ワークショップの参加者から質問されて答えるのに戸惑った、と相談されたときの話。 私がいるチームは、サービスデザインやUXデザインに日々取り組んでいますが、社内外にそういうマインドセットやプロセスを広げていく役割もあるので勉強会を実施したりします。 先日、チームメンバーがワークショップでペルソナを作るためにKA法による価値マップを教えていたときに、「なぜ心の声を書かないといけないのか、直接、価値を書いてはいけないのか」と聞かれたというのが冒頭の質問です。 KA法について簡単に説明をしておくと、KA法は紀文食品の浅田和実氏が開発した、新商品開発のために定性データを分析する手法です。それを千葉工業大学の安藤昌也氏がUXデザインの分野のためにアレンジしたものがよく使われています。 この手法は「図解でわかる商品開発マーケティング」という書籍で説明されています。価値マップからアイデア発想する方法なども