オープンソース・ソフトウエアのライセンスのなかで最も古いものは、1989年にFree Software Foundationが作成した「GPL(GNU General Public License)1.0」というライセンスである。 オープンソース・ソフトウエアの代表的なライセンスはいくつもあるが、いずれも ・プログラムの実行 ・プログラムの基になるソースコードへのアクセスと改変 ・プログラムやソースコードの再配布 ・改変したプログラムやソースコードの再配布 という、ソフトウエア開発を促進する4つの権利を利用者に対して保証している。これらは権利であるため、再配布をするかどうかは利用者が選択可能であるが、ライセンスによっては再配布が必須とされている場合もある。 例えば「自由なソフトウエア」運動の起点となったGPLでは、改変したプログラムを再配布する場合、そのプログラムのソースコードへのアクセス