那覇市有地の所有権を巡る交渉取りまとめの費用として、不動産会社代表から現金計5千万円を知人女性と連名で受け取った疑いがある前那覇市議会議長の久高友弘市議(75)が11日、本紙の取材に応じ「現金5千万円のうち3500万円を自宅に持ち帰った」と受領を認めた。これまで「1円も受け取っていない」との説明から一転、「土地調査費として全額使った」と答えた。 【写真】久高友弘氏が現金を受領した際にサインした5000万円の領収書 2021年2月、当時議長だった久高市議は議長室で5千万円を受け取った疑惑がある。当初、領収書へのサインは認める一方、「金銭は受け取っていない。(連名でサインした)知人女性が全額持っている」と受領を否定し続けてきた。疑惑を受け、3月に議長を辞職した。 久高市議はこの日、受け取った5千万円のうち1千万円は知人女性が持ち帰り、自分は3500万円を自宅で保管したと本紙に説明。現金は米国で
秋本真利衆院議員(48)=比例南関東、自民党を離党=が洋上風力発電事業をめぐって「日本風力開発」(東京)の前社長から多額の資金を受け取ったとされる事件で、東京地検特捜部は7日にも、秋本氏を総額約6千万円の受託収賄容疑で逮捕する方針を固めた。競走馬の馬主組合の経費として受領した約3千万円に加え、中央競馬の個人馬主に登録する際に借りた約3千万円も賄賂と判断した。関係者への取材でわかった。 【写真】洋上風力発電事業をめぐる汚職事件の構図 適用する罪名は、同社の事業参入に有利な国会質問をしてほしいという依頼(請託)と、質問の見返りに受領した謝礼の趣旨が明確になったとして、8月の家宅捜索時の単純収賄から、法定刑が重い受託収賄に切り替える方針だ。同社の塚脇正幸前社長(64)については、在宅のまま贈賄容疑で調べる。
政府が進める洋上風力発電をめぐり自民党の秋本真利衆議院議員(47)側が業者から多額の資金提供を受けた疑いで、東京地検特捜部はさきほどから議員の事務所の家宅捜索に乗り出しました。 午前11時すぎから、特捜部が家宅捜索を行っているのは、自民党・秋本真利衆院議員(47)の議員会館の事務所です。 関係者によりますと秋本議員は、東京・千代田区の風力発電会社「日本風力開発」側から洋上風力発電をめぐり、多額の資金提供を受けた疑いがあるということです。 秋本議員は2017年から国土交通省の政務官を務め洋上風力発電を普及させる法律の立法に関わっていました。 特捜部はすでに日本風力開発の社長から任意で事情を聴いていますが、日本風力開発側は社長と秋本議員が共同で競走馬を保有し、そのための費用を一部負担したことを認めたうえで、「秋本議員に渡したわけではない」「賄賂にはならない」と説明しています。
Published 2023/06/01 11:05 (JST) Updated 2023/06/01 11:23 (JST) 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之被告(79)=受託収賄罪で起訴=に計約6900万円を提供したとして、贈賄罪に問われた出版大手KADOKAWAの元専務芳原世幸被告(65)は1日、東京地裁(中尾佳久裁判長)の初公判で起訴内容を認めた。 芳原被告は、KADOKAWAの前会長角川歴彦被告(79)と元五輪担当室長馬庭教二被告(63)=公判中=の3人で共謀したとして起訴された。角川被告は起訴内容を否認し、7カ月余りの勾留を経て今年4月に保釈された。馬庭被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年を求刑。判決は6月15日に言い渡される。
【読売新聞】 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件などに関連し、東京大会組織委員会元会長の森喜朗・元首相は12日、都内のイベントで「スポーツを愛し、大事にする皆さんを苦しませてしまったことは申し訳ない」と陳謝した。 各種球技スポー
腑に落ちない結末だ。東京五輪汚職事件で東京地検特捜部は9日、受託収賄罪で大会組織委員会元理事の高橋治之被告を追起訴。実に4度目の起訴で3カ月半に及んだ一連の捜査は事実上終結した。 特捜部は高橋被告の収賄額を総額2億円まで積み上げ、AOKIホールディングスやKADOKAWAなど著名スポンサー企業のトップら計15人を起訴。裏で札束が乱れ飛ぶ五輪の「負のレガシー」を暴いた成果は認めるが、高橋被告と“共犯関係”にあった電通からは1人も逮捕者が出なかった。 ■竹田恒和氏は罪に問われず 捜査は「縦」にも伸びなかった。終盤の焦点となったのは組織委副会長だった竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)前会長の事件への関与の有無だ。 高橋被告は特捜部に大会マスコットのぬいぐるみを販売したサン・アローからの資金について「竹田氏のために集めた」と説明。特捜部は今月7日まで竹田氏から複数回にわたり、任意で事情聴取
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東京五輪を舞台に行われた贈収賄事件は、どこまで広がるのか。 5100万円のワイロを受け取った容疑で逮捕された大会組織委の元理事・高橋治之容疑者(78)も、ワイロを贈ったとされるAOKIの創業者・青木拡憲容疑者(83)も、容疑を否認しているという。 改めて注目され…
