「心から深くお詫びします」極めて異例の謝罪となった。85歳という高齢のローマ教皇フランシスコが、7月25日、カナダ西部のエドモントン郊外を訪れた。カナダ国内で最大級の寄宿学校があった跡地だ。集まった先住…
ウクライナの首都キエフ市内の公園で、ベラルーシからの亡命者を支援する団体の代表者ビタリー・シショフ氏が遺体で見つかった/Google ウクライナ・キエフ(CNN) ウクライナ警察によると、首都キエフ市内の公園で3日、ベラルーシからの亡命者を支援する団体「ウクライナ・ベラルーシの家(BDU)」の代表者ビタリー・シショフ氏が首をつった状態で死んでいるのが見つかった。 現場はシショフ氏の自宅近く。同氏の携帯電話や所持品は持ち去られていたという。 警察は同氏が自殺に見せかけて殺害された可能性も視野に、計画的殺人の疑いで捜査を始めた。 警察は2日、シショフ氏が日課のジョギングに出掛けたまま帰らないとパートナーから連絡があったことを明らかにしていた。 BDUも同日、シショフ氏と連絡が取れなくなり、警察に通報したと発表した。防犯カメラの映像には午前9時ごろに自宅を出る姿が記録され、10時には帰宅する予定
「お母さん、ごめんなさい。私の渡航は失敗です。お父さん、お母さん、心から愛している。息ができなくて死にそう」 家族のスマートフォンには、今も娘からの最後のメッセージが残されています。家族の負担を少しでも減らしたい。彼女はこんな思いを胸に、異国の地で働くことを目指しました。でも、その願いがかなうことはありませんでした。 (ハノイ支局長 道下航) 彼女は、親思いの女性でした。 田畑が広がる田舎町で育った彼女の名前は、ファム・ティ・チャ・ミさん(享年26)。再び海外で働くことに、父親は強く反対しましたが、「家族のために私が行くしかない」と話したといいます。弟が購入したばかりの車で事故を起こし、多額の借金を背負うことになった彼女の家族。 当時、彼女は、日本で働いてふるさとに戻ってきたばかりでしたが、海外で働くことを決めたのは、そんな両親の負担を少しでも減らそうと思ったからです。イギリスでネイリスト
黒人死亡で白人警官逮捕 殺人容疑、異例の対応もデモ続く―米中西部 2020年05月30日12時10分 黒人男性を暴行死させたとして逮捕された米中西部ミネソタ州の元警官デレク・ショビン容疑者=25日、ミネアポリス。目撃者撮影の動画より(AFP時事) 【ニューヨーク時事】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで25日、黒人男性が拘束時に白人警察官に首を圧迫されて死亡した問題で、地元捜査当局は29日、免職となった元警官を殺人などの容疑で逮捕したと発表した。目撃者が撮影した拘束時の動画が広まり、抗議デモの一部が暴徒化。緊張が高まる中、捜査当局は「異例の速さ」(当局者)で逮捕に踏み切ったが、デモは続いている。 トルコ大統領「ファシストのやり方」 米白人警官による黒人男性暴行死 米メディアによると、ニューヨークやジョージア州アトランタをはじめ各地で逮捕後もデモが続いた。アトランタでは車両が燃え、拘束者も出た。
高級リゾート地でスキーを楽しんだり、夫婦で芸術祭にでかけたり。日本を違法脱出して以来、カルロス・ゴーン被告が逃亡生活を満喫する報道が相次いでいる。しかし、カネさえあれば、司直の手から本当に逃げ切れるのだろうか。 外堀を埋められるかのように、国外脱出を手助けした「チーム国外逃亡」が苦境に陥っている。脱出作戦を遂行した元傭兵とプライベートジェット会社、それぞれの隠された過去があちこちで露呈し、立場が悪化する展開に陥っているのだ。 まず、Forbes JAPAN編集部が入手したのは、プライベートジェット会社「MNGジェット」の経営に関する情報である。MNGはゴーン一行を関西空港からトルコのイスタンブールまで運んだプライベートジェットの会社だ。トルコの大財閥が運営している。同社は外部の関係者に「ゴーン事件で風評被害に遭っている。客が集まらない」と、収益悪化の相談を行っている。なぜゴーン逃亡の片棒を
被害者数が英国史上最多とされる性的暴行で、終身刑を言い渡されたレイナード・シナガ被告。撮影日不明(2020年1月6日公開)。(c)AFP PHOTO / GREATER MANCHESTER POLICE 【1月7日 AFP】英中部マンチェスターの裁判所は6日、同国史上最多とされる性的暴行に及んだインドネシア国籍の学生に終身刑を言い渡した。被告の男は同性であることで疑いを抱かなかった男性たちに薬を盛り、意識を失わせて襲っていた。被害者は195人ほどに上るとみられている。 マンチェスター刑事法院(Manchester Crown Court)のスザンヌ・ゴダード(Suzanne Goddard)判事は、インドネシア・ジャンビ(Jambi)州出身のレイナード・シナガ(Reynhard Sinaga)被告(36)について「邪悪な性犯罪者」と表現し、少なくとも30年の服役が必要だと述べた。 博士号
