道内の主要バス会社27社のうち10社が、4月1日のダイヤ改正で路線バスを減便することが北海道新聞の集計で分かった。平日1日当たりの運行本数は3月と比べ計500便以上減る。長時間労働を是正する法規制の適用が1日から始まり、運転手不足の深刻化が懸念される「2024年問題」が主な要因。昨年12月に続く大幅な減便で、通勤・通学や買い物など道内全域で市民生活に影響が広がりそうだ。 【動画】さらば「ひょうたん横丁」 約70年の歴史に幕 狸小路10丁目 減便するのは北海道中央バス(小樽市)、じょうてつ(札幌市)、千歳相互観光バス(千歳市)、空知中央バス(滝川市)、函館バス(函館市)、道南バス(室蘭市)、宗谷バス(稚内市)、北海道拓殖バス(十勝管内音更町)、くしろバス(釧路市)、阿寒バス(同)。10社のうち7社は一部路線を廃止する。 減便数が多いのは札幌を中心とする道央圏。道内最大手の北海道中央バスは、同