7月10日投開票の参院選について、JNNでは7月2日と3日、毎日新聞と携帯電話を使ったインターネット調査を行い、取材を加味して比例代表の中盤の情勢を分析しました。 自民党は前回2019年の参院選で得た19議席には届かない可能性が出てきました。1週間前の序盤調査と比べてやや失速しています。 ⽇本維新の会は9議席を固めつつあり、立憲民主党を上回る比例での野党第一党が現実味を増しています。前回得た5議席からほぼ倍増の勢いです。 立憲民主党は1週間前の調査から失速していて、前回得た8議席を維持できるか微妙な情勢です。 公明党は前回得た7議席が視野に入っているものの、6議席にとどまる可能性もあります。 国民民主党は前回の3議席に届く見通し。 共産党は、3議席は確保しそうな情勢です。 れいわ新選組は前回と同じ2議席に届きそうです。 諸派の参政党は1週間前の調査から勢いを増していて、1議席獲得の可能性が
JR渋谷駅前で、参院選の街頭演説に集まった有権者ら=東京都渋谷区で2022年7月3日午前10時29分、本社ヘリから(画像の一部を加工しています) 毎日新聞は2、3両日、第26回参院選(10日投開票)の特別世論調査を行い、取材情報を加味して中盤情勢を探った。自民、公明両党は引き続き堅調で、改選過半数(63議席)に届きそうだ。ただし、6月25、26日の序盤情勢取材時と比較すると野党系がやや盛り返し、全国に32ある改選数1の「1人区」で与野党接戦の選挙区が5から8に増えた。改選数2以上の「複数区」でも接戦が4から6選挙区に増加した。 【ラストサンデー】猛暑の中、候補者の訴えを聞く有権者 調査では「投票先を決めていない」と回答した人が選挙区で約4割、比例代表で約3割おり、投開票日までに情勢は変わりうる。 今回の参院選は計125議席が争われる。自民が「勝敗ライン」としてきた非改選を含めた与党過半数(
自民60議席超の勢い 改憲勢力3分の2視野―立民苦戦、維新に伸び【参院選情勢】 2022年07月04日13時43分 国会議事堂。手前は参議院正玄関=東京都千代田区 第26回参院選(10日投開票)について、時事通信は全国の支社・総支局の取材などを基に選挙情勢を探った。自民党は改選55議席から上積みし、60議席を超える勢い。公明党も堅調で、非改選を含め与党で過半数(125)を確保するのは確実だ。立憲民主党と国民民主党は苦戦。日本維新の会は改選6議席から伸ばす見通し。ただ、終盤の流れによっては情勢が変動する可能性もある。 岸田首相、原発再稼働に意欲 維国同調、立共は慎重【22参院選】 自公両党に維新、国民を加えた「改憲勢力」で見ると、憲法改正の国会発議に必要な3分の2(166)に届く可能性が高い。 参院の総定数は今回から3増えて248。このうち選挙区74、比例代表50の計124を改選し、神奈川選
5月31日、京都の繁華街河原町に500人の聴衆が集まった参政党の街頭演説会。 聞いたこともない政治団体に驚かれた方も多いはずだ。それもそのはず、東京新宿では1000人、大阪、神戸、また各地方都市でも数百人レベルでの街頭演説会が連日繰り広げられている。ネットに公開されている寄付総額は2億円を越え、党員も3万人に達したという。 【写真】「ホンマでっか!?TV」でおなじみの元大学教授が街頭演説 どこかの大きな組織がバックにいるのかと思いきや、この参政党なる政治団体はネットを中心に広がりを見せるネット型政党なのだ。分かり易く言えば、NHK党と同じような広がりをしている。ただ、N国党が「NHKをぶっ壊す」というワンイシュ(単一争点)なのに対して、参政党は教育から国防まで総合的な政策で耳目を集めている。政策は外国企業の土地買収・企業買収の規制や教育における自尊史観の定着などかなり保守色の政策が多く、同
マイナー政党が、参議院選挙を前にして永田町界隈を賑わせている。その名は「参政党」である。全くの泡沫政党のハズだったが、選挙ドットコムが選挙プランナーと組んだ参院選解説のなかで「1議席確保の可能性がある」とし、他党の関係者の間で警戒感がじわじわと広がっている。街頭演説は立錐の余地がないひとだかりとなっており、ひともまばらなことがある立憲民主党の泉代表とは対照的だ。 「サンセイトー? 知らないなあ。賛成党と書くのか? 参政党と書くの? 何しろ維新の会のことで頭がいっぱいで・・・」と記者(角田)の質問にこう語ったのは、菅直人元総理である。菅氏は今回の選挙で大阪選挙区を担当し、日本維新の会対策に力を割いている。 玄人筋にもまだ知らない人がいるほどの無名ぶりである。ただし、菅氏のこの反応はあくまで例外。取材していくと、議員や秘書などから、「参政党は野党票をかなり食うと言われているので警戒している。1
