2007年01月16日17:22 カテゴリ 「パワーフォーリビング」CMをテレビでは流してはいけない、狂っている フィギア・スケートのジャネット・リンや日本ハムのヒルマン監督、ラップミュージシャンVERBAL(mflo)がフィーチャーされた米アーサーS・デモス財団による「パワーフォーリビング」(パワー・フォー・リビング)のテレビCMが話題を集めているようだ。ネットでの書き込みなどをみると特にVERBAL氏の出演が若者の人気を集めているようだ。 かつて2002年には、サッカー選手のPaulo Sergioや、ロックミュージシャンのCliff Richardなどを起用してドイツで話題になったのが、全く同じデモス財団の"power for living"テレビCMである。ドイツ政府は調査の結果、デモス財団の"power for living”のテレビ、ラジオCMをカルト活動として禁止したのが記憶
年が明けて出勤したら、会社の先輩が○木○子にはまっていた。 当たる! と力説するので、少し興味が湧いて、ググって簡単に診断できるサイトを探してみた。 で、その結果を見て。 水星人(−) げふっ。 吹いた。 以下、占い結果の抜粋。 性 格[財運抜群、だがクールな利己主義者] ①非常に利己的でクールな性格の持ち主 ②他人は他人、自分は自分と、割り切って行動する。 ③他人からは、自分勝手で独善的な人間と思われやすい傾向がある ④なんと思われようと、それを意に介さないのも水星人の大きな特徴の一つ 水星人、ちっともいい人に見えない(笑) ②は自覚がある。 「他人は他人、自分は自分」の割り切りきっている。 だから、この辺りが分離されてない人に対しては苛立ちを感じることもある。 「あんたはあんた、私は私でいいじゃないか」とよく言うので、よく「冷たい」と言われる。 だから、最近友人には言わないようにしてい
今年も熱かった箱根駅伝。 でも、テレビを観ながら、どうにも気になって仕方なかったのは、首に何かを「巻いている」選手がやたら多いということだ。 「首の何か」は見たところ数種類あって、テープの人もいれば、数珠のようにボリュームのあるネックレスの人もいる。 昔から野球選手などは、磁気ネックレスなどをする人がけっこういるけど、走るときに首に何かを巻くのって、ジャマにならないの? ベースボールマガジン社『陸上競技マガジン』編集部に聞いてみると……。 「確かに、近年は、チームで同じテープやネックレスなど、つけているのが目立ちますね」 と、やはり、首に何かを巻くのは、最近多いことのよう。 陸上の世界で、ネックレスなどが注目されてるってことなんでしょうか? 「いや、特に注目されてるわけではないですね。スパイラルテープなどは以前からありましたけど、ネックレスやテープがどこのものかはわかりません」 そこで、ネ
フードファディズム(英: food faddism)とは、食べものや栄養が健康と病気に与える影響を、熱狂的、あるいは過大に信じること、科学が立証したことに関係なく食べものや栄養が与える影響を過大に評価することである[1]。例えば、マスコミで流されたり書籍・雑誌に書かれている「この食品を摂取すると健康になる」「この食品を口にすると病気になる」「あの種の食品は体に悪い」などというような情報を信じて、バランスを欠いた偏執的で異常な食行動をとること[2]。 ファディズムとは流行へののめりこみであり、すなわちフードファディズムとは食べ物に関するのめりこみである。この言葉は早くも1952年、マーティン・ガードナーの著書に見られ、事例と科学的根拠の詳しい検討は1990年代の著書『栄養と行動』に見られる。『栄養と行動』は、食べ物の影響を検証する唯一の方法は科学的研究による立証であるとし、偏見的な見方を排除
「あるある大事典」は納豆の血液効果、「ためしてガッテン」は納豆の血栓防御効果があるかのように視聴者に思い込ませてきた。NHK「生活ほっとモーニング」も納豆効果を9月に放映したので、私が医師の立場から疑問をぶつけたところ、「ナットウキナーゼ(納豆菌がつくる酵素)が血液中に吸収されないことは認識している。血栓を溶かしているとは言っていない」と放送内容とは矛盾することを言い出し、さらに「否定の論文がないから肯定した」とあきれる回答をしてきた。 【Digest】 ◇健康トリック番組が流す間違った健康情報 ◇試験管内を体内に見せかけた「あるある大事典」 ◇「納豆で血栓が防げる」と宣言した「ためしてガッテン」 ◇「血栓を溶かす作用を確認」という「生活ほっとモーニング」 ◇NHK「血栓を溶かさない論文がないから肯定」と回答 ◇医学的な信頼性を検討せず取り上げる健康番組 ◇血液サラサラは出血ドバドバ ◇血
