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本屋に関するhiroyukiokanoのブックマーク (158)

  • 【感動】『岩波書店』の本に囲まれてランチはいかが? 「神保町ブックセンター」が竜宮城並みの幸せ空間だった…!!

    » 【感動】『岩波書店』のに囲まれてランチはいかが? 「神保町ブックセンター」が竜宮城並みの幸せ空間だった…!! 特集 「さえあれば、それだけで幸せ……」好きはわかるだろう? に囲まれているときの、あの言葉では言い表せないほどの高揚(こうよう)感。正直、を読まずともの香りをかぐだけで満たされるからな。 さて、そんな好きにオススメな場所が『神保町ブックセンター』。 “岩波書店” が現在刊行しているほぼすべての書籍がズラリとそろった、トンデモない空間だ。カフェが併設されており、お茶や事をしながら岩波書籍を眺め、そして読むことができるのだ! 素敵!! ・カフェのメニュー表まで岩波デザイン “神保町ブックセンター” に入り、まず目に入るのは岩波文庫! 赤、青、黄、緑、白帯のアレな。ちなみに記者は青と黄色帯を重用しているぞ。『古典文学大系』なんかもズラズラズラっと並んでいて、「あれれ

    【感動】『岩波書店』の本に囲まれてランチはいかが? 「神保町ブックセンター」が竜宮城並みの幸せ空間だった…!!
  • 非日常としての本屋、日常としての本屋

    年末年始に旅をした。日列島を西に向かったその移動の意味の半分くらいは屋を訪ねることにあったから、屋へ向かう旅だったということもできなくはない(あと半分は、足の悪い祖母に会いに行くことである)。ここ最近、遠出が決まると、道すがら屋を探し訪ねる生活が続いていた。 この旅では、岐阜・恵那の庭文庫と広島・尾道の弐拾dBのふたつの屋に行った。どちらもその場所にあるよさをしんみりと感じることのできる、優しい店だ。もっと家の近くにあったらいいのにと、わがままな気持ちを抱かないわけでもないが、それは、また出かけようという言葉に置き換えられる。 思い出の中には、屋にまつわる風景がいくらでもある。それらはいつも、駅前には小さな新刊書店とBOOKOFFがあり、立ち読みをしては、お小遣いで100円の文庫漫画を買った。足りなければTSUTAYAもあった。同級生の親戚がやっていた近所の

    非日常としての本屋、日常としての本屋
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2019/01/10
    「本の生きている音がする場所。そのためには、自分ひとりだけではない何者かの手が入っていなくてはいけない」「わたしはすべての本屋の中に制御不能な動きを見続けたい。それがさまざまであればいい」
  • ローカルな場所とデジタルを結びつける « マガジン航[kɔː]

    今月から「マガジン航」はリブライズとのコラボレーションを始めることにした。ご存知の方も多いと思うが、リブライズは「すべての棚を図書館に」を合言葉に、と場所と人を結びつける仕組みだ。わかりやすく言えば「図書館ごっこ」ができるサービスである。バーコードリーダーとFacebookのアカウントだけでの貸し借り(チェックイン、チェックアウト)が簡便にできるため、すでに1700ヶ所以上の場所にある60万冊近いがリブライズに登録されている。 じつはリブライズの開発・運営をしている一人である河村奨さんは、私の住んでいる町で、下北沢オープンソースCafeという面白いスペースを営んでいる。リブライズというサービスが開始されたときすぐに会いに行き、それ以来、折に触れてやウェブ、コンピューティングについて、いろんな話をしてきた地元の仲間でもある。 リブライズの面白いところは、のあるリアルな場所を「ブッ

    ローカルな場所とデジタルを結びつける « マガジン航[kɔː]
  • これからの図書空間 | アネモメトリ -風の手帖- | アートとともに ひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる

    これまで太田市美術館・図書館、都城市立図書館と、先進的な取り組みをする図書館を訪れた連載の最後にあたる取材先がなぜ「ブックセンター」なのか。八戸ブックセンターを候補として編集部から指定された際には、思わず首を傾げてしまった。「センター」という曖昧な名称ではあるが、そこは図書館ではなくれっきとした書店である。しかも八戸市が管理する公営の書店だという。 そこであらたな疑問符が次々と浮かぶ。市営の書店? 運営費や売上はどこから捻出されて、どこへ行くのだろう。そもそもなぜ市が書店を営業する必要があるのか。なぜ図書館ではなかったのだろうか。誰がを選び、どのようにして仕入れているのか。そもそも誰がこのような施設を求めたのだろう。 伊丹空港より、機内から紅葉に色づく奥羽山脈を見下ろしながら約2時間。三沢空港よりバスに揺られて1時間。古く味わい深い佇まいの居酒屋や、屋台が連なる横丁を横目に、八戸ブックセ