東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之(はるゆき)元理事(78)が、大会のスポンサー企業だった紳士服大手「AOKI」を展開するAOKIホールディングス(横浜市)側から、現金を受領していた疑いがあることが20日、関係者への取材で分かった。組織委の理事は「みなし公務員」に該当するため、金品を受領すれば収賄罪に抵触する可能性もある。東京地検特捜部もこうした経緯を把握、慎重に捜査を進めている。 組織委は平成26年1月に設立され、スポンサー企業の選定などで幅広い権限を持っていた。高橋氏は大手広告会社「電通」の元専務で、同社顧問を退任後の同年6月、組織委の理事に就任。高橋氏はサッカーのワールドカップ(W杯)をはじめ、国際的なスポーツビジネスに深くかかわった経験を持つ。 AOKIホールディングスは30年10月、「ビジネス&フォーマルウエア」カテゴリーで、大会の複数あるスポンサー企業の一つである「オ
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事が代表を務める会社が、大会スポンサーだった紳士服大手のAOKIホールディングス側から数千万円を受け取っていたとされる問題で、東京地検特捜部が20日までに創業者の青木前会長から任意で事情を聴いていたことが関係者への取材で分かりました。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事(78)が代表を務める都内の会社は、紳士服大手の「AOKIホールディングス」側とコンサルティング契約を結び、理事在任中に数千万円を受け取っていたとみられることが関係者への取材で分かっています。 「AOKIホールディングス」は、2018年に組織委員会とスポンサー契約を結んだうえで、エンブレムの入ったスーツなどを公式ライセンス商品として販売していました。 この問題で東京地検特捜部が、20日までに創業者の青木拡憲前会長(83)から任意で事情を聴いていたことが分
大手鶏卵業者が吉川貴盛・元農林水産相(71)に賄賂を渡したとされる贈収賄事件をめぐり、西川公也・元衆院議員(78)が東京地検特捜部の今年1月の聴取に対し、農水相や内閣官房参与(非常勤の国家公務員)の在任中を含む約6年間に、毎年200万円程度をこの業者から受け取ったと認めていたことがわかった。「賄賂に当たる可能性がある」と考え、政治資金収支報告書には記載しなかったとも供述したという。 西川氏は現金受領の疑惑が表面化した昨年12月、「一身上の都合」で官房参与を辞任。衆院選不出馬を表明した今年4月に「私に疑惑はない」と語り、疑惑を公に認めていなかった。 大臣就任時や選挙前は1回あたり「100万より多い」 朝日新聞が確認した西川氏の供述内容によると、西川氏は2014年9月~20年7月、「アキタフーズ」(広島県福山市)の秋田善祺・前代表(88)=吉川元農水相への贈賄罪などで有罪確定=から「お盆や暮れ
口利きを求める建設業者から甘利明幹事長(72)と秘書が現金を受け取っていた問題で、「事情を全く知らされていない。寝耳に水だった」などとしている甘利氏の説明と異なる音声データがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。また、「辞任会見で質問が出尽くすまで答えた」とする説明は虚偽だった。 事の発端は、URが2013年当時、千葉県で進めていた道路建設を巡り、予定地と隣接する建設会社・S社との間で起きたトラブルだ。工事の影響で建物が歪み、地下から硫化水素が発生するなどしたため、S社はURに補償を求めていたが、交渉はなかなか進展しなかった。 だが、S社の総務担当者が2013年5月、甘利経済再生担当相(当時)の公設第一秘書(当時)の清島健一氏に相談したのを境に事態は動く。S社は3カ月後の8月、URから補償金として約2億2000万円を得ることができた。 甘利氏はその後、2013年11月14日に大臣室で現
《自民党幹事長就任》政界激震スクープ「甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」実名告発——甘利氏「金銭授受」記事を再公開 甘利幹事長は本当に口利き疑惑の説明責任を果たしたのか? 岸田文雄新総裁の下で発足した自民党新執行部。幹事長に就任したのは甘利明氏(72)である。甘利氏といえば、2016年に小誌が“1200万円口利き疑惑”を報道。十分な説明責任を果たさぬまま、第二弾記事掲載号の発売日である1月28日に経済財政政策担当大臣を辞任した。 あれから約5年。記者会見で口利き疑惑について質問された甘利氏は「質問が出尽くすまでお答え致しました」と“説明責任は果たしたこと”を強調した。だが、本当にそうだろうか。そこで、すべての元となった「週刊文春」の甘利氏追及キャンペーン記事の第一弾を特別に全文無料公開とする。(※肩書きや年齢は2016年当時のまま) ◆◆◆ 難航したTPP交渉を大筋合意に導き、評
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