米テネシー州ナッシュビル郊外。朝からの雨が止んでしばらくして、NNA(日産ノースアメリカ)本社正面玄関前に滑り込んできた、左ハンドルの量産型電気自動車「リーフ」テストカー。筆者はその運転席についた。 日産リーフ(写真手前)を展示する、日産ノースアメリカ本社1階ロビー。メディア関係者、行政関係者を招待した電気自動車普及のプレゼンテーションを開催 外観と内装は市販車ティーダを流用しているが、電気自動車のシステムとしては日本で2010年秋過ぎに(日産側の表現や各種取材を総合して10月中旬から11月上旬と筆者推測)、アメリカで同年12月に発売予定のリーフとほぼ同じだ。 そのセンターコンソール(前2席の間の部分)には、ダッシュボード側から、スタートスイッチ、シフター、電動パーキングブレーキの順で並ぶ。 2009年11月に筑波サーキット(茨城県下妻市)で開催されたEVフェスティバルの際、今回と同系テス
日産の電気自動車 バッテリー交換方式に 来年発売、充電時間は不要 (1/2ページ) 2009.6.4 01:29 日産自動車が、日米で来年から発売する電気自動車(EV)に、長時間の充電が不要なEVシステムを搭載することが3日、分かった。EVはバッテリーへの充電時間の短縮が課題の一つだが、バッテリーそのものを交換する方法を採用する。現在の技術では通常の充電器を使った場合、フル充電まで数時間、急速充電器でも数十分かかるが、数分でフル充電したバッテリーと交換できるという。ガソリン車の給油とほぼ同じ時間で、日産ではEVの普及に弾みがつくとみている。 バッテリー交換システムは、米ベンチャー企業のベタープレイス(カリフォルニア州)が開発した。車体を持ち上げ、底部に搭載したバッテリーを機械を使って取り外し、充電済みのバッテリーと交換する。日産はこの技術に注目し、今年4月から横浜市内で実証実験を進めてい
自動車メーカーFordは2010年北米インターナショナル自動車ショーでOne Fordというグローバル展開する車のコンセプトについて話をしたらしいが、その一部にSyncというというドライバーが車の中で音楽、エンターテイメント、コミュニケーション、情報にアクセスできるテクノロジーの話をし、担当者は「つまり、車はiPhoneのようにかっこよくななければならず、アプリケーションなどもホストする」と語っている。またOne Fordの第一弾の車として販売されるFiestaは広告費の25%をインタラクティブにシフトするという。 ソース:MarketingDaily:Ford's Message: We Are The Medium January 12, 2010 in Technology | Permalink TrackBack TrackBack URL for this entry: htt
ロシア極東ウラジオストク(Vladivostok)に新設された露自動車大手ソレース(Sollers)の工場で、国産オフロード車「パトリオット(Patriot)」をチェックするウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相(2009年12月29日撮影)。(c)AFP/RIA NOVOSTI/ALEXEY NIKOLSKY 【12月30日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は29日、露自動車大手ソレース(Sollers)の極東ウラジオストク(Vladivostok)工場を訪れ、同工場で生産された車を親しい仲であるシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)伊首相に特価で売却する約束をしていると明かした。 プーチン首相は、同工場でオフロード四輪駆動車の新車UaZを試乗したあとの記者会見で、10月にベルルスコーニ首相と会った際の
フォードモーターは29日、「HDラジオ」(地上デジタルラジオ放送)とアップル社の「iTunes」を連携させたサービスを、2010年から開始すると発表した。自動車メーカーとしては、世界初のサービスとなる。 HDラジオは、全米で2005年に放送がスタート。アナログ放送と比較してノイズがなく、安定した受信ができ、AM放送ならFM並みの、FM放送ならCD並みの音質を実現する。サテライトラジオが有料であるのに対して、HDラジオは受信料がかからないため人気は高く、現在では全米約2000のラジオ局が、HDラジオ放送を行っている。 フォードは、このHDラジオとアップル社のiTunesを連携させたサービスを提案。ラジオの曲が気に入った場合、「TAG」ボタンを押せば、その曲名とアーチスト名を最大100タイトルまで記憶。『iPod』を接続すれば、TAGリストが表示され、iTunesストアから楽曲が購入できる。
東京地検特捜部は21日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)が自身の資産管理会社の損失を付け替えるなどして日産に損害を負わせた疑いが強まったとして、ゴーン元会長を会社法の特別背任容疑で…続き[NEW] ゴーン元会長勾留認めず 異例の判断、海外意識か [有料会員限定] 日産、不正調査を公開へ [有料会員限定]
トヨタ自動車が3Dバーチャルコミュニティ(meet-me)内に展開する、カーライフをテーマとした未来都市型コミュニティです。
2009年12月9日(水)、師走の六本木で衝撃が走った。スズキとフォルクスワーゲン(以下VW)の資本提携に関する記者会見だ。 生産台数ベースでトヨタ自動車、ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて世界ナンバーワンになることが確実視されている自動車企業連合の誕生に、国内外のメディアが沸き立った。 12月9日、資本提携を発表したフォルクスワーゲン(VW)のマルティン・ヴィンターコルンCEOとスズキの鈴木修会長。VWは2010年1月に2224億円でスズキ株19.9%を取得し、スズキの筆頭株主となる。Photo by AP Images 会見の主役は、自称「俺は中小企業のオヤジ」ことスズキ株式会社の会長兼社長、鈴木修氏(78歳)。自分から見れば孫のような記者たちの質問を、いつもの「オサム節」でいなした。 会見では、両社が互いに購入する株式数など新たに公表されたニュースはあったものの、製造業としての将来
