旧日本海軍の主力戦闘機だった零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を設計した航空技術者、堀越二郎(一九〇三~八二)=写真、堀越雅郎氏提供=が所蔵していたゼロ戦の機体図や開発過程の実験記録、旧海軍に提出した極秘の報告書などが、東京都内の自宅で大量に見つかった。埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館が十二日、発表した。 戦争中の軍事関係の資料は敗戦後、多くが焼却されるなどして失われている。同館の白砂徹事業課長は「これだけ詳細な記録が見つかるのは珍しい。日本の航空史を知る上で重要な資料になる」としている。
1996年から段階的に導入された試験車両「MLX01」に続く、営業線での運転を想定した超電導リニアの新型車両。27年開業予定の中央新幹線で営業運転する車両のベースとして、営業運転を想定した試験を進めていく。 「L0」は、リニア(Linear)の営業線仕様の第1世代車両(0系)を表す。先頭は現在の先頭車をベースにより滑らかな形状とし、先頭長はこれまでの試験結果を踏まえて15メートルに縮めた。車体は角形の断面を採用して居住性を高め、新幹線N700系と同様、乗客の頭上の空間と荷棚収納スペースを拡大する。
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