昔から繰り返しささやかれる“まことしやかな俗説”のひとつとして「ガラスは液体である」という話があります。その論拠として挙げられるのが「古い教会のガラス窓は下の方が膨らんでいる。これはガラスが長い歳月をかけて下方向に流動しているためだ」という意見。しかしこれは本当なのでしょうか? 今回のYouTubeのサイエンス系動画チャンネル「SciShow」では、そんなガラスの謎と不思議に迫ります。 「ガラスは液体である」という、まことしやかな俗説 ハンク・グリーン氏:「ガラスは液体である」という、昔から繰り返しささやかれる、まことしやかな俗説があります。論拠として「古い教会のガラス窓は下の方が膨らんでいる。これはガラスが長い歳月をかけて下方向に流動しているためだ」というものがあります。 しかし、結論は一般常識のとおりです。ガラスは液体ではありません。 ガラスは通常は固体だとされています。しかし、分子レ