    これからの図書空間 | アネモメトリ -風の手帖- | アートとともに ひと、もの、風土の新しいかたちをさぐる
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2019/01/09
    「情報インフラを扱う場所ではなく、需要をつくり、文化を守る場所。そういった姿勢を持った新しい空間はますます民間の書店と使命や苦労を同じくするのではないか」
  • 本屋が1軒もないイギリスの田舎町で、本屋を開業したとある女性の物語 映画「マイ・ブックショップ」2019年3月公開 | ほんのひきだし

    1959年、イギリス。 屋が1軒もない町に、夫との夢だった屋を開業しようと一歩を踏み出した1人の女性がいた―― 『テムズ河の人々』でブッカー賞を受賞したペネロピ・フィッツジェラルドの小説が、「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ監督によって映画化。2019年3月、「マイ・ブックショップ」のタイトルで公開されます。 12月21日(金)、作の予告編とポスタービジュアル、場面写真が解禁されました。 STORY 1959年のイギリス。書店が1軒もなかった保守的な地方の町で、夫を戦争で亡くした未亡人 フローレンスが、周囲の反発を受けながらも屋のない町に屋を開く。ある日、彼女は、40年以上も邸宅に引きこもり、ただを読むだけの毎日を過ごしていた老紳士と出会う。フローレンスは、読書の情熱を共有するその老紳士に支えられ、書店を軌道に乗せるのだが、彼女をよく思わない地元の有力者夫人は書

    本屋が1軒もないイギリスの田舎町で、本屋を開業したとある女性の物語 映画「マイ・ブックショップ」2019年3月公開 | ほんのひきだし
  • 本に囲まれた21世紀の「書斎」――「文喫 六本木」を体験してみた - はてなニュース

    2018年12月11日にオープンした“入場料のある屋”「文喫 六木」(文喫)。入口の自動ドアを抜けると、エントランススペース(ここは無料)が縦長に広がっている。受付は向かって右側。 入場料は1500円(税抜)だ。受付が済むと、番号バッジを渡される。バッジの背面にはWi-FiのSSIDとパスワードが記されている。 エントランススペースの一方の壁は一面、雑誌棚である。その数、およそ90種類。バックナンバーを格納するスペースには、しかし、バックナンバーではなく、雑誌のコンセプトに合致するが1冊〜複数冊、置かれていた。雑誌を起点とした関心領域の拡大を選書によって駆動しようという試み。「ミステリマガジン 2019年1月号 ミステリが読みたい!」(早川書房)の棚を開けると、以下の5冊が。 「快楽としてのミステリー」(丸谷才一、ちくま文庫) 「殺す・集める・読む 推理小説特殊講義」(高山宏、創元ラ

    本に囲まれた21世紀の「書斎」――「文喫 六本木」を体験してみた - はてなニュース
  • ビジネスに"気品"を宿す。1冊の本だけを売る「森岡書店」の経営哲学 | UNLEASH

    個人の強い想いから出発したビジネスを、事業として継続的に育てていくのは簡単なことではない。だからこそ、その両立に挑む人の姿は美しい。“1冊のだけを売る”森岡書店の店主、森岡督行さんのビジネスと向き合う姿勢からは、大量消費・大量生産の時代に、個人や会社が見失いやすい何かが見えてくる。 大学生の頃「ビジネス」という言葉が苦手だった。当時、私はこの言葉に人や社会への想いは二の次、ただ利益を追求する手段、という印象を抱いていた。今思えば、かなり浅はかだった。 社会人になって数年。心から共感できる活動が十分な収益を立てられず、ゆるやかに後退していく様子を何度か目にした。想いを形にし、誰かに届け、社会をよりよくしていくために、「ビジネス」は不可欠なのだと痛感した。 学生時代の偏った見方を恥じるとともに、確固たる思想を保ったまま、事業を伸ばしている人の姿に、強く惹かれるようになった。 “1冊のだけを

    ビジネスに"気品"を宿す。1冊の本だけを売る「森岡書店」の経営哲学 | UNLEASH
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/12/11
    「関わっている全ての人が幸せでいられる状態を求めること。その『正しさ』にこだわる姿勢に、気品が宿ると考えています」
  • 書店員を辞めました(退職エントリを書くつもりだった) - 無印都市の子ども