最近はテレビを見ない生活が続いてる。 もちろん受験勉強が忙しいから。 せめて、黒サングラスのウキウキウォッチングくらいは見たいんですがねw それでも、欠かさず見ているテレビがある。 教育テレビの英語の番組。 そして、大抵それの前の番組から見ている。その番組はあるテーマを決めて、それに対して専門家が論評するという内容である。 今日は“ニセ科学”という題 例えば、一時期はやった「マイナスイオン」は科学的には根拠が無い事らしい。 また、ゲームのやりすぎで脳の働きが低下する「ゲーム脳」というのもデタラメらしい。 だが、教育委員会などは「ゲーム脳」を訴え、講演会などを行っているそうだ。 親達は科学を盾にして自分たちのしつけ不足を補おうとしている、というのが今日の専門家の言い分だ。 俺はこれには納得できる。 だが、ちょっと納得がいかないことがある。 水に対して、優しい言葉をかけると結晶はきれいになり、
北海道在住オヤジが、独断と偏見に基づいて、世の人々に代わり、とりあえず咬む、吠える、嘆く、褒め称える。 北海道新聞を購読されている方は、ぜひ2面をごらんいただきたい。「時代の肖像」という企画で「『ゲーム脳』をどう防ぎますか」というテーマの記事が載っている。小学校教師桑原清四郎さんがかの有名な森昭雄氏の「ゲーム脳の恐怖」に感銘を受けただけでなく、自身が校長を務める小学校に森教授を招き「脳科学」(!)の講演を開催したり、児童に脳波測定を受けさせて「ゲーム脳」の兆候を示した児童を森教授が面談指導をするなどを行った結果、学級崩壊寸前のクラスを立て直すなどの実績を上げたという紹介だ。 結果的に児童の生活改善に役立ったのならばそれは素晴らしいことであるが、それはおそらく「ゲーム脳」とは関係なく、「朝の読書」「外遊び」「早ね早起き」など本来望ましい生活習慣を奨励した結果であろう。なぜなら「ゲーム脳」は各
New York Timesに"Blood, Sweat and Type O: Japan's Weird Science"と称して血液型性格診断の話題が取り上げられた。 ■Blood, Sweat and Type O: Japan's Weird Science(New York Times) 西武ライオンズの松坂投手のレッドソックスがらみの記事。記事には、松坂投手の日本語でのプロフィールの写真が載せられており、生年月日、身長、体重、取得タイトルのほかに血液型があることが示されている。当然、プロフィールに血液型を載せるなど日本だけの習慣であり、アメリカ人からは奇異に思われたのであろう。以下引用。訳はいい加減なのでよろしく。 In Japan, using blood type to predict a person's character is as common as going
山本弘の話、続き。ぼくはこのひとの作品を十数年も読みつづけてきているので、書こうと思えばいくらでも話はあるのである。さて、このあいだも書いたが、山本さんの文章を読んでいると、その価値観の素朴さに驚かされることがある。 たとえば、かれは著書『トンデモ本? 違う、SFだ!』のなかでJ・P・ホーガンの『断絶への航海』を取り上げている。これ、日本SF界ではかなり大きな批判を浴びた作品で、ぼくも鏡明さんが「本の雑誌」のコラムで貶していたことを憶えている。 トンデモ本?違う、SFだ! 作者: 山本弘出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2004/07メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (44件) を見る 断絶への航海 (ハヤカワ文庫SF) 作者: ジェイムズ・P.ホーガン,James P. Hogan,小隅黎出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/02/01メディア: 文庫
「猫は勘定にいれません」で山本弘さんについて取り上げているので、ぼくも便乗してちょっと書かせてもらおうと思います。 過去に何度か書いていますが、ぼくにとって山本弘というひとはかなり思い入れのつよい作家です。たぶんぼくが生まれてはじめて読んだ本格的なSFは、山本さんの『サイバーナイト』なんじゃないかな。 当時はSFなんて言葉もろくに知らないくらいですから、それはもう夢中になって読みました。いま思い返してみても、ゲーム理論やら現代物理学を駆使したスリリングな物語は素晴らしかったと思います。続編の出来は、まあ、あれだけれど。 ぼくは乙一さんと同い年なんですが、かれが山本作品に思い入れるきもちは非常によくわかります。きっとかれも〈サーラの冒険〉のつづきをじりじり待った経験があるに違いない。かれが〈サーラの冒険〉第5巻に付けた惹句は、じつに絶妙でした。 ソード・ワールド・ノベル 幸せをつかみたい!
