セ・リーグは混戦となっている。阪神、広島が首位争いを繰り広げ、3位・DeNAと4位・巨人が追いかける展開に。スポーツ紙デスクは、今後の展望をこう占う。 【写真】巨人を出たことで輝きを取り戻した選手がこちら 「どの球団も混戦を抜け出す力がない。借金13を抱えている5位のヤクルトも復調気配なので大型連勝で借金を完済すれば、まだまだ優勝の可能性があります。3年ぶりのV奪回を狙う巨人は勢いに乗れそうでなかなか乗れない。秋広優人、門脇誠と若手が台頭してきているので、勝負の夏場は実績十分のベテランたちが力を発揮できるかがカギを握るでしょう」 勝利と育成の両立はたやすくないが、若手は育ってきている。菅野智之に依存していた先発陣は戸郷翔征がエースとしての地位を固めつつあり、今季は8勝2敗、防御率2.27をマーク。大卒3年目の24歳右腕・山崎伊織も7勝2敗、防御率2.71と安定感がグッと増した。横川凱、井上