ノルウェーのOpera Softwareは現地時間6月3日、単なるブラウザの域を超えるという暗黙の目標を掲げた新バージョン、「Opera 10」のベータ版を公開した。Windows、Mac OS、Linuxに対応し、強力な機能でウェブブラウジング、電子メール、RSS、トレントを処理する(同社の用語を使うなら「Opera Turbo」で加速された)高速ユーティリティとなることを目指している。 Opera 10における変更点で最も目につくのは、英国人デザイナーJon Hicks氏が制作した新たなデフォルトスキンと、改良されたタブバーだ。Operaでは、最終製品版となるまで引き続きスキンに手を加えていくと述べている。タブバーでは、タブとロケーションバーの間にあるバーをダブルクリックするかプルダウンで開くと、各タブのサムネイル状のプレビューが表示される。プレビューはサイズ変更できるため、ごく小さい