1月18日、日本共産党は、4年ぶりの党大会で、志位和夫委員長に代わり、新しい委員長に田村智子氏を選出した。「女性初の党首の誕生」として注目を浴びているが、「異論」を排除する共産党の「閉鎖的な体質」に変わりはないようだ。 【画像】共産党への「除名処分・再審査請求」を「却下」された松竹伸幸氏がコメント 「除名処分・再審査請求」を「却下」された松竹伸幸氏がコメント「本当に残念でなりません」 「私が最初に体験した共産党では、自由な議論が許されていました。ある学者からは『松竹さんのお陰で共産党が自由に見えていい』と言ってもらいましたが、そんな『異論を許す共産党』を復活させたいと思っていたのに……」 こう語るのは、「党首選挙制」の導入を訴える『シン・日本共産党宣言』(文春新書)を刊行したことで、共産党から「除名処分」を受けた松竹伸幸氏だ。 松竹氏は、党大会での除名処分の撤回を求め、「再審査請求」を行な