前代未聞!広島大会で審判ルール分からず1時間19分中断! 拡大 【2011年7月27日付デイリースポーツ紙面より】 「広島大会準決勝、新庄5-4崇徳」(26日、マツダ) 選手交代のルール確認、説明のため、試合が午後3時32分から同4時51分までの1時間19分、中断した。 問題が起こったのは4―4で迎えた延長十回。崇徳は無死一塁から先発・阪垣を左翼に回し、松尾を登板させた。松尾が次打者に犠打を決められ1死二塁となると、再び阪垣をマウンドへ戻し、松尾を左翼へ。さらに2死三塁となってから、再び左翼・松尾と投手・阪垣を入れ替えた。 野球規則では、この交代は認められていない。しかし審判は投手交代をコールし、松尾も投球練習を始めた。投手交代となれば阪垣はベンチに下がらなければならないが、この時点で崇徳はベンチ入り選手20人を使い切っていた。野球規則を厳密に適用すれば、没収試合で崇徳の敗戦となる。 高野