殺人や強盗などの凶悪事件を捜査する警視庁捜査1課には、立てこもりや身代金誘拐などの事件を専門に捜査する「特殊犯捜査係(特殊班)」がある。その特殊班に今年度、事件性が疑われる行方不明事案や悪質な虐待を担当する「第4、5特殊犯捜査担当」が新設された。交流サイト(SNS)の投稿などのわずかな手がかりから事件の突破口を見いだすなど、身の安全を早急に確保する必要のある「人身安全事件」の捜査でも重要性が高まっている。 【写真】茨城県内の山林で遺体として見つかった女性が監禁されていたとみられる別荘 令和4年6月18日、茨城県内の山林で都内の女性=当時(23)=の遺体が見つかった。女性が失跡したのは6月5日。家族はその3日後、都内の警察署へ捜索願を提出し、捜査には特殊班も投入された。 特殊班の捜査員は被害者のインスタグラム投稿からJR水戸駅行きの切符の画像を発見。駅の防犯カメラで、被害者とおぼしき女性がロ
俳優で歌手の星野源(43)と女優の新垣結衣(35)夫妻、そして星野の所属事務所が23日、そろって不倫疑惑を否定した。発端となった有名インフルエンサーの投稿からわずか5時間半後に火消し。星野は1月から表面化した自身の不倫疑惑をラジオ番組で2度にわたり否定し、星野の事務所は6月に株主総会を控えており、ガセ情報は看過できなかった。 【写真】9年前、ノースリーブ姿の新垣結衣 有名インフルエンサーの滝沢ガレソ氏が22日午後9時49分、X(旧ツイッター)に、実名に触れなかったものの想起させるような表現で星野の不倫疑惑を一部週刊誌が報じようとし、これを事務所が10億円でモミ消したと投稿した。 星野の事務所法務部は23日午前3時28分、Xで星野の不倫疑惑、事務所の10億円モミ消しをともに否定。滝沢氏の投稿から5時間半後に速攻で火消しした形だ。星野も23日早朝、インスタグラムのストーリーズに「事実無根です」
星野源(43)の“不倫疑惑”を連想させる投稿がXで拡散したことを受け、即座に否定する声明を発表した大手芸能事務所「アミューズ」。騒動の発端は5月22日夜に、暴露系インフルエンサー・滝沢ガレソ氏が“ある疑惑”を投稿したことだった。 【写真あり】アミューズが発表した声明 「ガレソ氏は“超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手がNHKアナウンサーと不倫し、その情報をキャッチした週刊誌に男性歌手の所属事務所が10億円を支払って揉み消した”という内容を記し、情報提供を呼びかけました。実名は挙げていませんでしたが、瞬く間に“不倫をした男性歌手は星野さんでは”との噂が駆け巡ったのです」(スポーツ紙記者) 星野が所属する「アミューズ」の法務部は、ガレソ氏の投稿から約6時間後の23日深夜にXアカウントを更新。ガレソ氏の投稿に言及した上で、《星野源に関してそのような事実は一切ありません。また、当社が記事
ネットへの投稿で名誉を傷つけられたとして、「はるかぜちゃん」こと俳優の春名風花さん(23)と母親が、投稿した男性に計約3600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、横浜地裁であった。藤沢孝彦裁判長は名誉毀損(きそん)などにあたると認め、男性に計約380万円の支払いを命じた。 【図解】ネットでの被害の回復のためには通常3度の裁判が必要 判決によると、男性は2015年4月以降、6年以上にわたり、ツイッター(現X)やブログで、春名さんや母親に関する投稿を続けた。 判決は、「風花を合法的に葬り去りたい」「お前みたいな奴(やつ)ほんと要らんからとっとと辞めろ辞めちまえ」など1千を超える投稿について、春名さんらを中傷し、個人攻撃するためにされたもので、不法行為にあたると認定。内容の悪質性に加え、匿名の投稿に対し、発信者を特定するのにかかった費用などを踏まえ、損害額を算出した。(加藤美帆)
政治団体「つばさの党」幹部らが他陣営の選挙活動を妨害したとして逮捕された。選挙の自由との兼ね合いから警視庁は慎重に捜査し、「限度を超えた」として異例の立件に踏み切った。事件の背景には過激動画の投稿で注目を集める手法が指摘される。SNS時代の選挙活動はどうなるのか。 【動画】他候補の街頭演説中に大音量で話す「つばさの党」メンバー 他候補への妨害行為を繰り返した衆院東京15区補選で、立候補した根本良輔容疑者(29)は最下位の約1100票で落選した。 だが、選挙後も黒川敦彦(45)、根本両容疑者らは各地で「抗議街宣」を重ねた。対立候補の乙武洋匡氏を支援した小池百合子都知事の自宅や、つばさの党に批判的な著名人の自宅周辺、警視庁本部庁舎前などだ。 党事務所などが家宅捜索を受けた5月13日には、捜索後にユーチューブ上で「これから都知事宅に行く」と宣言。実際に小池知事宅前に行き、騒ぎを起こした。 容疑者
5月10日、前山剛久が自身のインスタグラムを更新し、《韓服着ました》という文言と共に、自身の近影を投稿した。前山といえば、2021年12月に急逝した神田沙也加さんの“元恋人”として、世間に広く知られた存在だ。 【写真】《韓服着ました》投稿が炎上してしまった前山剛久の“韓流”近影 韓国で俳優業を再開?「2.5次元俳優として舞台を中心に俳優として広く活躍しており、沙也加さんが亡くなった直後には、結婚を視野にいれて真剣交際をしていた、と公表していました。しかし、ショックが大きかったためか、2021年の年末から心身に不調をきたし、2022年の1月には芸能活動の休止を発表。そのまま表舞台に戻ることはなく、2022年6月に当時の所属事務所を退所し、芸能界から事実上引退したと見られていました」(スポーツ紙記者) ところが、今年2月7日に突如「前山剛久」を名乗るインスタグラムのアカウントが開設され、《本日
日本のネットで創作活動するのに X(以下ツイッター)がバズってないと人権無いのキツすぎ。 自分は絵描いてるけど、skebで1案件5kを2年間200件こなしたから壊滅的に絵が下手な方ではないと思う。なのに、ツイッターで絵を上げても1いいねしか付かない。一桁じゃないぞ「1」だぞ。 まぁ、大体理由はわかるよ。普段からあんまりポストしてないとか相互いいねしてないとか、リプして絡んでないとか。 一時期はちゃんとそういう営業活動してたけど、なんかしょーもないなぁって。そういうんじゃないじゃん、創作活動って。 それに壁打ちだけでクールに伸びてる人見ると嫌々営業して必死に伸ばしてる自分がクッソ情けなくなってなぁ。好きでコミュニケーションしてんなら良いけど心にも無いのに他人のイラストに「凄く良いです!」とかしんどいわ。 でもそうしないとツイートがTLに浮上せず公開アカウントなのに非公開アカウントみたいになる
新型コロナ感染症の世界的流行下で、マスメディアなどで情報発信する専門家の半数が誹謗(ひぼう)中傷などの攻撃を受けていた――。早稲田大学の田中幹人教授(科学技術社会論)らの研究グループが専門家へのアンケート調査を実施し、明らかにした。人工知能学会誌(2024年5月号)で発表した。 【図解】「コロナ明け」でアタマジラミ増加? 新型コロナに関連し、科学的な情報を発信する専門家への攻撃について、国内の実態が判明するのは初めてとみられる。 田中教授らの研究グループは、20年2月~21年3月、新型コロナについてテレビや新聞でコメントした国内の専門家を抽出。121人にアンケートを送り、42人から回答(回答率34・7%)を得た。 情報発信後に攻撃を受けた頻度を尋ねると、「発信すると大体攻撃を受けた」が6人(14%)▽「ときどき攻撃を受けた」が15人(36%)で、計21人(50%)が被害を認識していた。 フ
裁判員制度の施行から今月で15年。市民が刑事裁判に参加する中で、さまざまな課題も浮かび上がっている。 【写真】殺害された小学生兄弟 神戸地裁姫路支部で2月、稲美町で令和3年11月に起きた放火殺人事件の裁判員裁判の判決が言い渡された。小学生の兄弟が犠牲となり、検察側は死刑を求刑したが判決は懲役30年。SNS上などではこの量刑に対し、「軽すぎる」などの批判的な意見も散見された。 極刑か死刑回避か。裁判員には、兄弟と被告、双方の命の重みがのしかかった。判決後、裁判員や補充裁判員ら計7人が記者会見に臨み、そのうちの1人は「食欲がなくなり、涙が出たり、眠れなかったりする日もあった」と重圧を吐露した。 SNS上の批判的な声に、落胆したり反論したりする裁判員もいた。裁判官や自身らに対する誹謗(ひぼう)中傷とも取れる意見があったと指摘したある裁判員は、「嫌な思いになった」と肩を落とした。 別の裁判員も、S
法律でドローンを許可なく飛行させることが禁止されている海上自衛隊の基地で、ドローンで護衛艦を撮影したとされる動画がSNSに投稿されたことについて、防衛省が動画を分析した結果、ねつ造されたものなどではなく、本物である可能性が高いことがわかりました。 ことし3月、神奈川県の海上自衛隊横須賀基地に所属する護衛艦の「いずも」を、上空からドローンで撮影したとされる、およそ20秒間の動画が、SNSに投稿され、動画には中国の動画共有サイトの文字が記されていました。 自衛隊の基地などでは許可なくドローンを飛行させることが法律で禁止されていることから、防衛省は、加工やねつ造されたものである可能性も含め、動画の分析を進めてきました。 防衛省関係者によりますと、分析の結果、8日までに、この動画が本物である可能性が高いことがわかったということです。 ただ、どのように撮影されたかなどはわかっていないということで、防
