去年6月、大阪府富田林市で、当時2歳の女の子が集合住宅一室のベビーサークルに監禁・放置され、熱中症で死亡した事件。発生から約1年半を経て、11月16日から被告の1人の裁判員裁判が始まりました。争点などをまとめます。 【画像を見る】カメラに向かって無邪気な表情の優陽ちゃん 去年6月、富田林市の集合住宅一室で、当時2歳の小野優陽ちゃんが両手足を縛った状態でベビーサークル内に監禁・放置され、熱中症で死亡した事件をめぐっては、優陽ちゃんの祖母の小野真由美被告(47)と、小野被告と同居していたとされる桃田貴徳被告(52)が、逮捕監禁と保護責任者遺棄致死の罪で起訴されています。 桃田被告と小野被告、そして両被告の実子である五男(当時5)の3人は、優陽ちゃんが死亡する2日前からユニバーサル・スタジオ・ジャパンに泊りがけで行っていたとされています。 両被告の裁判は分離され、11月16日から桃田被告の裁判が