国民生活センターは13日、インターネット通販で購入した中国製とみられるクリームで重い皮膚障害を負うケースが4件あったと発表した。センターは商品名を公表し、使用や購入をしないよう注意喚起した。 このクリームは、ほくろやしみ、いぼなどが取れるとうたった「点痣膏(てんしこう)」。全国の消費生活センターなどに5件の相談があり、このうち4件で皮膚障害があった。 70代の女性は、額のほくろにつけたところ赤く腫れ、皮膚の色が変わり潰瘍ができた。別のケースでは、塗ると焼けるような痛みを感じて皮膚科を受診したところ、治療に1年以上かかると言われたという。