■ABBAのようにアップビートでキャッチー[ロンドン発]北朝鮮の国営朝鮮中央テレビが4月17日に放送した2分間の最新プロパガンダソングが中国系動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」を通じて西側Z世代ユーザーの間で大ブレークしている。英BBC放送や英大衆紙デーリー・メールが一斉に取り上げている。 「偉大な指導者、金正恩を歌おう」「友好的な父、金正恩を自慢しよう」――。BBCは、西側Z世代ユーザーの大半は「米国を壊滅させる」と誓い、何十発もの弾道ミサイルを発射した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記を称賛する歌詞に全く気づいていないと指摘する。 ABBAを彷彿とさせる明るくてアップビートなプロパガンダソングの題名は「親しいオボイ(敬慕する最高指導者)」。「オボイ」には「父と母」という意味もある。 普段は「同志」を付けて称えられる金正恩も歌の中で親しみを込めて異例の呼び捨てにされている。軍人
在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。 【写真】問題の発端となった原口一博氏 立憲民主党の原口一博衆院議員のYouTubeチャンネルの動画内でコメンテーターに「CIAエージェント」と名指しされたことに対し、名誉を甚だしく毀損(きそん)された事実無根の発言と主張して、同党に原口氏への謝罪の指示や指導を求める公開状をアップした。 ナザレンコ氏は公開状で、原口氏が1日にアップした動画内で「ドラさん」と呼ばれる人物に「ウクライナ人のCIAエージェントです」と名指しされた経緯を説明。発言者が同党議員の政策担当秘書を務めていた人物と特定し、発言に対しての原口氏の対応を「根拠を求めることも、相手を止めることもなく、『ああそうなんですね』と肯定的に受け答えする部分もありました」と記した。 ナザレンコ氏は、CIAから報酬を受け取ったり命令や要請を受けて活動したこと
在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏が1日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、立憲民主党の原口一博衆院議員のYouTubeチャンネル内で「CIAエージェント」と名指しされたことについて「デマ発言」と指摘し、「直ちに証拠を出すか撤回を求める」と記した。 【写真】「CIAエージェント」発言動画で問題の原口一博氏 原口氏は、「日本会議の講演の講師代を岸田首相が代表を務める政党支部が支払っている」と題した動画をアップ。その中で原口氏から「ドラさん」と呼ばれるコメンテーターに説明を求めた際、その人物がナザレンコ氏について「ウクライナ人のCIAエージェントです」と断定的に話すと、原口氏が「ああ、そうなんですね」と応じた。 続けて、原口氏は「ウクライナの方って法律が変わって、兵役を課されるんじゃないですか」と問いかけたが、「ドラさん」は、ナザレンコ氏が数年前から日本在住とした上で「日本で一定の
世界70カ国・地域以上で大型選挙が行われる今年、交流サイト(SNS)を通じて虚偽情報やデマなどを拡散し、世論操作を行う「インフルエンスオペレーション(影響力工作)」への警戒感が強まっている。人工知能(AI)で政治家の顔や声を本物そっくりに加工した音声や動画は各国で広がり、11月の米大統領選に向けて、より活発化する恐れもある。 【画像】SNSで拡散された岸田文雄首相のフェイク動画 「あなたの一票が違いを生むのは11月です。今週の火曜日ではありません」 米ニューハンプシャー州で今年1月、バイデン大統領になりすまし、予備選での投票を見送るよう呼びかける偽電話が有権者にあった。AIを使って作成されたとみられ、米当局が捜査している。 1月に行われた台湾総統選でも偽情報が飛び交った。台湾の非営利組織「台湾ファクトチェックセンター」によると、総統選挙中に流れたデマのほぼ半数は、過去の選挙中に流布されたデ
編集氏から「次のネットコラムのテーマ、逆ギレママチャリおばさんの件とかどうでしょう。NHKでも取り上げられてましたし」と言われ、X(旧Twitter)で最近見かけるようになった「ママチャリおばさん」について、なんとなくしか知らなかったので改めて調べたのだが、この騒動自体にはとりたて言うことはない。 定期的にネット上で起こる過剰な炎上沙汰の一つでしかないように思えるし、執拗にこの件をいじり続ける少数は残るにしろ、世間的にはすぐに忘れてしまわれることだろう。この原稿がアップされることには既にそうなっているかもしれない。 大元の人物の行動に問題があるように見える。ただ、顔を晒すのはやり過ぎだろうと思う。 実際に本人や家族が特定されて、やったこと以上のダメージを受けているわけだから。今以上にダメージを受ける可能性もある。こうなってしまうと、下手したら訴えられて賠償しなければならなくなったり、犯罪認
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