    書店員を辞めました 退職エントリを書くことに小さな憧れがあったので、退職が決まったときから「どんなこと書こうかなぁ」とぼんやりと考えていたのだけど、でもよく考えてみるとネット上から職場に対して言いたいことなんて何ひとつなかった。 しかし、書店員を辞めた現時点で、や書店について自分が考えていることを書き残していきたい気もするので、今回は「ぼくがかんがえたといんたーねっと」について書こうと思う。 記事内容を要約すると、<インターネットがもっとコンテンツと出会う場に、そして創作活動をもっとドライブさせる場になってほしい>という話になります。 言いたいことがありすぎて少し散らかった印象になってしまいましたが、自分にしては珍しく熱っぽく書いた記事なので、時間のあるときに読んでくれると嬉しいです。 ちなみに、記事のタイトルを「潮見、書店員辞めるってよ」にしなかったのは、同世代の羨望と嫉妬を一手に引

    書店員を辞めました(退職エントリを書くつもりだった) - 無印都市の子ども
  • 入場料のある本屋「文喫」六本木に誕生 - 本との“出会い”を追求した異色ブックストア

    入場料のある屋「文喫」が、2018年12月11日(火)、東京・六木にオープンする。 入場料のある屋「文喫」が六木に誕生を買うことが、日常ではなく非日常になりつつある現代。ウェブ上で行う検索とは違ったとの出会い方で、屋における体験価値を改めて提案するのが、ここ「文喫」だ。1,500円の入場料が必要という屋としては異例の制度を採用し、意中の一冊と出会うための空間を提供する。 「文喫」のたしなみ方1、入場料(1,500円)を払う。 2、入館バッチを受け取る。 3、好きな席でじっくりとを選ぶ。 4、時には珈琲をお供にゆったりと過ごすことも。 5、意中の一冊と出会うかもしれない。 ※珈琲・煎茶はおかわり自由。 ビジネスからアート、文学まで3万冊を販売店内では、六木エリアに根差したアート、デザイン、ビジネス、ITにまつわるから、そのバックグラウンドとなる人文科学や自然科学、そ

    入場料のある本屋「文喫」六本木に誕生 - 本との“出会い”を追求した異色ブックストア
  • つい、本屋をはじめることにしました|伊川佐保子|note

    10日前に、つい、屋をはじめることにしました。ついにというより、つい。しましたなのかなりましたなのかは分からないけれど、しました。 いくらかのお金を出して借りることになったのは、古いビルの2階にある、4坪もない手作りの小屋のような空間。当然、なんでもは置くことができません。便利でも、分かりやすくもありません。どうする? でも、この空間のそういうところに、なんだかどうにも惚れ込んでしまったので、わたしは家族にも紹介した上で、不動産会社のお兄さんに「入居させてください」と言いました。それが10日前のこと。 それからつるつると日々が過ぎて、今日、ビルの他の階に入居する方々に挨拶に行きました。「え、ここでお店? 人なんて来ないでしょう。どうやるの?」と不思議がられました。どうしましょうね。どうにか考えてみましょうね。そんな温度の場所で、お店をはじめます。(ちなみに気温的には夏は暑く冬は寒そうです

    つい、本屋をはじめることにしました|伊川佐保子|note
  • 「本に触れる機会を……」開湯1000年の温泉街に“8畳ひと間”の古本屋を営む24歳

    デジタルの進化が進み、世の中がどんどん便利になっている昨今。めんどうなことはすべてロボットが私たちの代わりにやってくれるという時代もくるのでしょうか。もちろん、歓迎すべき未来ではありますが、一度、足を止めて考えたいこともあります。 この時代にあって"てまひま"かけて毎日を過ごしている人がいます。便利の波に乗らない彼らの価値観のなかには、私たちが忘れがちなこと、見落としがちなことが少なくありません。そんな"我が道を貫く"専門家の元を訪れ、生きるためのヒントを得る企画。今回は、「おんせんブックス」を営む越智風花さんです。