オランダの警察車両(2017年8月17日撮影、資料写真)。(c)MICHIEL VAN BEERS / ANP / AFP 【12月4日 AFP】オランダ南部で、未成年の少女らに薬物を投与し、集団レイプに及んでいた性犯罪グループに関わっていたとされる男8人が逮捕された。警察が3日、明らかにした。 警察は、男らはデンボス(Den Bosch)市とその周辺で、15~16歳の少女3人から個別に届けられたレイプ事件の通報を受けて逮捕されたと発表。 「少女らは薬物を投与されたとみられており、抵抗できない状態で、同グループの複数の男から暴行を受けた。時に暴力も振るわれた」としている。 また「少女らは男らに、ソーシャルメディアを通じて出会った」という。 捜査が始まったのは今年初め。4月には法医学捜査官らが手掛かりを求めて、犯行場所だった車の整備工場内をくまなく調べていた。 警察によると、容疑者らの年齢は
オランダ北部ドレンテ州ライナーボルト近郊で、一家が監禁されていたとみられる農家を捉えた空撮写真(2019年10月15日撮影)。(c)Wilbert Bijzitter / ANP / AFP 【10月18日 AFP】オランダ北部の農家で10年近くにわたり外界と接触せず暮らしていた一家が保護された事件で、同国の警察は17日、一家の父親(67)を監禁などの疑いで逮捕した。警察はまた、事件の背景に「特定の信条や信仰」があった可能性について調べを進めていることを明らかにした。 【関連記事】「終末」待ち9年地下生活か オランダで親子7人発見 警察によると、父親には監禁のほか、他者の健康侵害やマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがもたれている。事件では父親とは別に、農家の賃借人だったオーストリア人の男(58)が逮捕されていた。同国の裁判所は17日、この男に対し、父親に掛けられているものと同様の容疑に基
ノルウェーのスベイン・ルードビクセン元漁業相。首都オスロにて(2008年6月6日撮影)。(c)Stian Lysberg SOLUM / NTB Scanpix / AFP 【11月29日 AFP】ノルウェーの検察当局は28日、難民認定申請希望者3人を数年にわたって性的虐待した罪で、スベイン・ルードビクセン(Svein Ludvigsen)元漁業相(72)を起訴したと発表した。 ルードビクセン被告はトロムス(Troms)県の知事だった立場を利用して性的虐待を行った罪と、難民認定申請希望者の弱い立場に付け込み性的虐待を行った罪に問われている。 被害者3人はいずれも成人だがルードビクセン被告よりもはるかに年下で、うち1人は軽度の知的障害があった。 起訴の内容によると、ルードビクセン被告は2011~17年にかけて自宅や別荘やホテルのほか、トロムソ(Tromso)の知事室でも性的虐待に及んだという
トルコ当局、国内や米メディアに流す情報が事件を白日の下に 【エルサレム高橋宗男、ベルリン中西啓介】サウジアラビアが政府を批判してきたサウジ人記者、ジャマル・カショギ氏の死亡を一転して認めた事件で、トルコはしたたかな戦術でサウジ側の説明責任を求める国際世論を形成することに成功した。トルコの当局者が国内や米国のメディアに流す情報が事件を白日の下にさらし、サウジ側の「隠蔽(いんぺい)」を突き崩した格好だ。 今月2日にカショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で行方不明になって以降、サウジ側はカショギ氏に関し「総領事館を立ち去った」として殺害疑惑を否定してきた。トルコ当局は一切、捜査情報を公表していないが、匿名のトルコ当局者の情報を基に、詳細な殺害状況などが連日報道され、カショギ氏の死亡は国内外で既定の事実として認知されるようになった。