自動車の聖地、デトロイト(米ミシガン州)が財政破綻した。7月18日、デトロイト市は米連邦破産法第9条を裁判所に申請、負債総額は180億ドルを超えるという。日経ビジネスでは2009年、ゼネラル・モーターズ(GM)の破綻で“瀕死”の状況に陥った同市をリポートしていた。当時描いた負のスパイラルから抜け出せず、ついに20世紀最強の産業都市は、産業転換の狭間に堕ちることとなった。 ゼネラル・モーターズ(GM)破綻から一夜明けた6月2日。バラク・オバマ政権が真っ先に打った政策は、ほとんど知られていない。 デトロイト救済策──。 失職した労働者の救済策に4900万ドル(約48億円)を投入し、1000万ドル(約9億8000万円)でデトロイトの警察官を100人増員する。 緊急発表された2つの施策が、巨大都市が陥った惨状を物語る。 「死んだ街」 貧困と犯罪。この2つの病理が絡み合いながら、デトロイトは転落の一
今回の経済危機で、アメリカでは3つの象徴的な産業がハジけちゃいました。なんだけど、それら3つの産業の“はじけ方”がそれぞれ違っていて、特徴的でおもしろいので、今日はそれをまとめておくです。 まず3つの産業とは、以下の通り。 (1)ウォールストリート(投資銀行業界) (2)ミシガン湖周辺(自動車産業) (3)シリコンバレー(IT業界、インキュベーター業界) 東・中・西、と一個ずつですね。 まず(1)ですが、派手に吹っ飛んだ割に虎視眈々と復帰を狙っていて、いかにもウォールストリートって感じです。GSもJPMもみんな“一刻も早く公的資金を返して経営の自由化を取り戻したい”と思っているし、“一刻も早く厳しい銀行管理法から抜けだして、もっと儲かる商売がやりたい”と思っている。しかもその気持ちを隠そうともしない。 彼らが取り戻したい“経営の自由“とは“利益を(貧乏な納税者に遠慮せずに)山分けする自由”
エコカーが無音のため事故の原因に→トヨタがオルゴールの様な「音出し」検討 1 名前: タニウズキ(関西地方):2009/06/06(土) 20:51:46.88 ID:O1uQvslY ?PLT 無音・エコカー、事故防止で「音出し」検討 ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などのエコカーは“普及元年”を迎える中、エンジン音がしないため、歩行者が気付きにくい電気モーターによる走行が、 事故の原因になりかねない との指摘が出ている。 国土交通省によると、音が静かな静粛性が原因の事故は報告されていない。ただ、HVだけでも今後10年間で世界販売台数が20倍以上に増えるとの予測もあり、エコカーの本格普及に備え、国連が今春から国際基準の検討に乗り出したほか、国内メーカーも走行時に音を発生させる装置の開発を始めている。 5月下旬の雨の日、都内で、トヨタ自動車のHV「プリウス」を運転していた30代の
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ここ数年、米ゼネラル・モーターズ(GM)の業績が低迷した最大の理由は、ホームマーケットであるアメリカでの販売不振に尽きる。その理由については、「GMは燃費の良い小型車を持っていない」「だから日本車に負ける」というふうに語られてきた。 確かに結果論はそうだ。しかし、米国の自動車メーカーはもともと小型車など眼中にない。大きな金魚鉢に入れた金魚が大きくなるように、アメリカ大陸をいつでも横断できるクルマを求めてきた市場では、クルマは必然的に大きくなって当たり前。その一方で「親の世代」を否定する傾向が「アメリカ車離れ」という傾向をもたらした(関連記事:「ビッグスリーが儲けてきた理由」「ビッグスリーが輝きを失った理由」)。「若者のクルマ離れ」が懸念されて
6月1日、時計の針がちょうど正午を回った時。米ニューヨークのゼネラル・モーターズ(GM)ビルの会見場に設置されたスクリーンに、カウントダウンの時計が表示された。 1908年に創業し、20世紀の産業史に君臨した巨大自動車メーカーが、その社史に「破産」の2文字を刻む。その世紀の会見の10分前から、なぜかカウントダウンが始まる。記者の間から失笑が漏れる。そこに、GMと米自動車産業の病理が垣間見える。 資本主義に生まれた国営企業 それまで、スクリーンではバラク・オバマ大統領の演説が中継されていた。そして、繰り返しGMが復活すると強調する。 「多くの専門家が、そんなに早い(米クライスラーの)抜本的な破綻処理は不可能だと言った。しかし、それは間違っていた」。この日、米連邦破産法11条の適用を申請して破綻したクライスラーの再建案が、裁判所に承認された。わずか1カ月で破産法の手続きを終えて、「新生クライス
「ググッて見つからないものは存在しないと同じ」 そんな言葉が脳裏に浮かぶ。 かつて日本の自動車メーカーは、各社が独自のCADを内製していた。ふとしたきっかけで、これらインハウスCADの歴史を調べようとしたのだけれど、これがさっぱり見つからないのだ。少なくともインターネット上では、これらインハウスCADは「存在していない」。 海外CADはソフトウェア会社によって開発されているのでその会社の沿革を見れば割と簡単に歴史を知ることが出来る。しかし自動車メーカーのインハウスCADは、各自動車メーカーの内部でプロジェクトが立ち上がり、内部で使用され、内部でひっそりと姿を消している感じだ。その歴史は決してネット上に出てくることがない。この事実に僕は軽いショックを覚えた。 インハウスCADを調べようと思ったきっかけは、この記事。 日本の半導体産業はどこで負け組みに転じたのか。 結論から言うと、半導体設計支
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く