「ロッテ0-1阪神」(2日、ZOZOマリンスタジアム) 阪神が薄氷を踏む勝利で今季ワーストの連敗を「5」で止め、4戦全敗だった交流戦でようやく初勝利を挙げた。だが、得点は初回に森下の自身初となる先頭打者本塁打で挙げた1得点のみ。低空飛行が続く打線に劇的良化の兆しは見えない。佐藤輝明内野手(25)が出場選手登録を抹消されて間もなく3週間。左打者ではNPB史上初となる新人年から3年連続20本塁打を放った主砲は、いつ1軍に戻ってくるのだろうか。 【写真】打球を後逸する佐藤輝 2軍戦でも目立つ守備のミス 5月14日の中日戦。1点リードの八回無死二塁。佐藤輝は田中の送りバントを処理した坂本の三塁送球を捕球できず、ピンチが拡大。奮闘していた村上がカリステに同点の右前適時打を浴びると、1死満塁からは石川昂に決勝の2点右前適時打を許した。四回に左前打。六回には右中間への二塁打を放ってチーム唯一の得点となる