立憲民主党の泉健太、日本維新の会の馬場伸幸両代表が23日、舌戦を繰り広げた。泉氏は高知市で記者団に、馬場氏はインターネット番組で互いに、両党の関係改善について「未来永劫ない」と強調。次の衆院選で野党第1党を争う両党のつばぜり合いが激しくなっている。 カネなし、コネなし、地盤なし…それでも上位で初当選 25歳の3人は地下アイドル兼職、内定辞退…「なり手不足」の地方議員、何が出馬に駆り立てた? 泉氏は、衆院選の候補者調整を維新が拒否している状況に対し「自民党と戦う気がないのなら調整しようがない」と不満をあらわにした。さらに「維新は党名を第2自民党に変えた方が分かりやすい」と皮肉った。 一方の馬場氏は「第1、第2自民党の改革合戦が政治を良くすることにつながる。立民がいても、日本は何も良くならない」とこき下ろした。
岸田内閣に対する不信任決議案提出を巡り、立憲民主党内で泉健太代表ら執行部への不満が広がった。 【図解】政党支持率の推移 岸田文雄首相が今国会中の衆院解散に踏み切らないと明言するまで煮え切らない態度に終始したためだ。求心力は一段と低下しており、反執行部的な動きも始まった。 「今回の解散騒動は何だったのか。首相は自らの権限と影響力を理解していない」。泉氏は16日の衆院本会議で、不信任案の趣旨弁明のため登壇。首相が13日の記者会見で「会期末の情勢を見極めたい」と会期内解散に含みを持たせた2日後、一転して解散見送りを表明したことを批判した。 今月に入って以降、立民の判断は揺れた。衆院選の準備が遅れる中、不信任案を出せば衆院解散を誘発しかねないと危惧したからだ。 自民党幹部は不信任案提出について「解散の大義」になるとけん制。13日の首相会見が追い打ちとなり、泉氏は「最後まで検討する」などと判断を保留
立憲民主党は21日の通常国会会期末を前に、岸田内閣への不信任決議案を提出する方向で検討に入った。防衛費増額に伴う増税方針や、採決が強行された改正入管難民法などを理由にする案が浮上している。岸田文雄首相は野党の動きや選挙情勢を見極め、早期の衆院解散・総選挙を実施するかどうかを判断する見通しだ。会期末を控え、双方の駆け引きが激化しそうだ。複数の与野党幹部が10日、明らかにした。 玉木氏「16日解散も念頭」
2023年6月8日に参院法務委員会で入管難民法改正案が採決された際、れいわ新選組の山本太郎代表が数回にわたって委員長席に飛びかかる行動に出た。自民党は、この「暴力行為」が原因で同党の若林洋平参院議員、永井学参院議員の国会議員2名が打撲のケガをしたと訴えている。 【動画】自らの行動の正当性を主張する山本太郎氏 自民は立憲民主党などと共に懲罰動議を提出する方向で調整中だが、立憲の泉健太代表は6月9日の定例会見で、山本氏の行為の是非について論評を避けた。現時点では参院の国対などが対応している段階で、情報が十分にそろわないままトップが発言すると「判断を誤ることはありえる」というのがその理由だ。山本氏の行動をめぐっては、批判の声が多く出る一方で、党内では懲罰動議に反対する向きもある。こういった状況にも配慮しているとみられる。 ■「何かどこかで起きたことについて、全部トップが発言をしてしまえば...」
6月21日の国会会期末を控え、永田町の緊張感が増している。 「20日に、防衛費増加の財源を裏づける財源確保法案が、参院財政金融委員会で採決される見込みです。このタイミングで、野党の内閣不信任決議案提出があるかもしれない、と見られています。 【写真】自分の性格を「八番キャッチャータイプ」だと語る馬場伸幸代表。総理大臣になる日は近いか 不信任案は、翌21日の衆院本会議で、与党の反対多数で否決されると思われますが、これまでも首相周辺は『内閣不信任決議案が出されれば、衆院解散の大義名分になる』と言っていますので、腹の探り合いが続いています」(政治担当記者) 野党各党は、表向きは解散・総選挙を「受けて立つ」というスタンスだが、内心は「もう少し先のほうがいい」というのが本音のようだ。 「とくに立憲民主党は、泉健太代表が『150議席を取れなければ代表を辞任する』と明言したこともあり、心境は複雑です。6月