母親が自分の子供を虐待、殺してしまうという事件が後を絶たない。背景に家庭環境の複雑さや、男の影がちらつくなど、いくつかの共通点があるが、殺人までしてしまう理由がわからない。子育ての専門家は「動物としての本能が失われている親の再教育は難しい。母親の子供殺しはこれからも増えていくだろう」と予想している。 2006年に入ってから、母親の子供への虐待、子殺し事件をあげると枚挙にいとまがない。最近でも、 「札幌市東区本町のアパートに住む無職の女から『子ども2人を殺した』と110番があった。警察官が自宅に駆けつけ、7歳の長男と4歳の二男の2人の遺体を発見した。東署は自宅にいた母親(33)が殺害を認めたため、殺人の疑いで逮捕した」(山陽新聞06年11月24日) 「生後4カ月の次男にカミソリで重傷を負わせたとして、傷害の罪に問われた母親の無職田村静絵被告(27)=大阪府和泉市上町=に対する判決公判が27日
ニセ科学にせよ詐欺にせよ、一度騙された人が再び引っ掛かるパターンが多いような気がする。詐欺被害者は(カモとして)裏でリストが出回っていると聞くし、詐欺被害者を救済する弁護士を裝って手数料を騙し取る手口も存在する:それだけ連続して騙される例が多いということ。 ニセ科学に限って言えば確実に、引っ掛かる人は何度も引っ掛かる。これは、一つに「騙された」という意識がないのが原因かも知れない。過去のブームは全て忘却され「無かったこと」になっているのだ。反省がなければそりゃ再発もしよう。 とは言え、なぜそう何度も無意味なものに取り憑かれるのだろうか。騙されるに至る道筋に何か共通の要素があるように思われる。 思うに、騙される人達は空気を読み過ぎるのではないか。 詐欺にせよニセ科学にせよ、或いは宗教まで含め、構造はかなり似通っている。肩書で権威付けすることで懐疑的思考を放棄させ、またサクラなどの活用で実例を
科学のようで実は科学ではない「擬似科学」で今最も注目されているのは「水からの伝言」であろう。学習院大学の田崎晴明氏が最近 「水からの伝言」を信じないでくださいというわかりやすい啓蒙サイトを発表されたので、どのようなものか知りたい方はこちらを見ていただきたい。 擬似科学(「ニセ科学」と呼ぶ人も多い)は相手にしないというのがこれまでの研究者の態度であったが、「水伝」は小学校で道徳の教材として使われるなど、自然科学の枠を越えた悪影響が目立つようになったため、さすがに無視を決め込み続けるわけにはいかなくなり、多くの学者が批判や啓蒙の活動を始めている。 私もトンデモ「研究」の見分け方・古代研究編というサイトをやっている関係上、この問題はずっと注視してきたが、啓蒙活動をする研究者と一般の人々とのネット上でのやり取りを見ていると、いろいろと考えさせられるところがあった。以下に何点か記しておきたい。 その
オープニングクイズ。以下の主張は正しいか? ○か×のみ(どちらでもない・どちらでもある・場合による等の答えはなし)で答えなさい。 誰かの真剣な主張を「とんでもないから」といって真面目に受け取らないのは科学的な態度とは言えない 科学的な社会では少数派の意見に基づいて行動するからといって弾圧されたり処罰されることはない 人格的な神や死後の世界の存在は科学的な観点からすると否定されると言わざるをえない 水からの伝言(以下「水伝」と略す)なるトンデモについては昔わずかに触れたきりであったが、 「水からの伝言」を信じないでください が話題になっているのを見るうちに再び興味が出てきた。上の田崎晴明氏の文章は水伝に対してどんな立場にある人が読んでも非常に素晴らしい文章で、私が付け加えることは何もない。今回気になったのは、この「水からの伝言」を信じないでくださいに対して 『「水からの伝
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