特装車両部門のマツダE&Tが開発、生産。 思わず見とれるBピラー以降の造形美! 「小粋で魅力的なデザインのレトロスポーツクーペ」を開発コンセプトとし、量産車にはない個性と自由な表現を持ったクルマが2003年10月に登場したロードスタークーペだ。 その開発と生産に深く関わったのが、少量生産技術についてのノウハウとスキルを持つ“マツダE&T”。ロードスタークーペの生産プロセスは、まずマツダの量産ラインに流れるプラットフォームと、サイドシルアッセンブリーなどの流用部品を生産工程の途中から抜き取って“マツダE&T”に搬入。 そこで、量産車と同じスチール材を使い、マツダ試作部が新規に製作したルーフやリヤクォーター(アウター&インナー)、リヤバルクヘッド、トランクなどの各パネルを溶接して車体をコンプリートする。その後、車体工場へと戻され、通常の車両と同じように塗装、組み立ての工程を経て完成をみる。 た