    「本に触れる機会を……」開湯1000年の温泉街に“8畳ひと間”の古本屋を営む24歳
  • 本で恩返しを だから、私は古本屋になった:朝日新聞デジタル

    いつもそばにはがあった。つらいときにいっぱい助けられた。そんなで恩返しをしたい。規模が大きくても、小さくても、この1冊をあなたのもとへ届けたくて。だから、私は古屋になった。10月4日は「古書の日」――。 「貸し棚」から出会い生まれた 長野市の善光寺近くにある古民家カフェ「大福屋」。下宿屋を改装した小さな店の片隅に、堤聡(さとる)(28)は屋を開いている。 幅60センチ、高さ1メートル。屋はカフェ1階にある棚一つだ。屋号は「無人駅をめぐる屋」。絵から文庫まで70冊ほどを並べる。「働く」「旅」といったテーマに沿って、商品を自らの蔵書から選ぶ。 東京生まれ、東京育ち。首都圏の鉄道会社に勤めて6年目になる。小さいころからが大好きだった、とはお世辞にも言えない。を読むと発想が豊かになると感じ始めたのは、働きはじめてから。古屋巡りは好きだが、新刊も買う。東京の自宅に積み上がった

    本で恩返しを だから、私は古本屋になった:朝日新聞デジタル
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/10/03
    「本屋って、本のタイトルを検索することじゃない。立ち寄ることで、一冊を介して人と人とが出会い、偶然を生み出す場所なのかなって思うんです」「僕たちは本屋。だから、本を通して社会をよくしたい」
  • 青山ブックセンター書店員 山下優さんに聞く、本が売れる店作り ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    「延々と居られる」「選書が良くて、発見が多い」「おしゃれで最先端」「著者のイベントが充実している」—— 青山ブックセンターに対し、こういった印象を抱いている方は多いのでは? ファンが多く、ツイッターのフォロワー数は4万人超と、書店のアカウントの中では突出している。また、商売的にも元気がある。出版市場が厳しい中、店のツイッターアカウントは「昨年12月から9ヶ月連続で前年の売上を超えることができました」と投稿。 は、書店から見れば「完成品」。それに出版社から届く「新刊案内」は他の書店と同じ。つまり、みんなと同じ情報源から完成品を選んで店を作る。それなのに、この店には他の書店にはない魅力がある。その魅力はどこから生まれているのだろう? そこで、書店員の山下優さんに、青山ブックセンターの「店作り」を伺った。売上が好調な理由、独自の「フェア」や「棚」を展開する際の考えや思い、これからの書店に求めら

    青山ブックセンター書店員 山下優さんに聞く、本が売れる店作り ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 三鷹の住宅街に店を構える無人古本屋 BOOK ROAD「お客さんに愛され続ける本屋は本を“売らない”」 | Living Entertainment

    だから、この街を選んだ。

    三鷹の住宅街に店を構える無人古本屋 BOOK ROAD「お客さんに愛され続ける本屋は本を“売らない”」 | Living Entertainment
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/09/15
    「本屋の役割が本を売買する場所から「自分の考えを伝える場所」に変化してきている」
  • すべての本棚を「本屋さん」に

    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/09/03
    「買った後のストーリー」「せっかく買った本は、買ったその瞬間に社会から切り離され、あとは個人的に消費されるのみ」「もっと、本について話す機会が欲しい、本を肴に楽しみたいのです」
  • 本屋lighthouseにおける「腐った本」への対応について|関口竜平(本屋lighthouse)

    長いことモヤモヤしていたことへの区切り、覚悟のようなものがついた。いや、つけたいからつける。いまから。 講談社のケント、そして新潮45と、いわゆる大手の出す「腐った」への向き合いかた。 念のためはじめにことわっておくけど、「腐った」という判断は個人的なものでしかなく、僕が「腐った」と判断したを良書として扱っている屋があってもいい。あくまでも屋への評価を下すのは読者であり、僕は僕と僕の屋を信頼してくれているひとのためにを選び屋をつづける。だからこれから話をする「向き合いかた」は、僕個人の向き合いかたであり、その「やり方」を真似るとしてもその「中身」が違うことはあっていい。 題に戻って、ようは、 心ではこんな置きたくないと思っているが屋をつづけるための売上を維持するためには置かざるを得ない(「大手だから」という理由も込みで)、という「現状」と。 新潮社や講談社の

