に誘致するカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の開業時期について、当初想定していた2029年は困難との認識を示した。府庁で記者団に「当事者の共通認識だ」と述べた。政府による計画認定の遅れで開業もずれ込むと説明。これまでは遅れる可能性に言及するにとどめていた。 【写真】大阪府と大阪市の統合型リゾート施設のイメージ 公益社団法人、IRの認定取り消しを請求 カジノを運営する米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナル幹部は5月、開業時期が「30年1~6月」になるとの見通しを示した。府と大阪市は29年秋―冬を目標としていた。 府市はIR事業者との協議を進め、具体的な開業時期を早期に確定させる方針。
警察署が新設される見込みとなった夢洲(中央下)。カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致が進められている=大阪市此花区で2022年2月、本社ヘリから加古信志撮影 政府が、大阪府・市が提出したカジノを含む統合型リゾート(IR)の区域整備計画の認定申請を認めることが12日、明らかになった。14日にもIR推進本部(本部長・岸田文雄首相)の会合を開いて関係閣僚の意見を聞く。その後、国土交通相が最終的に決定する。大阪府・市は2029年秋~冬の開業を目指しており、認定されれば日本初のIRとなる。同じく認定を申請している長崎県の計画については、今回の認定は見送り、継続審査とする方向だ。 大阪府・市の計画は大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)が予定地で、カジノ運営大手の米MGMリゾーツ・インターナショナルやオリックスなどが出資する「大阪IR株式会社」がカジノ施設やホテルなどの運営を担う。カジノや三つのホテル(
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