立憲民主党で、野田佳彦元首相の党代表待望論が浮上している。次期衆院選の獲得議席が150未満なら辞任するとの泉健太代表の発言を契機に「ポスト泉」が党内の関心事になっているためだ。昨年の故安倍晋三元首相の追悼演説以降、野田氏の存在感が増しているものの「民主党政権を転落させた張本人」(ベテラン)との批判も根強く、反発が出そうだ。 枝野氏「他の野党の力を借りて勝とうとしているという見え方では勝負にならない」 野田氏は5月27日、茨城県土浦市の講演で「自民党のライバルになる政党をつくらなかったら、政治に緊張感が出ない」と強調。「残り少ない政治人生かもしれないが頑張りたい」と述べ、政権交代可能な体制構築に注力する決意を示した。 野田氏が首相在任時の2012年12月、民主党は衆院選で大敗し、下野した。その後、民進党幹事長を務めた以外は党の要職に就いていない。立民リベラル系議員は「大勢の仲間を失った過去は
立憲民主党の蓮舫参院議員は4日放送のBSテレ東番組で、次期衆院選の獲得議席が150未満なら辞任するとした泉健太代表の発言に注文を付けた。「覚悟の一つだと思うが、そのために何をするかの発信がまだ不十分だ。党所属議員や支援者に向けて早くそれを出すべきだ」と述べた。 旧統一教会と「接点あり」の議員、90%超が当選 検証して分かった意外な実態 公認3候補が全敗した4月の衆参補欠選挙では、勝利に肉薄し党の可能性を示したと指摘。一方「対自民で頑張ろうという時だが、泉氏の発信力や発言力、リーダー力は残念ながら十分ではない」と苦言を呈した。
《なぜ同じ党の仲間であり、幹部経験者でもあるのに、こんな投稿をツイッターでされるのですか?やめませんか》 【写真あり】蓮舫氏をもっと見る この “訴え” は、立憲民主党の泉健太代表が、5月13日、同党の蓮舫議員に宛ててツイートしたもの。この投稿は同日中に削除されているが、改めて立憲が “内紛” 状態にあることが明らかになった――。 発端は、5月12日、泉代表が記者会見で、次の衆院選挙で獲得議席が150を下回った場合、責任を取り、代表を辞任するとの考えを示したこと。 泉代表は同日、《出來なかったら辞任。という発想ではなく、立憲民主党の議席を伸ばすという決意と覚悟を示しました。》と軌道修正とも思われるツイートをしたが、これに噛みついたのが蓮舫氏だ。 《その場に伝わったとは思えないですが、こういう弁明はどうなのか。》と苦言を呈すと、泉代表は《弁明? 弁明などしていません》と反論。冒頭のツイートへ
立憲民主党の泉健太代表が13日、自身のツイッターを更新し、同党の蓮舫参院議員のSNSでの主張内容にかみついた。「なぜ同じ党の仲間であり、幹部経験者でもあるのに、こんな投稿をTwitterでされるのですか?やめませんか」とつぶやいた。 【写真】「VR蓮舫」で、体験者を厳しく追及する蓮舫氏 次期衆院選の獲得議席をめぐり、10日の両院議員懇談会で、現有97議席を大きく上回る150議席を、自身の「代表辞任ライン」に言及した泉氏が、12日にあらためてツイッター上で主張した内容に対し、蓮舫氏が「その場に伝わったとは思えないですが、こういう弁明はどうなのか」と、ツイッターで指摘したことに対するもの。 泉氏は12日、10日の両院懇の内容を伝えるニュースの記事を引用する形で「出来なかったら辞任。という発想ではなく、立憲民主党の議席を伸ばすという決意と覚悟を示しました。立憲民主党は、米国民主党のように中道とリ
立民代表の進退発言波紋 「衆院選150未満で辞任」 2023年05月12日07時11分配信 立憲民主党の両院議員懇談会で発言する泉健太代表(左)=10日、東京・永田町の同党本部 立憲民主党の泉健太代表が次期衆院選で同党の獲得議席が150を下回れば代表を辞任すると表明したことを受け、党内に11日、波紋が広がった。退路を断つ姿勢を示す狙いとみられるが、党勢の低迷にあえぐ立民にはハードルが高く、軌道修正を促す声も上がった。 衆院選150議席未満なら辞任 泉立民代表が表明 泉氏の発言が飛び出したのは、公認候補が全敗した衆参補欠選挙などの総括のため開いた10日の両院議員懇談会。「次の衆院選で150を下回るようなことがあれば、私はこの立場ではない」と語った。出席者からは「政権交代できなかったら辞めるくらいの覚悟を見せてほしい」といった意見が出ていた。 衆院選を巡り泉氏が自らの進退に言及したのは初めて。
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