「国民の眠りを覚ます」──。こんなキャッチフレーズを枕ことばに、急速に支持を広げている政治団体「参政党」。北海道から沖縄まで計45選挙区すべてに候補者を立て、全国比例には5人擁立している。大手メディアの情勢調査によると、比例で1議席を獲得しそうだという。一体、どんな政党なのか。 安倍元首相はお呼びじゃない? 参院選で自民盤石区ばかり“押し掛け応援”のウラ事情 参政党はユーチューブなどネットを通じて支持を広げてきた“新興勢力”で、公式ユーチューブチャンネルの登録者数は16.9万人。設立メンバーの1人で、今回、全国比例で出馬した神谷宗幣事務局長を中心に、「教育」「食と健康」「国防」の3つの重点政策を訴えている。党員やサポーターは6万5000人に上るという。 街頭演説などで目立つのは、反ワクチンや反グローバリズムなどの主張だ。神谷氏は自身の公式サイトで、〈参政党は【陰謀論政党】とレッテル貼りして
議席にどう響くのか。参院選の中盤に突入したタイミングで「日本維新の会」の支持率が急落している。共同通信が26~28日「比例代表の投票先」を聞いた世論調査によると、主要政党の中で維新だけが支持を減らしているのだ。 参院選台風の目に…新興勢力「参政党」ってどんな政党? ■他党は支持を増やしているのに… 投票先のトップは、28.3%の自民党(+1.0)、2位は8.2%の立憲民主党(+1.2)、3位は7.2%の公明党(+1.0)だった。前回2位だった維新は、6.1%の4位に沈み、しかもマイナス1.6ポイントだった。 これまで維新は、支持率で立憲民主を上回ることが多く、松井代表も「比例代表では野党第1党を目指す」と自信満々だった。ところが、投票日が近づき、比例代表の投票先で立憲に差をつけられている。 なぜ、支持率がダウンしているのか。 選挙戦に突入した後、候補者の失言や問題行動が相次いだことが大きか
■自民党・茂木敏充幹事長(発言録) 選挙になると野党は必ず「消費税を下げる」という話をする。耳ざわりはいいかもしれない。みなさんから預かる大切な消費税は年金、医療、介護、子育て支援の大切な財源。もし野党がいったように(引き下げると)なると、この年金、介護、医療、子育て支援、社会保障の財源3割不足する。 【写真】演説する自民党の茂木敏充幹事長(右端)=2022年6月29日、長崎市 もし(減税)するならば、その財源をどうするのかをセットで話してもらわないととても現実的な、実現できる政策とはいえない。11兆円の膨大な額をどう埋めるのか。それをいってもらわないと現実的な提案にならない。(長崎市内の演説で)
1人区の参院青森選挙区で、候補者の演説を聴く有権者ら=青森市で2022年6月22日午前9時27分、吉田航太撮影 参院選の投票は衆院選と同様に2種類ある。両選挙とも選挙区と比例代表に1票ずつ投票するが、衆参で仕組みが違う。 衆院選は小選挙区比例代表並立制という仕組みで、全国289の小選挙区、全国11ブロックの比例代表で実施される。 一方、参院選は都道府県単位の選挙区、比例代表を組み合わせて実施される。選挙区の改選数は人口に応じて、最大が東京の6。埼玉、神奈川、愛知、大阪の4、北海道、千葉、兵庫、福岡の3、茨城、静岡、京都、広島の2と続く。32選挙区の改選数は1で、選挙区の改選数合計は74だが、神奈川選挙区は欠員1の補充の合併選挙があるため今回の当選者は5となり、これを合わせると75となる。 2016年の参院選から人口の少ない鳥取、島根県は2県で1選挙区に合区され、徳島、高知県も同様に合区され
7月10日に投開票が行われる参議院議員選挙。各党が投開票日に向けてしのぎを削っている日々だ。 「メディア各社の序盤の情勢調査では、自民党と公明党の与党が優勢という結果が出ていました。しかしここにきて、立憲民主党や日本維新の会を中心に野党が支持率で追い上げを見せており、まだまだ情勢には変化が起こりうる局面です」(政治部デスク) 議席獲得に向け、各党の代表も全国津々浦々で候補者の応援演説に立っている。そんななか、6月26日に立憲民主党の泉健太代表(47)がJR秋葉原駅前で行った演説が、SNSのガンダムファンを中心に“失笑”を買ってしまった。その演説は、次のようなものだった。 「この物価高には、もっともっと怒って頂きたい。まさに『立てよ、国民』。私は皆さんにお伝えしたい。この悲しみ、この苦しみを怒りに変えて「立てよ、国民」。我々は自由民主党に比べれば戦力は少ないけれど、しかし、正義の戦いをしてい