バリーナ・ウォレス被告、エイボン・アンド・サマセット警察公開(2018年5月23日公開)。(c)AFP PHOTO / Avon and Somerset Police 【5月28日 AFP】英南西部ブリストル(Bristol)の裁判所は、同市内で元恋人の男性の顔に意図的に硫酸をかけた罪で南アフリカ出身のバリーナ・ウォレス(Berlinah Wallace)被告(48)に最低12年間仮釈放なしの終身刑を言い渡し、同被告は即日収監された。酸を浴びせられた男性は首から下がまひするなどの大けがをし、後に安楽死した。 ウォレス被告は2015年、自分の元を去り他の女性と交際していた元恋人のオランダ人エンジニア、マーク・ファン・ドンゲン(Mark van Dongen)さんに硫酸をかけた。 ニコラ・デービス(Nicola Davies)判事は23日の判決公判で「まったくもって凶悪な行為」と断じ、犯行は
アルビノの少年の足(右、2010年10月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 【9月17日 AFP】アフリカ南東部モザンビークで、先天性色素欠乏症(アルビノ)の17歳の少年が殺害され、脳などが奪われた状態で発見された。地元メディアが報じた。奪われた体の部位は、呪術に使われるとみられている。 国営モザンビーク通信(AIM)によると、少年は13日に殺害され、遺体は西部テテ(Tete)州ベンガ(Benga)で見つかった。地元当局者の話では、「犯人らは被害者の腕や脚から抜き取った骨や、髪の毛を奪った上、頭を割って脳を取り出していた」という。 同国では、アルビノの人々の体の部位を求めての「アルビノ狩り」が後を絶たない。アルビノの体の部位は富と幸運をもたらすと信じられており、お守りや呪術用の薬として用いられる。 マラウイと国境を接するテテ州には、アルビノの臓器を売買する
シカゴのオヘア国際空港で4月9日、ケンタッキー州ルイビル行きのユナイテッド航空3411便の機内で、オーバーブッキングにより飛行機から降りるよう求められた男性が拒否すると、警察官が無理やり引きずり出した様子がSNSに投稿され物議をかもしている。
トルコの最大都市イスタンブールで1日未明、新年を祝おうと訪れた客たちでにぎわっていたナイトクラブで何者かが銃を乱射し、現地のメディアは地元の知事の話として、少なくとも35人が死亡したと伝えました。
仏レンヌの音楽祭で撮影されたトランペット(2011年12月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/DAMIEN MEYER 【12月6日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)近くの大聖堂で、複数の幼児に対する性的虐待で逮捕歴のあるトランペット奏者がオーケストラで演奏中、被害者の子どもたちが通う学校の親たちに襲われて死亡した。演奏会場だった大聖堂の司祭が5日、明らかにした。 死亡したのは音楽教師でトランペット奏者のマルセロ・ファビアン・ペコーロ(Marcelo Fabian Pecollo)元受刑者(42)で、ブエノスアイレス近くの町モロン(Moron)のオーケストラに在籍していた。ペコーロ元受刑者は2010年に幼児5人に対する性的虐待の罪で禁錮30年の判決を言い渡されたが、減刑により2014年に出所していた。 今回の事件は今年10月30日、モロンの大聖堂で発生
レバノン当局によると、首都ベイルート南部の住宅街で12日夕方に自爆攻撃が相次ぎ、少なくとも37人が死亡、181人が負傷した。内戦が25年前に終結して以来、レバノン国内で最悪の爆弾攻撃という。 爆破犯2人は現地時間午後6時ごろ、イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」が拠点とするブルジ・アルバラジネの混雑する往来で、近距離で相次いで自爆。スンニ派過激派勢力「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したが、確認はされていない。
バングラデシュの首都ダッカにあるイスラム教シーア派のモスク(イスラム教礼拝所)で24日、爆弾が3発爆発し、14歳の少年が死亡したほか数十人がけがをした。過激派組織「イスラム国」(IS)のバングラデシュ支部を名乗る犯行声明が同日、ネット上に出た。 一方、カーン内相はロイター通信に「これは武装勢力ではなく、国の不安定化を狙う勢力の犯行だ」と述べ、ISではなく最大野党バングラデシュ民族主義党(BNP)などが背後にいるとの見方を示した。 バングラデシュでは9~10月、イタリア人と日本人が相次いで殺害され、いずれもISが犯行声明を出したが、バングラデシュ政府はISの存在を否定し、BNPなどが関与したとの見方を示している。 ISはスンニ派の過激派で、シーア派を同じイスラム教徒と見なさず、攻撃対象としている。(貫洞欣寛)
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