プロ野球中日の立浪和義監督(54)が断行した来季のコーチ陣の“組閣”で、チーム周辺で大きな波紋を呼んだものがあった。立浪監督の就任から2年間、ヘッド兼投手コーチを務めた落合英二氏(54)の2軍投手兼育成コーチへの降格である。 【写真を見る】中日、今年の「ドラ1」は最速153キロの本格派右腕! 一方、2018年の「ドラ1」は秋季キャンプでピースサインを見せる有名選手 中日で現役時代を共にし、指導者になればコンビを組んで古巣に力を尽くすと誓い合った同学年の2人。固い絆で結ばれていたはずだが、立浪監督の3年契約最終年という勝負のシーズンでは、1軍でともに戦うことはなくなった。2人の間に一体何が起き、立浪監督はどこへ向かおうとしているのか――。 中日は10月31日、来季のコーチ陣を発表した。落合コーチの配置転換が明らかになると、さる中日OBはこう疑問を呈した。 「これはないですよ。あれだけ立浪監督