前編(【侵攻2年】兵士に給料が全額支給されなくなっている…5年ぶりに来日した、ボグダンさんが語るウクライナの現状)からの続き。 【写真を見る】「うまい棒」や「貼るカイロ」 見慣れた日本製品が支援物資として戦場で活躍している ウクライナでボランティア活動を続けるボグダン・パルホメンコ 氏が5年ぶりに来日し、夢を語った。とはいえ、ロシアの侵攻が続くウクライナには問題も山積しているという。【前後編の後編】 *** ――日本の民間からの支援物資は、いまも届いているのだろうか。 ボグダン:毎週、届いています。いまはポーランドとの国境が封鎖されているので、なかなか郵便が届きにくくはなっていますが。 ――以前のインタビューでは、日本から届いたインスタント食品や使い捨てカイロが助かるとおっしゃっていた。 ボグダン:この間も日清のカップラーメンが1箱届きましたし、みんな大好きですよ。最初に日本の使い捨てカイ
訪米中のウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ホワイトハウスを訪問しアメリカのバイデン大統領との首脳会談に臨む。 【画像】ウクライナ支援“正念場” ゼレンスキー大統領がホワイトハウス訪問へ バイデン大統領はこれに先立つ19日、国連総会の演説で「侵略に立ち向かう」と述べて、ウクライナへの揺るぎない支援をあらためて表明した。 ただ、去年12月にゼレンスキー氏がホワイトハウスを訪問し、その後の議会演説では万雷の拍手で迎えられた当時と比べて、アメリカ国内のウクライナ支援に対する風当たりは厳しくなっている。 ゼレンスキー氏は今回、バイデン大統領や議会幹部らとの会談で何を訴えるのか。 バイデン大統領「侵略に立ち向かわなければならない」9月19日、国連総会の演説に臨んだバイデン大統領はロシアによる軍事侵攻を強く非難し、「ロシアが平和の代償として求めているのは、ウクライナの屈服、ウクライナの領土、ウクラ
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、訪日日程の終わりに記者会見を開いた際に、日本国民へ向けた演説を行った。 ウクライナ大統領府広報室が全文を公表した。ウクルインフォルムによる日本語全訳以下のとおり。 親愛なる日本国民よ! 平和を大切にする世界の全ての人よ! 私は、戦争によって歴史の石に影のみを残すことになってしまったかもしれない国からここへ来た(編集注:ロシアの全面侵略戦争でウクライナが消し去られてしまう可能性を指している)。しかし、私たちの英雄的な人々は、私たちが戦争をこそそのような影にしてしまうべく、歴史を戻している。 私は、世界に戦争の居場所はないと信じている。人類は、とても長い道を通ってきたのであり、血塗られた対立で多くの命を失ってきた。死が空から降ってきて、死が海からやってきた。放射線が死をもたらした。人々は、互いに死を持ち寄ってきた。ある者は、人類の歴史は戦争抜きには想像で
21日午後7時すぎ、広島市の平和公園で岸田総理との首脳会談を終えたウクライナのゼレンスキー大統領が会見を行いました。 【写真を見る】【速報】「ウクライナの街は原爆資料館で見た風景と似ている」ゼレンスキー大統領 平和公園でスピーチ 岸田総理と首脳会談終え ゼレンスキー大統領は「人類の歴史は戦争なしでは想像できないといわれるが、私たちは人類の歴史から戦争をなくさなければならない」と訴え、ロシアによるウクライナ侵略について自国への支持を訴えました。 また、原爆資料館の視察について、原爆投下とウクライナ戦争を単純に比較することはできないとしつつ、「ウクライナの街は原爆資料館で見た風景と似ている」と感想を述べたうえで、「広島の街が復興したように、ウクライナ東部の激戦地・バフムトも同様に復興することができると感じた」と語りました。 ゼレンスキー大統領は、G7広島サミットに出席するため、20日午後に広島
韓国の国会で今週行われたウクライナのゼレンスキー大統領の演説について国会議員の2割にも満たない50人程度しか参加しなかったとして、韓国メディアから「誠意のない態度」「恥ずかしい」などと批判が相次いでいる。 【画像】韓国国会でオンライン演説したゼレンスキー大統領 しかし、韓国のウクライナ情勢への関心の低さは今に始まったことではない。“戦争の経験”という共通項があるにもかかわらず、いったいナゼなのか-。 (NNNソウル支局長 原田敦史) ■議員の参加2割弱でガラガラの大講堂 “待ちぼうけ”のゼレンスキー大統領11日の午後5時。予定された時間を少し過ぎて、スクリーンにはTシャツ姿のウクライナのゼレンスキー大統領の姿が映し出された。 ゼレンスキー大統領が、外国の議会や国会で演説を行うのは、韓国が24番目。会場は本会議場ではなく、敷地内にある国会図書館の大講堂が使われた。用意された座席には、明らかに
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