    本屋lighthouseにおける「腐った本」への対応について|関口竜平(本屋lighthouse)
  • 結ぶ本屋|本屋・散策舎

    めおと岩カフェ&アクティビティ(2018〜2022) ※現在は体験イベントを中心に営業されています。 伊勢シーパラダイス・めおと横丁に、2018/7月末に新しくオープンした「めおと岩カフェ」の棚をプロデュースしました。 「海・伊勢・旅」をテーマに選書したはすべて販売しており、散策舎としてはめおと横丁店という位置付けです。 カフェでのんびり読むもよし、旅の想い出に買って帰るもよし。伊勢・二見ならではの体験を、に託してお届けします。 →カフェの詳細は公式サイトへ さて書き出すのが遅くなってしまいましたが、せっかくなので6月末から約一カ月の、めおと横丁店ができるまでのあれこれを書き留めておきます。 ------- 最初にお話をいただいたのは、このカフェの立ち上げを担当されている方が、散策舎に来てくださったことからでした。散策舎ではちょうど夏から「海」フェアをやるつもりで選書などを準備してい

    結ぶ本屋|本屋・散策舎
  • 一冊に囚われていたら古本屋なんてはじめない|古本と新刊 書肆スーベニア

    書肆スーベニアが加入している東京都古書籍商業協同組合(東京古書組合)の機関誌『古書月報』2018年6月号に「あなたの大切にしている一冊」というテーマで拙文を載せていただきました。 なかなか組合員以外の方に読んでいただくのは難しいと思ったので、noteで公開することにします。以下、掲載文。 「一冊に囚われていたら古屋なんてはじめない」 書肆スーベニア 酒井 隆 困りました。これまでに読んだはそれなりに私の血肉となっているのでしょうが、特にこれといった一冊は思い浮かばないのです。昨年に弊店を開業して以来、同じような質問や取材を受ける度にでっち上げるのに苦労しています。この商売を始めて蔵書はほぼ全て売ってしまいましたから、は好きでもセンチメンタルな思い入れは持てない性分なのでしょう。 それでも自身かお店に関わりのあるがないかと残り少ない蔵書をひっくり返すと、ありました。まだ売っていません

    一冊に囚われていたら古本屋なんてはじめない|古本と新刊 書肆スーベニア
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/08/17
    「私は本を著者の土産話みたいなものだと思っています。随筆や人文をよく読むからでしょうか、その人なりの物事の認識や考え方を聞いているような感覚です」
  • その日最初の客|本屋の時間|辻山良雄

    Titleを開店した日の朝、胸のなかは期待と不安でいっぱいでした。その前日の夜中まで開店の準備に追われ、自分では最善の店を作ったつもりでも、「個人が勝手にはじめた店に、果たしてお客さんが入ってくるのだろうか」という不安は拭えるものではありません。 開店時間の少し前、様子をみるために店の外に出ると、既に待っている人が10名ほどおり、その数は開店時間には更に増えていました。シャッターを開け、お客さんをお通しすると、途端に店のなかはいのちが吹きこまれたように生き生きとし始め、前日までの「じっと黙って、何かを待っている様子」とは一変しました。お客さんが入った店を見てはじめて、自分が屋を作ったのだという実感がわいてきました。 先日、Titleで行ったイベントで、熊にある橙書店の店主・田尻久子さんと話をする機会があり、その時田尻さんに「移転前と移転後で、何を見て同じ店だと思いましたか」と尋ねました

    その日最初の客|本屋の時間|辻山良雄
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/07/18
    「本屋という場所は、並んでいる本とそこにいる店主だけでなく、そこに来るお客さんがいてはじめてその本屋になるのです」
  • 久禮亮太さん×辻山良雄さん×石橋毅史さん「本屋のしごとの伝え方」トークイベントレポート | ブクログ通信

    こんにちは、ブクログ通信です。 1月10日、久禮亮太さん、辻山良雄さん、石橋毅史さんによる、「屋のしごとの伝え方『スリップの技法』『屋、はじめました』『まっ直ぐにを売る』著者トークイベント」が開催されました。 今回の出演者3人、フリーランス書店員として活躍する「久禮書店」久禮さん、「Title」店主の辻山さん、ライターの石橋さんは、それぞれ立場は異なれど、苦楽堂という出版社からを刊行したことが共通点となっています。久禮さんの『スリップの技法』が売行好調により重版したことを記念し、読者のみなさんへのお礼も兼ねて行われたのが今回のイベントです。 今回のブクログ通信では、トークイベントのレポートをお送りします。出版や書店に関わるかただけでなく、が大好きなかたはぜひご覧くださいね。 取材・文・ブクログ通信 編集部 大矢靖之 トークショー会場:神楽坂モノガタリ 登壇者プロフィール 久禮亮太

    久禮亮太さん×辻山良雄さん×石橋毅史さん「本屋のしごとの伝え方」トークイベントレポート | ブクログ通信