ついに“女帝”の一派から裏切り者が出た。 参院東京選挙区から出馬している「ファーストの会」の荒木千陽氏の陣営についていたはずの樋口高顕千代田区長が27日、対立候補で自民党公認の生稲晃子氏の個人演説会に参加。応援メッセージを送ったのだ。 【写真】出馬表明記念!元おニャン子・生稲の赤面過去…夕ニャン大相撲で付いたあだ名はオイナリさん ■参院東京選挙区で波紋、大揉め必至 樋口区長は、小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」の副代表で、小池知事の側近でもある。ライバル候補への支援で、陣営内は大揉め必至だ。 樋口区長は27日、千代田区内で行われた生稲陣営の個人演説会に参加。冒頭「本日は生稲晃子さんの激励、応援に駆けつけさせていただきました。ぜひとも頑張ってください」と挨拶。演説会には安倍元首相も参加した。 樋口区長は公示後、荒木氏の応援に一度も入っていない。なぜ“敵陣”の応援に馳せ参じたの
7月10日に投開票される参院選では、足元で急速に進む物価高騰にどう立ち向かうかが争点になっている。暮らしを直撃する値上げラッシュは有権者にとって大きな関心事。一方で政権にとってインフレ対応は「鬼門」だ。世界の国政選挙では物価高で逆風となり、政権を揺さぶっている。岸田文雄首相(自民党総裁)は「最大限の警戒を」と唱え、対策に注力する姿勢を強調。対する野党は最大の突破口とみて、攻勢を強めている。 「つまらないプリンス」が会見で見せた「らしくない」顔 「政府が全面的に責任を負って物価高騰対策をしっかり進める」。首相は連日、街頭演説でガソリンや小麦、飼料などの価格抑制策を力説する。野党の「岸田インフレ」批判を打ち消そうと、ロシアによるウクライナ侵攻が引き起こした「有事の価格高騰」と付け加え、あくまで“外的要因”だと主張することも忘れない。公明党の山口那津男代表もガソリン高対策の予備費確保の成果を強調
現場から不満が噴出している。連合の芳野友子会長は、28日、参院愛知選挙区(改選数4)から出馬している立憲候補と国民候補を応援するために名古屋入りする予定だ。ところが、地元からは「迷惑だ」とブーイングが上がっている。 連合・芳野会長は取り込まれたか…自民・麻生副総裁との異例の会食に疑問の声が噴出 芳野会長が弁士として駆けつけるのは、午後1時から名古屋駅前で行われる<立憲民主・国民民主・連合愛知>による3者合同の街頭演説会。本来、愛知県は野党の地盤だ。前回2016年の参院選も、民進党(当時)の公認候補は2人とも当選している。しかし、今回は、立憲と国民に分裂した2人が、共に当選するのは難しくなっている。 合同演説会は、異例のスタイルで行われる。連合愛知によると、立憲候補と国民候補が、それぞれ自前の街宣車に乗って、自前のマイクを使って演説するという。合同演説会ならば、1台の街宣車に立憲、国民、芳野
7月10日投開票の参議院選挙について、FNNは週末に電話による調査を行い、序盤の情勢を探った。 自民・公明の与党は、改選議席の過半数を大きく上回る勢いで、憲法改正に前向きな「改憲勢力」は3分の2の議席を伺う情勢。 調査はこの週末の2日間、全国の有権者3万8,000人余りを対象に、固定電話と携帯電話で実施した。 自民党は、全国に32ある1人区のうち、東北など一部を除くほとんどの選挙区で優勢で、現有の改選55議席からの上積みが見込まれ、60議席台を伺う情勢。 公明党(改選14議席)は、選挙区に擁立した7人全員が議席を確保する情勢で、比例とあわせ、現有議席維持が視野に入り、与党で改選過半数(63議席)を大幅に上回る見通し。 立憲民主党(改選23議席)は、比例では前回並みの8議席程度の獲得が視野に入るが、1人区などで苦戦しており、改選議席を割り込む可能性がある。 日本維新の会(改選6議席)は、関西
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