安倍晋三元首相の国葬を巡り、党執行役員以外の出欠席を「自主判断」とした立憲民主党内で、党最高顧問を務める野田佳彦元首相の出席表明が議論を呼んでいる。野田氏が自らの「人生観」を出席の理由に挙げたのに対し、原口一博元総務相が「人生観よりも法と正義が優先する。個人を優先するなど私にはできない」などと批判。執行部は「個々の政治家としての判断」(岡田克也幹事長)と静観の構えだが、党内からは「党がバラバラだと見られかねない」と危惧する声も上がる。 立憲は15日、国葬について、明確な法的根拠や国会への事前説明がなかったなどとして、泉健太代表ら9人いる執行役員の欠席方針を決めた。党内では、蓮舫、辻元清美両参院議員らが党方針の決定前に自身のツイッターで欠席を表明。このほか、菅直人元首相や小沢一郎衆院議員ら重鎮を含む多くの党所属議員が、国会での十分な議論がなかったことなどを理由に欠席の意向を示している。
9月27日に開催される安倍晋三元首相の国葬まで2週間を切った。関係各所に届いていた招待状の返信締め切りは9月13日。締め切りと前後して、立憲民主党の議員たちが、SNSで続々と「欠席」を表明している。 【画像あり】上司になってほしくない女性有名人ぶっちぎり1位は蓮舫 原口一博衆院議員は9月14日、自身のTwitterにこう投稿した。 《私は、出席が不可能なものに出欠の返事をよこせと言う無理に対して「欠席」ではなく「不可」と返信しました》 9月13日には、柚木道義衆院議員が自身のTwitterに《私はお悔み申上げたうえで欠席で返信しました》との文字を載せた動画を投稿。 9月12日には、吉田晴美衆院議員が自身のTwitterに《国葬は欠席でお葉書お返ししました》と投稿。小川淳也衆院議員も自身のTwitterに、《本日欠席させていただく旨返信致します》と投稿していた。 9月9日には、早稲田夕季衆院
今夏の参院選で当選し国政に返り咲いた立憲民主党の辻元清美氏が9日に自身のツイッターを更新。安倍晋三元首相の国葬に欠席することを報告した。辻元氏は、国葬の案内状で「欠席」に丸をつけた写真を掲載した。 また、同党の蓮舫氏もこの辻元氏の投稿を引用したうえで「閣議決定だけで時の政権が国葬を決める、国権の最高機関たる国会を無視したこの決め方に反対です。欠席します」と投稿した。
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