ベラルーシのルカシェンコ大統領は6日、ロシアがベラルーシに配備する戦術核兵器について、いかなる使用に対してもベラルーシは拒否権を持っていると述べた。写真は7月6日、首都ミンスクで記者会見するルカシェンコ大統領(2023年 ロイター/Maxim Shemetov) [ミンスク 6日 ロイター] - ベラルーシのルカシェンコ大統領は6日、ロシアがベラルーシに配備する戦術核兵器について、いかなる使用に対してもベラルーシは拒否権を持っていると述べた。 ロシアのプーチン大統領は3月、ベラルーシに戦術核兵器を配備すと発表。ルカシェンコ大統領は6月、ロシアから戦術核兵器の搬入が始まったと明らかにした。 ルカシェンコ氏は記者団に対し、ロシアの戦術核兵器の使用にはプーチン氏が最終的な決定権を持っているものの、ベラルーシはいかなる使用にも拒否権を持つと表明。「管理はベラルーシとロシアが共同で完璧に行っている。