東京・八王子市の精神科病院『滝山病院』で、看護師1人が入院患者に暴行した疑いで逮捕された事件で、今回初めて、病院側の言い分が明らかになりました。 民間の精神科病院を束ねる組織のトップ・日本精神科病院協会が聞き取り調査を行いました。対応したのは、朝倉重延院長ら病院幹部です。 日本精神科病院協会・平川淳一副会長:「院長に今回のことを聞いたら『寝耳に水だ』と。『一生懸命やってきたのに、どうしてこうなったか驚いている』と。他人事みたいに聞こえたので、頭にきまして『そういう考えだからダメなんじゃないか』と強く申し上げた。『自分としては、恒常的な暴力や虐待はあってはならないと思ってきたので、そういう事実はない』と言っていた」 看護師や准看護師は175人のうち、9割以上が非常勤です。非常勤の多さが背景にあるとみています。 日本精神科病院協会・山崎學会長:「個人的なストレスとかがあって、いわゆるキレちゃっ