米カリフォルニア州サンノゼで現地時間の5月19日から、位置情報に関するテクノロジ/ビジネス・カンファレンス「Where 2.0」が始まった。主催はO'Reillyで、今年で5回目になる。 Where 2.0講演会場の入り口に世界地図。参加者がそれぞれ居住している都市にピンを打つ 昨年のWhere 2.0から1年、その間に米国における位置情報利用は大きく変化した。前回はロケーションの活用をいかにエンドユーザーに認識してもらうかがWhere 2.0の大きなテーマの1つだった。位置の特定やトラッキングを実現する技術やインフラは整いつつあったものの、ビジネスとして開花するかは未知数。位置情報取得に伴うプライバシー問題というリスクもあり、サポートに踏み切る端末やサービスが少なかった。そんな"笛吹けど踊らぬ"膠着状態を一変させたのが、Where 2.0終了後に登場したiPhone 3GとApp Sto