滝の流れだけではなく、水面にも注目してみましょう。1/2秒ではさざ波が立っている水面も、2秒だと静かに澄んだような水面になっています。 また、ここではシャッター速度によって変わってしまう明るさを均一にするために、ISO感度を変えて撮っています。 実際に撮影すると実感できますが、シャッター速度を変えると、カメラに取り込む光の量が変わるので、写真の明るさが変わります。シャッターを長時間開けている遅いシャッター速度は、光が多く取り込まれるので明るい写真になり、速いシャッター速度は、取り込む光の量が少ないので暗い写真になります。 イメージ通りの明るさにするためには、ISO感度や絞りで調節する、もしくはNDフィルターを使用しましょう。この滝のシーンでは、最低ISO感度にしてもシャッター速度を遅くすると明るくなりすぎてしまうので、可変式のNDフィルターを使用しています。 ライトアート シャッター速度: